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なぜ安全保障条約は日米同盟と呼ばれるようになった?

日米同盟は、以前は安全保障条約と呼ばれていたと思います。
なぜ呼び方が変わったのでしょうか?

A 回答 (5件)

誰がそう呼んでいるの?


もし、マスコミならば、そうアピールしたいだけでしょう?
条文に関しては、何の変更もありません。

まあ、現政権にそんな事を期待する方がおかしいですが、
改悪させるのは得意技なので、今後が怖いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
m(_ _)m

お礼日時:2010/08/14 10:51

安全保障条約は日米同盟と呼ばれる・・・僕は初耳です。



「安全保障条約」は、国家間で安全を保証する条約の事ですので、別に日米を特定する物ではありません。
(NATO=北大西洋条約のように、複数の国家で形成される場合もあります)

日米で(現在)締結されている安全保障条約は、所謂「日米安保条約」と呼ばれている物になります。
(正式名称は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」です)

安全保障条約は、その性質上、軍事同盟としての意味合いが強い訳ですので、日米安保が日米同盟の機軸になっている事は間違い無いですが、呼び方としてイコールの関係には成り得ません。
(日米は同盟関係にあり、両国の安全保障を日米安保条約によって行っている、と言う事です)

この回答への補足

「日米同盟」と「日米安全保障条約」は、関係はあるが、イコールではないのですね。

補足日時:2010/08/14 10:58
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
m(_ _)m

お礼日時:2010/08/14 10:52

事実上、日米は同盟関係にあるし、それを象徴するのが日米安全保障条約です。

だから、どちらの言い方をしても一般的な意味としてはOK。
それにマスコミ側に立った時、

日米安全保障条約→8文字、わかりにくい

日米同盟→4文字、わかりやすい

というのもあるかと…
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
m(_ _)m

お礼日時:2010/08/14 10:52

日本とアメリカは、一面において利害が一致する為、共調する関係にある


この関係を強調(誇張)し「同盟関係」と呼んで、意識付けやPRを行っていると言うコト
ただアメリカ・日本とも優劣や一方的方向性の有る関係だと認めたくないので、
ワザワザ「同盟」と称して、対等を印象付けたいという思惑もあります

安全保障条約は、その同盟関係の根本であり、同盟関係にある事を証明する1条約で有るというコト
同義ではありません。

同盟といっても軍事面の同盟、経済面の同盟、など同盟関係は多面的に存在するからです

また同盟関係は、普通、不励行に裏切や翻意されたら堪りませんので、
固い約束をして、その証拠(文書や人質など)を残します。
少なくとも、軍事面での同盟関係の証拠として、国家間で最優先とされる条約の批准を挙げているわけです
批准された条約は、通常、国内法の効力を上回ります
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
m(_ _)m

お礼日時:2010/08/14 10:52

曖昧さを除こうとするならば、まず『同盟』ってなんじゃい?


ということになるかと思います。さくっと辞書を引いてみると・・・・

『個人・団体または国家などが、互いに共通の目的を達成するために
同一の行動をとることを約束すること。また、それによって成立した関係』

ですよね。

次に、安全保障条約(日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力
及び安全保障条約)の条文をチェックしてみましょう。
日本国の外務省サイトより条文は以下です。



http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoya …


・・・というわけで、安保条約は武力行使以外の協力も定めています。
安全保障(武力行使への対抗策)だけじゃないんです。


条約に限らず、およそ法律というものは、前文にその大元の理念を書いて、
その実現の為の方法を列挙していくスタイルをとっています。
というわけで、安全保障条約が目指すところは

『平和及び友好の関係を強化』
『民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配を擁護』
『経済的安定及び福祉の条件を助長』
『国際連合憲章の目的及び原則に対する信念を再確認』

国連憲章~は解りづらいかと思いますので補足しますと、国連憲章の前文に
もう将来の世代に戦争を引き継ぐのは辞めようぜーってことが
書いてあります。その方法として条文に、戦争回避の努力をしつつ、
"ならず者"に対しては断固とした処置を講じることを明記しているんです。
もちろんこれは前大戦の拡大の経過を教訓にしています。
国連憲章の理念は、『個別的・集団的自衛の確認』や『極東の平和安全に
共通の関心を有する』ことにも繋がっているわけです。
平和を守るというその一点において、日米は『同じ目的』を
持っているという宣言なんです。


次にその実現の為の方法である条文をチェックすると、
他の平和愛好国と協同して、国連を強化するとか、
経済的に協力するとか、大枠ではありますが平和維持の為の武力と
生活の為の経済において『同じ行動』を取ることを約束しています。




我々は『同じ目的』の為に『同じ行動』をとる約束を『同盟』と呼んでいる
のですから、いわゆる安保条約はまごうことなき『同盟』であるわけです。

この条約は平和の維持・経済の安定・個人の自由と法の支配を理念に掲げ、
そして、現在、日本・アメリカは他の平和愛好国と共に安全保障条約以外の
条約を多数結んでいます。これは安保に書かれた
『同盟(平和という同じ目的・安定を目指すという同じ行動)』、
その理念に沿っているんです。もちろんこれは、日米に限らず他の平和愛好国
を含めるものであって、さらに安全保障に限った話では無いんです。

この『日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約』という同盟において
武力行使という意味でのみ『安全保障条約』という略称を使うことこそが、
逆に世界が抱える問題を、矮小化してしまうのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
m(_ _)m

お礼日時:2010/08/14 10:53

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