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Be動詞と第一、第二文型

端的に質問すると、
(1)I am from Tokyo.
(2)I am in Tokyo.
は、それぞれどちらの文型でしょうか、ということです。

中学生の息子に文法を教えているのですが、私は(1)はamは不完全自動詞、from Tokyoを補語(=形容詞句)と見て第二、(2)ではamは「存在する」の意の完全自動詞、in Tokyoを副詞句と見て第一と考えていましたが、子供にはbe動詞の前後を=関係で考えられるかどうかが第一(第三)文型と第二文型を見分けるポイントと説明したこともあり、I=from Tokyoと考えるならI=in Tokyoでいいんじゃない?どちらも第二じゃない?と捩じ込まれています。The man from Tokyo...、The man in Tokyoの例を考えると、どちらも形容詞句であるよね?という質問もあり、ちょっとわからなくなっています。語の形を見ても区別付きにくいですし。

ご存知の方教えてください。

A 回答 (10件)

古くから日本では第一文型と考えられてきたのにはいくつかの理由があると思います。



英語でも古い用法だとされながらも英英辞典に載っている
God is.(exist)

There is ~を説明する必要があること。

場所が補語のはずがない,人間と場所が=?
場所は副詞であり,副詞は修飾語という考えが根強い。

God is. は古く例外として,
be 動詞の後には必ず何か語がくるはずで,
be 動詞は主語とそれを結び付ける。
一律こう考えると楽です。

三省堂の中学校の教科書 NEW CROWN には次のように出ています。
中学1年生の教科書です。

is, am, are のはたらき

Eri is happy. 絵里はしあわせ(な状態)です。

Eri is a teacher. 絵里は先生(の状態)です。

Eri is running. 絵里は走っているところ(の状態)です。

Eri is on her bed. 絵里はベッドの上に(いる状態)です。

「全部がどんな状態にあるかを表しているね」
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日本の通説では「~がある」の意味で第一文型になっています。


英米でもどちらの考えもあり,日本でも一部に第二文型と考える人がいます。
私は前者が(少なくとも日本で)通説だと認めた上で,後者を支持しているだけです。

大修館の「英語語法大辞典」に以下の記述があります。
(以前,別の質問で「研究社」と誤って紹介してしまいました。
あらためて両出版社の方にお詫びいたします)

同じオックスフォード社の辞典でも三者三様。
POD
1 exist:God is. のパターンと There is ~
2 名詞・形容詞・副詞を伴って(いわゆる copula 連結動詞として)
 It is at the door. と場所を表す語も含まれています。

COD
1 exist:God is. There is ~に加え,It is in the garden. も含めています。
2 名詞・形容詞を伴って copula として

OED はこの中間にあたるようです。

宮田幸一氏の「英語教育」誌上での意見
「The book is on the desk. の is は copula で the book という主語と
on the book という補語を結びつける役割をするものである。
存在の意味は on the desk という言い方,ないしは on という前置詞によって
十分表現しうるものであって,is を待って初めて表現されるものではない」

今回のことがあってこの項目を見てみましたが,私が普段から感じているのは
まさしくこの宮田氏の考えと同じです。

http://www.oxforddictionaries.com/view/entry/m_e …

こちらの Oxford の辞書ではさらに細かく分けているようです。
上の OED はこれに近いものと思われます。

http://www.collinslanguage.com/results.aspx?cont …

コウビルドでは There is ~まで LINK-VERB にしています。
私もこの考えです。

どちらの説もあることをご理解された方がいいと思います。
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>一方、「I am from Tokyo.」の「from Tokyo」は「場所」というよりも「特徴(性質)」を表すと考えられますので、「SVC」と判断します。




 例えば、下記のような例は「場所を表す副詞句」ではなくて「特徴を表す形容詞句」だと考えられます。


(1) He is in good healthy.
(2) This book is of no importance.
(3) She was out of control.

