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マイクのEQ調整について

最近、ベリンガーのエフェクト付きミキサーを購入しましてX1204USBという機種です。
そこには、マイクの設定でHIGH、MID、LOWのEQがついています。昔、LOWは最低値までさげて、
HIGHは最高値まであげると良いと教わったのですが、このミキサーでそれをすると、
リップノイズがあまりにも酷いので、その設定はつかえません。

このEQはどのような使い方が基本的なものなのでしょうか。
自分の声質にあわせるものなのでしょうか。
歌う曲にあわせるものなのでしょうか。
機会の方の設定はまったく疎いのでよろしくお願いします。
ちなみに私の声質は高く軽めです。

A 回答 (3件)

>マイクの設定でHIGH、MID、LOWのEQがついています。

昔、LOWは最低値までさげて、HIGHは最高値まであげると良いと教わったのですが

まず、通常そういう設定はありえません。
HIGHが最高値なんて話は聞いたことありません。
Lowをカットするのには良い面がありますが、極端に最低値というのはいかがかなと思います。

ミキサーによって違いますし、機種によってはその中心周波数や大域幅を可変できるのですが、概ね3BANDくらいのEQがついてる場合はLOWが200Hz以下 MIDが200Hz~4Khz程度、Hiが4Khz付近以上をカバーしてると思います。
この内人間の声の明瞭度に大切な周波数は200Hz~4Khz です。(雰囲気を伝える成分はさらに広い帯域に広がってます。)

スピーチ系の明瞭度を求める場合は LOWを下げ気味にして わずかにHiを下げる程度が良いです。
ボーカルなどで雰囲気のある声質を求める場合は、スピーチ系の設定で下げたLOWを戻して調整して、Hiは不要不要なノイズが目立たなければフラットにしてみます。(全域フラットが基本)

曲に合わせるか?声にあわせるか?ということについては、どちらも正解であり間違ってるとも言えます。
声というソースをどう表現したいか? あなたの望むように設定してみてください。
それは曲にあわせるという事になるかもですし、声にあわせるという事になるかもです。

求めるモノがわからない場合はあえてフラットでいきましょう。

リップノイズはマイクのセッティングなどでもかなり防ぐ事ができます。
マイクとの距離をとったり、マイクの指向性の正面(マイクの正面)をあえて口元から外すなども有効です。


EQライザーを使用するときは欲しい音域を上げるのではなく他の音域を下げるという方向で操作する癖をつけると良いですよ。そうすると他の音とミックスする時もバランスを取りやすくなりますし、不意の過大入力によるレベルオーバーを防ぐ事にもなります。
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この回答へのお礼

迅速且つ丁寧なご説明ありがとうございます。

HIGHが12KHZ、MIDが2.5KHZ、LOWが80HZでそれぞれ±15のつまみがありました。
少しずつ調整して試してみたいと思います。
リップノイズについても、マイクの指向性まで考えていませんでした。いろんなサイトを見て、
ポップガードの購入とか、いったんは考えてましたが、発声の技術面をもっと磨けば、
何とかなるのではないかと、購入は見送っていました。

またレベルオーバーも、今タイムリーな問題になっていました。EQを+側にしていて、それがレベルオーバーに繋がっていたようです。曲と声の音量としてのバランスはいつも気にしていたので、レベルオーバーしたときのノイズがあるのが腑に落ちなかったんです。

おおざっぱな質問でしたのに、ここまで解決して頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/10 19:41

お礼ありがとうございました。

 気持ちよく補足させて頂きます。

>HIGHが12KHZ、MIDが2.5KHZ、LOWが80HZでそれぞれ±15のつまみがありました。

それぞれの周波数がピンポイントで可変できるわけではなく表示された周波数を中心に幅を持って可変する筈です。  ±15 というのは 可変幅が ±15db ということです。
15db(デジベル)という音量の変化がどれほど大きいかはレベルメーターを見ながらフェーダーを操作してみるとわかると思います。(大変大きな差です) 
これを最大値にするなんて音のバランスを目茶苦茶にするようなモノです。

