映画のエンドロール観る派?観ない派?

こんにちは。

男女を区分して表現するときに
そのまま単に男・女とする場合と
男性・女性と”性”をつける場合がありますよね。

あの男や、その女と言えば、何かぞんざいに
表現したように聞こえますが、果たして
そういうことになるのでしょうか?

この男性や、あの女性などと”性”をつければ、逆に丁寧になるような気はしますが、果たしてそうでしょうか?

男は男、女は女そのものであり
そこにまた更に”性 (Sex)”などをつけて
区分するということは、丁寧かも知れないがむしろ、逆に現代では、性差別になるんでないかな?と思ったりしていますがこういう考え方は、可笑しいことでしょうか?

皆さんのご見解を教えてください。

A 回答 (5件)

ども~!男、want-my-pcです。

(笑) こんな例はいかがでしょう。

○渋谷の女性100人に聞きました。
×渋谷の女100人に聞きました。
―→シブヤさんの愛人か。

○男らしいヒト
×男性らしいヒト
―→近くで視ると、どうやら男性でした。

○女性週刊誌
×女週刊誌
―→週刊誌自体が女。

○年下の男の子
×年下の男性の子
―→年下の男性との間にできた子供。

……こうして見ると、結構 性差別のような気もします。言葉は生きている……だから、その時代によってなんらかの方向に傾いていて然るべきなのかも知れません。

【女性】【男性】の「性」は、nightowlさんのおっしゃる通り、エス・イー・エックス、SEXですね。おそらく外来語の訳でしょう。【自由】は福沢諭吉の、【情報】は森鴎外の翻訳であるように、文明開化のあとには沢山の新たな日本語が作られました。おそらく、その流れでしょう。(参考URLはredmapleさんの質問:「明治以後の和製漢字に付いて」)

「性」という言葉は(SEX)だけでなく、性質をあらわす言葉としても使われます。【女性】【男性】には、このニュアンスもあるのではないでしょうか。「男の性(SAGA)」は○ですが、「男性の性」だと重複しているような印象を受けます。

ですから【男性】は「男の性質を持つ」という事ではないでしょうか。「男性ホルモン」は女にもありますし、「女性ホルモン」は男も持ってます。比率の問題ですね。だから、【男ホルモン】だと、「女週刊誌」と同じく×です。

結論は【婉曲表現って事で、別にOKなのでは?】としておきます。ただし学問として、今後の日本語のあり方として問う分には、貴重な着眼点だと思います。。以上!!

 ※ 《追記》 厳密に言うと、OKwebや教えて!gooで【男】や【女】を名乗っては×ですね。
  「そのもの」ではなく、ただのIDですから。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=146324
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この回答へのお礼

諸例をあげての、ご回答ありがとうございました。
とても参考になりました☆

お礼日時:2003/07/25 22:35

こんにちは。


>男は男、女は女そのものであり
>そこにまた更に”性 (Sex)”などをつけて
>区分する
考えてみればその通りですね。「性」とは、そのものずばり「セックス」なんですから。
しかし、「おとこ」「おんな」と言うより「性」をつけた方が
「丁寧になるような気」は確かにします。
これは同音異義語の多い漢字のマジックなんですね。

この「性」は、耳当たりをよくするための婉曲用法として使われているだけで、
性差別には当たらないと私も思います。「性」がつくのは男女平等なのですから。

「日本語相談」(井上ひさし・大野晋・大岡信・丸谷才一共著、朝日新聞社、全五巻)に
まさにこのトピックが取り上げられていますので、ご一読をお勧めします(どの巻かは失念)。
今では朝日文芸文庫から著者別に「井上ひさしの日本語相談」「大野晋の~」と
分かれて出版されているようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考書籍のご紹介も合わせて、
ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/25 22:27

ちょっと考えすぎではありませんか。



時代とともに使われる言葉は決まっている訳ですが、時代が変っても完全にはなくならないので類語はどんな言葉にも、どこの国の言葉にもたくさんあります。男性中心の時代に生まれた言葉は男性優位を感じさせるのは当然です。女性中心の時代が来れば又違った表現が生まれるでしょう。今は男女平等は謳われるが用語の改善、工夫がないので混乱期にあると思います。改善を求める方は性差別ではないかというだけでなく、歴史を踏まえて新しい提案をすべきだと思います。

現在の表現は性差別の危険があると思われるならもっとも単純なオス、メスなら無難でしょう。日本語にはオスに対する言葉として、男、男性、おのこ、男子、殿御、殿方などがあり、メスに対して女、女性、おなご、女子、婦人などが使われます。男性・女性ホルモン、女性・男性美などという合成語もあります。

一般には男、女でいいわけですが慣用として男性、女性は成人に使われ、少し改まった表現に使われます。

メス、オスは動物に使われ、人間には女、男が使われますが、性差別(性を区別する)が平等でなければ新しい用語を提案すべきです。(英語のpeople,personのように)新しい用語が定着するには50~100年かかります。
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この回答へのお礼

とるにたらない質問に、ご丁寧なるご回答を
寄せて頂きまして、ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/25 22:24

こんにちは



私も#1の方がおっしゃるように、男・女と表現するよりは男性・女性とするほうが丁寧に聞こえます。
しかも男にも女にも同様に「性」という言葉を付けているので特にどちらかの性別を差別しているようには聞こえません。
(もし、男は男という言葉しか存在しないのに、女には女と女性という言葉二種類が存在している、という場合は差別にあたると思います。)

「性」がついているから、性差別というよりむしろ、表現する順番の方が性差別だと思います。
なぜ、男女なのに「女男」でないのか、なぜ男性・女性というのに「女性・男性」と言わないのか。
夫婦もそうですね、なぜ「婦夫」と言わないのか。
なぜ、というのは無論女性蔑視から来るものなのでしょうが。

直接的には関係ありませんが私は男女の差別的表現では英語の方が顕著だと思います。
「man(男)」が基本で女はwoを付けて「woman」。
「male(男)」が基本で女はfeを付けて「female」。
人間はman(男)にhuをつけて「human」、またはkindを付けて「mankind」。
女性は人間ですらないのかという怒りを女性解放運動に携わる人の文章で読んだことがあります。

>現代では、性差別になるんでないかな?と思ったりしていますがこういう考え方は、可笑しいことでしょうか?

おかしいとは思いません。
言語には根深い差別が潜みますのでそのように着目して考えていくのは大切なことだと思います。
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この回答へのお礼

こんにちは。
長文の詳細なご回答ありがとうございました。最後の一文には、とても説得力を感じました。

お礼日時:2003/07/25 22:16

答えにはならないかもしれませんが聞いてください。

男・女という言い方だと、オス・メスのように単に性別を分けている気がします。で、男性・女性という言い方だと「あそこの男性(女性)」のように、人物そのものを指している気がします。それに丁寧な気もします。

ちなみに男という語には「相対する物のうち、勢いの強い方。」という意味があるそうです。

参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

最速のご回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2003/07/25 22:10

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