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中国バブルの崩壊時期

・中国の出生率が低下。人口の減少傾向が見受けられる。
・最近中国国内で、「中国には、使用されず空室となっている不動産物件が6450万件ある」とのうわさが広まっているらしい。

バブルはいつかはじけるものですよね。中国バブルがはじけるとドバイ危機の1000倍の規模とうわさされていますが、バブル崩壊の予想時期はいつぐらいでしょうか?

A 回答 (4件)

中国は「一人っ子政策」で出生率を人為的に下げているので、日本とは事情がちがいます。


それでも、上海など都市部では少子高齢化が日本以上の速さで進行しているため、政策を修正しています。

それは置いておいて、バブルの話をしましょう。
今年の5月に中国のM2がアメリカを1兆ドル超えたという報道がされました。
アメリカの通貨供給量M2(通貨+補助貨幣+当座預金+普通預金+定期預金)が大体8兆5000億ドルくらいか。
中国のM2がこれを1兆ドル超えたということで9兆5000億ドル。
ところが両国のGDPを比べるとアメリカが15兆ドル、中国5兆ドルをちょっと超える程度。
つまり中国はGDPの約1.9倍の通貨量が市場にあるということです。
どんだけ過剰な通貨があるかということですが・・・
日本のバブル時が1.13倍であったことを考えると非常に危険な状態にあると言えます。

バブルは必ずはじけます。過去にはじけなかったバブルはありません。
中国の不動産価格はそろそろ下げに転じる周期的な時期にさしかかっています。
不動産ローンの規制を強めた途端に、取引数が昨年比80%減になったともいいます。
中国株ファンドもそろそろ手仕舞いにしたほうがいいかも知れません。

ただ、これがバブルかバブルでないのかという議論はあると思います。
中国経済がこのまま発展したら、アメリカを追い抜くという計算をする人もいます。
しかし、先ほどのM2を見ても明らかに異常です。
日本も経験しなかったほどの過剰流動性があるというのは恐ろしいことです。
中国は、主要国中で唯一中央銀行が政府から独立していない国です。
人民元を安く誘導するため、中国共産党はどんどん人民元を印刷できます。
だから、長期間にわたって人民元安にできたのですが、やっちゃあいけないことをやってきたのです。

じゃあ、いつはじけるかが問題ですが、「なんらかのきっかけ」があったときでしょう。
中国政府は高成長を維持することが政治的安定につながっていることを理解しています。
いまのところは、巧みな経済運営でしのいでいますが、成長曲線はいずれ曲がり角にかかるものです。
そうすると、そのあと急激に成長が鈍ります。
そのとき、なんらかのキッカケで矛盾が噴出すと一気にバブルがはじけるでしょう。
キッカケとは、リーマンショックみたいなものとか、ヨーロッパのどこかが破綻するとかです。
したがって、成長曲線の曲がり角が見えたときから、いつはじけても不思議でないと思います。
ただ、中国の統計というのが当てにならないのが怖いところです。
とくに地方政府の統計は粉飾でデタラメだといわれています。
ともかく、そう遠くないことだと思います。

ところで、「バブル」という言葉は、「ガリバー旅行記」の作者スイフトが言い出したもののようです。
調べてみると面白いですよ。
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 私は中国の「不動産」については、バブルが弾けると思っています。


 先月、香港に行って来ました。不動産が過熱してる様なので旅行ついでに視察も兼ねて。

 97年の返還バブルに匹敵する程の価格高騰のため行政サイドはバブル抑制策を出しています。
 具体的にはLTV60%まで下げたり完成前売却禁止とか政府の土地を放出するなどなど。

 これらの政策で間違いなく価格は下落に向かうかと。
 しかし、何処の国も流動性を供給しても価格が上がらないのに…。

 マクロ的には2番底の可能性はあるかと。中国の引締めは世界に影響が出ると思います。

 これからは、北欧の時代が来そうですね。
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中国の不動産バブルは6月に既にピークアウトしていると見られています。


6月の中国不動産価格(主要70都市)は、前月比で0.1%のマイナスに終わり、
さまざまなアナリストが中国の不動産バブルに言及するようになりました。
 
こられは既に既成事実化され、今は市場は中国経済に神経質になっています。
市場は二番底に陥る、いや大丈夫だと両陣営が主張していますが、
中国経済の減速が二番底の引き金を引くのは確実な情勢と見られます。
経済誌ブルームバーグでも何回か特集を組んでいます。

8月には中国経済と米国景気への懸念からドルと円が買われました。
しかし、米雇用統計が強い反発をみせ、リスクオンからドルが売られました。
 
ただ、9月の中国統計への懸念から再度市場が神経質になりました。
中国は不動産バブル抑制のために利上げ観測が予想されていたからです。
これに対して中国政府は9月11日の土曜日に前倒しで統計を発表します。
これは異例のことで、中国自身がマーケットへの配慮したものです。
 
これは非常に強い結果となり、市場がかなり強度の楽観的になり、
今週は大幅な全面ドル安が展開されました。
ドル円も介入前までは82円をつけ、投機筋は更に下値を模索していました。
  
ただし、中国は9月11日に「深読みすべきでない」と意味深長な発言もしています。
つまり、状況は相当に煮詰まってきたということです。
私が直近で一番注目しているのは10月4日の月曜日です。
9月は各国の期末決算などもあり、中国が配慮した形とみています。

いずれにしても年内に利上げがあり、それを合図に市場が反応するでしょう。
10月は要注意な月となりそうです。
来年の就職は今年以上に苛烈な氷河期に突入する気配が濃厚です。
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これは難しい問題ですね。


専門家でも正確に答えられる人はいないでしょう。
判れば大儲けできるんですけどね。

1、中国のバブルは本当にはじけるのか。
 これは判りません。
 ただ、中国政府のやっている経済政策は、かなり
 キチンとしていると思います。
 沿岸部はかなり発展したので、今は内陸部と、鉄道
 などのインフラに力を注いでいます。
 中国の政府首脳は、日本のバブルを充分に研究
 しています。二の舞は踏まないかもしれません。
 あそこは、国土が広く、人口も多いので、当面は
 発展し続けるのではないでしょうか。
2、バブルははじけるか、はじけないか、というよりも
 適当に発達し続け、中進国になる可能性もありますよ。
 人口の減少は、政府の政策によるもので、日本のとは
 異なります。中国は人口が増えすぎたので、一人っこ政策
 を採っているだけです。
 増やそうと思えば、いつでも簡単に増やせます。
3、中国がこのまま発達し、アメリカを凌駕するようになったら
 世界が、中国のように、政治独裁、経済自由、という体制に
 変えるかもしれません。
 シンガポールはそれで成功しています。
 私はそっちの方が気になります。
4、もし、バブルがはじけたら大変ですね。
 世界経済は勿論打撃を受けますが、現体制維持のため
 台湾辺りと戦争を起すかもしれません。
 それも気になるところです。
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