アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

皮膚科クリニックの看護師さんに質問です。レーザー脱毛・ケミカルピーリング施行業務について。
皮膚科のクリニックで看護師をしています。当クリニックで新しく医療レーザーによる脱毛とサリチル酸ピーリングを始めることになりました。
私はレーザー脱毛もケミカルピーリングも受けた事がないので、どのような体制で他のクリニックで行われているのか想像がつきません。また、美容系の事は患者さんから訴えられたりしないのかとても心配です。
院長はいまいちその辺の危機意識が薄いようだし。
脱毛レーザーとケミカルピーリングは施行前後に診察を受けて、医師から説明もされますが実際に患者さんに施行するのは私たち看護師がやる予定です(どこも一緒ですよね)。
そこで、他のクリニックではどうしているのかいくつか知りたい事があります。

(1)レーザー手当とか、ピーリングの手当などはありますか?(あるとしたら、看護職員全員の給料に手当として支給されているのか?件数制で支給されているのか?)
(2)患者さんとトラブルになったときには全面的に守ってもらうなどの契約を雇い主側と交わしますか?(交わす場合は手当はでないのか?交わしても手当は支給されるのか?)
(3)実際患者さんとトラブルになる事はありますか?
(4)患者さんに施行前に同意書をいただいていますか?
(5)正社員もパートも同じように施行していますか?

ごちゃごちゃとかきましたが、要するにトラブルにならず免許を守りたい。
その方策として他院で行っている事が知りたいです。

その他、どんな事でもいいので教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

看護師でなくすみません、美容に携わる医師です。


まず、医療用脱毛レーザーは、本来は医師がおこなわなくてはなりません。
看護師がおこなうことはグレーゾーンです。ですから、脱毛レーザーは必ず医師がおこなうクリニックもあります。
とはいえ、実際には看護師がおこなうことが多く、顔の脱毛だけは医師がおこなう、というところもあります。
ですが、基本的に医師がおこなわなくてはならない、ということは理解しておいたほうがいいです。
看護師がおこなっても問題ないかどうか、地元の保健所に確認しておいてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私のクリニックでは、レーザー系はすべて医師がおこなっています。

ということを前提にして、
1:手当についてですが、これはクリニックによってさまざまです。件数ごとに加算されているところもあれば、特別勤務手当てのように一律に加算されているところもあります。
もちろん、そんな手当などついていないところもあり、多くのクリニックでは手当てがありません。
手当てをつけると、患者の取り合い、他の手当のつかない業務の押し付け合いなどが起こることも考えられ、私のクリニックでは手当てをつけていません(レーザーは医師がやっているので、ピーリングに関して)。

2:患者とトラブルになって時は、使用者責任というものがありますから、雇い主も責任を取らなければなりません。ただし、施術した本人にも責任がかかります。当然です。実際に施術している以上、トラブルを起こしたら責任を回避することはできません。これは採血や注射とかでも同じです。
どの仕事でも同じです。自分が何かトラブルを起こしたのに、責任は雇い主にある、なんて理屈は通用しません。

3:ピーリングも脱毛も、医師がちゃんと患者さんの状態を理解し、脱毛やピーリングに詳しく、はっきりとした指示を出してくれるのであれば、ほとんどトラブルが起きることはありません。
一番怖いのは、よくピーリングや脱毛のことを知りもしないのに導入してしまい、業者に言われるまま(教科書に書いてある通り)になんとなくやってしまうことです。とくに、医療脱毛は出力が強く、脱毛効果を上げようとするとやけどを起こすし、やけどを怖がると充分な効果が出ません。
パワーの設定は、かなり重要です。施術をする看護師さんも、脱毛レーザーを当てるときの注意点をよく理解して、肌を観察しながら当てていかなければなりません。
ちゃんとそこらへんについて、教育受けましたか?

4:同意書をもらうのは当然です。業者に言えば、雛形をくれますので、自分のクリニック用に変えて使用しましょう。

5:それはクリニックによって違います。通常は、パートとか正社員とかでは区別しません。


という感じですが、トラブルを起こさないためには、医師がしっかりと治療方法を理解し、はっきりとした指示を出してくれるかどうかにかかっています。
経験が豊富な看護師であれば、医師の指示が的確かどうか分かりますし、ある程度自分でも判断できますが、未経験の看護師さんが施術する場合は、医師の指示が重要な鍵を握ります。

医師がしっかりしていても、看護師の技術が未熟なためにトラブルを起こすことがあります。これは雇い主云々ではなく、その人のミスですから(雇い主にも責任はあります)、やり手側もしっかりとした技術を習得する訓練を怠らないようにしなければなりません。

これらの施術で患者とトラブルが起きても看護師免許に影響はありませんが、医療レーザーを看護師がおこなってもよいかどうかだけは、保健所に確認しておきましょう。これは免許に影響します。
レーザー脱毛やピーリングなどをやりたくないといってやらない看護師もいますし、職場を変える人もいます。

長くまとまりがなくなりましたが、参考になればさいわいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。
当院は今まで美容系の常務は行っていなかったので、先生がどこまで知識があるのか分かりません。
おっしゃる通りで、業者に言われるがまま、鵜呑みにしている感があります。。。

まだレーザーの機械が届いていないので練習はしていません。業者の講習を受け看護師同士で練習をするようには言われていますが。

そうですね、自分の身を守るためには正しい知識と技術を身につけることがまずは重要ということですね。
その辺のことを院長に確認してみます。あと保健所にも看護師の使用について確認してみます。

今まで美容系は一切ノータッチのクリニックだったので不安でしたが、アドバイスいただき方向性が見えてきた様に思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/10 20:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!