マイクの位置や向きを工夫してリップノイズやポップノイズを防ぐ場合、それによって収録される声の質の変化に気付かれると思います。そこで変化した声を元の音に近づけるというのもEQの使い方です。

質問とは直接関係ありませんが、プロと素人さんの声をミキサーのモニターで聞いていて一番感じる事は、プロの方の声量の大きさです。マイクから多少離れても問題ないレベルで入ってきます。
声量を上げる事でマイクから距離取れたり、近接してたとしてもSN比(歌声とノイズ[リップノイズ等]の比率)が向上してノイズが目立たなくなるという事もあります。

レベルオーバーにならない適正レベルを決める場合、マイクに向かって「ワン・ツー」(ツーに力を入れて)発声して「ツー」の部分を音量のピークとしてフェーダーやトリムで調整することも併せてお奨めします。

それでは、ステキなお声のミキシングができますように・・・。
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この回答へのお礼

再度レスありがとうございます。

PCで収録しているのですが、レベルオーバー時によくでる割れたノイズが
はいったのでUSBの電気信号がノイズになったのかと思っていました。
そうかと思えば、リップノイズが入ったりで、最近は楽しく歌えていませんでした。
あれがいけないんじゃないか、これがいけないんじゃないか、なんて空回り
がずっと続いて歌にも集中できませんでした。
そんな中で収録していたので、ノイズ以前に歌自体が、もう自分で
聞いていられないくらい最悪な出来映えでした。

しかし、前レスをいただいて、さっそく試したら、収録の出来映えのレベルが
格段に良くなりましたし、おかげでメンタル的にも楽になりました。
こういう機器に疎い私にも、光明が差してきた感じです。
大変助かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/11 10:04

BEHRINGER XENYXシリーズユーザーです。



既に良答が出ている所ですが、使うマイクにもよりますけど、XENYXシリーズは同クラスの他社製品と比べて、かなり「音は固め」です。
それを見越して、普通の機種ではHIGHはもうちょっと下の8~10KHzあたりをコントロールするべきところが、12KHzというどっちかというと「声の空気感」の領域の高い音域をコントロールするようにしてある…とも言えるくらいです。

なので、既に良答が出ているとおり、この機種は本来的にはEQはオールフラットで、まぁそれ相応の声で録れないと、歌い方かマイクのセッティングに改善点がアリアリ…と考えるべきですね。

>昔、LOWは最低値までさげて、HIGHは最高値まであげると良いと教わったのですが、

大昔は、それくらいでようやくちょうど良いという機器もあるにはありましたが、少なくとも20年以上前(おおかた30年前くらい)のアマチュア向け機器の話で、現代のこのクラスの機器では、まずはオールフラットで相応の音質にならないと、何かがおかしいと見るべきです。
そこんとこは、時代が変わって抜本的な機器の性能が上がってる…という話になりますね。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

使用しているマイクは、ベリンガーのULTRAVOICE XM8500です。値段の割に高性能ということを聞い
て、使ってみたら、近所の電気屋さんで売ってる5~6千円のマイクより遙かに良かった。
エフェクトは今までZOOMシリーズを使っていましたが、ご臨終になってしまったので、
同じ機種を買おうとしたら、完売で後継機種も出ていないということで、今使用している
ミキサーを購入しました。この手の機種はまったく使ったことがなかったので、
RCA出力から音が出ないなど、ちょっとトラブっていて購入先に質問攻めをしていました。

>昔、LOWは最低値までさげて、HIGHは最高値まであげると良いと教わったのですが、

お察しの通りです。私にアドバイスをしてくださった方は50代後半のかたでしたし、
六年ほど前に、私が歌に興味を持ちだした時に使用していた、エフェクターもかなり
中古の年代ものでした。HIGHとLOWしか無かったと思います。

お礼日時:2010/05/11 01:08

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