 「特徴を表す形容詞句」の中の多くは「他の形容詞」に書き換えることができます。「in good health」は「(very) healthy」に、「of no importance」は「(not) important」に、「out of control」は「uncontrollable」に書き換えても大きな違いは生じません。

 お尋ねの英文の「from Tokyo」のように「他の形容詞」に書き換えることができないものもありますが、その「~出身で(ある)」という意味を考えるとやはり「場所を表す副詞」ではなく「特徴を表す形容詞」の働きをしていると考えた方が良いでしょう。

 一方、「I am in Tokyo.」の「in Tokyo」は「here(またはthere)」という「場所を表す副詞」に置きかえることが可能です。

 それに対して「I am from Tokyo.」の「from Tokyo」は「here(またはthere)」に置きかえることはできません。「I am here./I am there.」では全く異なる意味になってしうからです。このことからも「from Tokyo」が「場所を表す副詞句」ではないということが分かります。

 これらの違いはすべて、「be動詞」が「形容詞句(または名詞句)を伴って、2つのものを=で結びつける働き(訳:~は・・・です。)」と「場所を表す副詞句を伴って、存在を表す働き(訳:~は・・・にある/いる。)」という別の2つの働きを持っていることから生じているわけです。

 ご参考になれば・・・。
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>同時に、項目4によると「Used as a copula in such senses as:」という書き出しでいくつかの例文(The human being is a primate.など)が紹介されています。



 項目4ではなくて項目5でした。

 なお、このような英文については日本の辞書にも説明が出ています。例えば「ジーニアス英和辞典」では「be」を調べれば、下記のような説明が見つかります。

2.【存在を示す】(SVM):Mは場所を表す副詞(句)・・・(人・物が)いる、ある。
   The radio is in my room.

 一方、「I am from Tokyo.」の「from Tokyo」は「場所」というよりも「特徴(性質)」を表すと考えられますので、「SVC」と判断します。

 ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

一連の書き込み大変ありがとうございます。

おっしゃられている、性質を叙述するbeと存在を表すbeの違いは承知しており、それは疑問の出発点でした。ただ、それだけで説明がうまくいかないケースも多いので悩み始めていました。

I am from Tokyo.にしても意味的にはI come from Tokyo.とほとんど同じケースが多く、学校文法では前者は補語、後者は副詞句と取るのでしょうが、そう説明されても、形も意味もほとんど同じものを違うものとして説明することとなって、とてもわかりにくい、という問題意識もありました。

別のところに書きましたが、英米の文法説明でもcomplementの扱いは揺れ動いているようで、S=Cの場合complementと取るという伝統的学校文法的な説明は少なく、I put a book on the table.の場合でもI put a bookだけでは意味的に不完全なので、意味を補うon the tableが必要で、それはcomplementだという説明もあるようです。

どうも、深入りは難しいのかなと思い始めています。

お礼日時:2010/08/06 11:20

>後者で用いられる「be動詞」は「exist」や「live」という一般動詞と同じような働きをしていると考えると理解しやすいかもしれません。



 「exist」や「live」という語を引き合いに出したのは「書き換えることができる」という意味ではなく「一般動詞と同じような働き(2つのものを=の関係で結ぶのではなく副詞句を伴う働き)をする」という意味合いであることは文脈からお分かりになるでしょう。

 
>一つは「2つのものが=の関係で結ばれている」という意味、もう一つは「何かが~に存在する」という意味です。

 下記のリンク先の辞書の項目2によると、後者の「何かが~に存在する」という場合には「(to) occupy a specified position」と書き換えることができることが分かります。例文としては「The food is on the table.」が挙げられています。

http://www.thefreedictionary.com/be

 同時に、項目4によると「Used as a copula in such senses as:」という書き出しでいくつかの例文(The human being is a primate.など)が紹介されています。

 ここで用いられている「copula」という用語は「連結詞」という意味で「AとBが=でつながっている」という場合に用いられることを示しています。

 このこと(項目2と項目4のようにわざわざ区別して説明されていること)からも、「何かが(~に)ある」という意味の「be動詞」と「連結詞」として用いられる「be動詞」とでは使われ方が異なっているということがお分かりになるでしょう。

 また、下記の辞書の項目3を見れば、前者の意味を表す「be動詞」には「副詞句」が伴うことが明示されています。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=be&st …

