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岡田茂吉という人が考え出した「自然農法」では、連作障害は肥料を与えるからおこるもので、土に肥料分がなければ、連作することにより逆にその作物を育てる力が増していくとなっていますが、実際にこれを試された人はいますか。

A 回答 (1件)

 最近の研究で、連作障害のおもな原因が土壌病害虫であって、肥料の問題ではないことが明らかになっていますよね。

また、根からの生育阻害物質の分泌などが原因している場合もあります。
 
 これらに対して強い作物もあり、毎年同じ場所に栽培してもよく生育します。具体的には、サツマイモ・カボチャ・コマツナ・ラッキョウ・タマネギ・フキなどです。

 また、連作すると障害の出やすい野菜としては、 エンドウ・スイカ・メロン・ナス・トマト・キュウリ・ソラマメ・サトイモ・ゴボウ・クワイ・ハナヤサイ・ハクサイなどが有名です。

 岡田茂吉の自然農法は、戦前に提唱されたもので、「農薬や過剰な肥料を与えないことで、土そのものが健康になり、土の中の微生物は活発に働き、作物の残さや少量の有機物により、土の偉力が発揮され、生命力あふれる作物が育つ」という主張ですよね。

 それはそれで、正しい面もあるのですが、土壌病害虫や生育阻害物質のことまでは分かっていない時代でしたから、最新の研究と自然農法との融合を図った農業を進めていく必要があると思います。

 なお、参考URLに岡田茂吉の自然農法を実践している農家が紹介してあります。

参考URL:http://www.zuiun.co.jp/okada/
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この回答へのお礼

さっそく回答いただきありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2003/07/22 20:55

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