 お尋ねの(2)の英文(I am in Tokyo.)は「SV(M=副詞句)」であることは明らかだと思います。

 文型(または文法)の話になると、どうしてもこのような深い内容になってしまいます。やはり、中学生にとっては、「be動詞」にはいくつかの意味があり、そのことが文型の解釈にまで影響を与えているのだということが分かれば十分だと思います。

 ご参考になれば・・・。



 

 
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be 動詞に「存在する」という意味があるのは事実です。


この exist の意味になるのは
God is. のように,あとに修飾語(付加語でも何でもいいです)が来ない,
完全自動詞の場合,かつ文語的な用法です。

この用法を後に場所を表す語がくる場合まで持ち込んだのが日本のやり方だったのだと思います。

実際,コウビルド英英辞典を見ると,
be = exist となっているのは
God is. のようなパターンだけです。
他の用法はすべて v-link すなわち,主語と補語を結びつけるものです。

There is ~の場合も,there という語がるから「ある」の意味が出る。
付加語などというのなら,補語で不可欠でいいのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私もいろいろ調べているのですが、英米でも補語というものの解釈は最近特に揺れ動いているようですね。
伝統的なSVC、S=Cという説明はむしろ少数で、補語(complement)の定義を、それがないと文が成り立たない、不完全であるという部分、として

He puts a book on the table.
のような場合も、He puts a bookという文は「どこに」がない限り完結しておらず、on the tableはcomplementだという説もあるようです。

やはりこの部分は過度にこだわっても無理なように思い始めています。

お礼日時:2010/08/06 11:09

 文型(または文法)の正しい理解は非ネイティブが外国語を学ぶときには役に立つものです。



 無理やりに押し付けようとしたりと迷路に押しやってしまう可能性もありますが、疑問を抱いている子供さんはそれだけ理解力に余裕があるということでしょうから、できるだけ誠実に答えてやると良いと思います。

 さて本題です。「be動詞」には2つの意味があることを伝えてはいかがでしょう。一つは「2つのものが=の関係で結ばれている」という意味、もう一つは「何かが~に存在する」という意味です。

 前者が「SVC」、後者が「SV(M)」という文型で表されます。後者で用いられる「be動詞」は「exist」や「live」という一般動詞と同じような働きをしていると考えると理解しやすいかもしれません。

 すなわち、(2)の英文の中の「am」は「I」と「in Tokyo」を「=の関係」で結びつけているのではなく、「私」が「(存在して)いる」という意味を表している考えると良いでしょう。この場合「in Tokyo」は「am」にかかる「M(修飾語)」の働きをしていることになります。

 なお、ついでながら、さらに正確な理解のために補足をしておきます。(子供さんへ教える必要はありません。)

 「M(修飾語)」とは、その英文から省略しても残った部分の意味が通るものです。例えば「I studied in my room.」の「in my room」を省略しても「I studied.」という英文は理解が可能です。この英文の文型は「SV(M)」と言って良いことになります。

 しかし、(2)の英文において「in Tokyo」がない場合には「I am.」となって理解が不可能な英文になってしまいます。このように一見「M(修飾語)」のように見えても実はその英文にとってなくてはならないものを「A(付加語)」と呼んだ方が良いという人もいます。

 この「A(付加語)」は「S(主語)」や「V(動詞)」などと同じように「文の要素」になりますので、この考えにしたがえば、お尋ねの(2)の英文は「SVA」という文型になります。

 ただし、このような分析は、理解力の高い高校生や英語を専攻する大学生であれば意味があるのでしょうが、中学生であればかえって負担になってしまう可能性もあります。ことほど左様に、英文の理解と言うものは大変奥が深くて考えだせばきりがなくなってしまいます。

 文型(または文法)というものは外国語を学ぶ初学者にとっては必要なものだと思いますが、どこまで踏み込むかということは大変難しい問題です。

 結局は、教える側が学習者の理解力や好奇心の程度を把握しながら臨機応変に考えてやることが必要ではないかと思います。

 今回の問題については、お尋ねの(1)は「SVC」、(2)は「SV(M)」という文型であること、そしてその理由としては「be動詞」には2つの異なった意味があるのだ、ということを伝えてみてはいかがでしょうか。

 これくらいの知識を知ることは好奇心旺盛な貴兄の子供さんにとっては有益なことではないかと思います。

 ご参考になれば・・・。
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回答ではないんですが、



>そこで子供が疑問を持った際、そんなことはどうでもいいよ、と言ってしまっては、白けさせてしまうと思っています。

これは子供によりますし、教え方次第だとも思います。
(私は「覚えなくてもいいよ」と言われるほうがホッとします。白けません)

英語を使うためには必ずしも覚えなくてもいいけど知りたいのなら説明するね、ということで説明するなら良いと思いますし、ご本人が嫌だと思っていないなら構わないと思いますが、世の中には「英語が出来るようになるには5文型を覚えなければいけないのだ」と思い込み、結果的に英語嫌いになる人もいると思います。

どうか子供によって教え方を変えてあげてください。
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この回答へのお礼

それはおっしゃる通りですね。当方の場合、小生に似たのか、理屈っぽい子供で、理屈で納得できることはしたいというタイプ。答えるまでしつこく聞いてくるので、こういう対応をしています。短期ホームステイなんかにも参加しているので、会話と文法の関係、必ずしも覚えなくてもいいということはわかっているのだろうと思いますが。

お礼日時:2010/08/05 17:02

be 動詞の後に形容詞や名詞がきて「~である(中学校的には「です」)」の場合は第二文型。


be 動詞の後に場所を表す副詞や前置詞句がきたら「~がある、いる」の意味で第一文型。

一般的にはこのように理解されています。
そして、動詞の後に前置詞句がきたら、副詞で修飾語であり、補語ではないというのが学校文法です。
しかし、実際には from ~「~出身」の他、in good health「健康だ」、against ~「~に反対」
のように、前置詞でも形容詞的に補語であると考えることができます。

それでも、on the desk, in Tokyo のような場所を表す場合、やはり「~がある、いる」の意味で第一文型というのが通説でしょう。
しかし、「ある」という存在の意味は前置詞に含ませ、be 動詞の方は「~である」という主語と=にして結びつけるという考えも十分可能です。
私としてもこちらの意見に賛成です。
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この回答へのお礼

さっそくありがとうございます。難しいですね。私ももうちょっと考えてみます。

お礼日時:2010/08/05 15:36

中学生の英語の勉強とは、こういうことを教えているのですか?驚きです。



英語を理解する(読めるようになる・話せるようになる)にはどっちの型かなんて覚える必要性を感じませんがね……
英語学者になりたいなら別ですけど……。
英語で普通にコミュニケーションをとれる人のいったい何人がこれを正確に答えられるのやら。

それにしても中学という、英語の入り口でこんなことを覚えなくてはいけないというのが、日本人の英語嫌いにつながるのですね。
試験に必要だからしょうがないのよ、ということならお気の毒というしかありません。
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございました。
おっしゃられる趣旨は良くわかります。

これを教えて覚えさせるというのは確かにtoo muchですね。ただ、どんな学校でも5文型というのは教えていて、文型以外の文法もそれなりに大事だと言っているわけですね。そこで子供が疑問を持った際、そんなことはどうでもいいよ、と言ってしまっては、白けさせてしまうと思っています。小生自身塾講師をした際の経験から言っています。だから、できるだけの説明はしてやりたいんですよね。繰り返しになりますが「覚える」必要はないと思います、というか、ありません。しかし疑問には答えたい、そんな質問しても英語ができるようにはならないよ、といってしまった失敗は繰り返したくないと思っているということなんです。

ネイティブの友人とも文法の必要性有無については時々話しますが、やはり一定の文法は必要という意見。彼は、日本人の英語は発音XX,文法OOで、正直発音はたいして良くならないのでは、でも文法が正確だと推測で聞き取りやすいと言っています。正確な文法にはそういう効用もあると思っております。

マーフィーあたりの「会話のための文法」的な本にもかなり詳しい文法知識は問われていますし。

お礼日時:2010/08/05 15:59

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