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シャア『地球が持たんときがきているのだよ!』→アクシズ落とし

この理屈がよくわからないのですが…
地球が余計だめになるようにしか思えないのですが…

連邦に復讐したいだけならアクシズ落としでもいいでしょうが、
地球を守りたいのならもうちょっとマシなやり方があるのではないでしょうか…
アクシズ落としは建前で本音はアムロと決着をつけたいだけにしろ、
あまりにもその建前の論理が滅茶苦茶なような気がするのですが…

A 回答 (6件)

「地球の環境悪化の元凶は人類である」という理論の元に人類の粛清に出たのがシャアという名を借りた富野監督のエゴ(裏テーマ)です。


ニュータイプという言葉を便利に使い過ぎていて、監督本人でもニュータイプが何であるかを明確に説明できていませんが、ニュータイプが未曾有の事態を乗り越える人類の希望となりえる感覚である事は氏のインタビューなどから読み取る事はできます。
つまり、太古から繋がる人類(オールドタイプ)の生命活動はエネルギー問題にせよ地球の環境悪化にしかならない。
私利私欲の為に傍若無人な行為をする象徴が地球連邦軍という組織なだけで、地球に住む人類にしても適正な人口ではないというのがシャアというか富野監督の持論で現在に至っては世界人口は6億人が適切などと発言をしています。
地球に核の冬が来て人類が地球に人が住めなくなるとかそんな問題ではなく、地球規模の問題として人類が地球に住む事が悪なのです。
産業革命以前の地球に戻るまで人は宇宙で暮らせという極論。

シャアはそういった大きな野心と共に野望大成の完全条件として、ララァを殺した仇でもありニュータイプとしてアムロより劣る屈辱など宿敵アムロへの完全勝利を欲求する理想家でもあって、それを何とかひとつの物語として着地させようとしたのが「逆襲のシャア」という作品。
「アクシズ落とし」と「アムロへの決着」を同時にやろうとわかりにくい構成になっているいつもながらの富野作品の悪い所。

シャアあってのヒーローアムロ構図は富野のエゴに対する良心的ヒーローという事もあり、富野という作家を考慮せずに考えても答えの出る話ではありません。
残念ながら富野監督作品は、映像を観るだけでは伝えたいすべてを読み取る事は難しく、その意味において映像作家として問題がありますが、他の映像を見せるだけの職業アニメ監督とは異なる魅力があります。

人が文明で地球を破壊する(産業革命?)前の環境にする為に人類を皆殺しにして地球そのものにも大きなダメージを与えようとしているのですからそこに矛盾が生じていますが、人間がやる事の道理に矛盾がまったくない事はなく、その規模が大きければ大きいほど危険で矛盾しているものです。
そうでなければオウム事件なんていう悲惨な出来事も起こらない訳で、現実でもそうなのだから完璧に筋の通った作品を作ろうと思えばできるかも知れませんが、このような疑問であれやこれや悩むように致命的な欠陥足らない何かしらの綻びがあった方が得てして作品としての面白さに繋がる事もあります。
それは初代の機動戦士ガンダムにも言える事でもあります。

・・・と私は捉えています。
これが正しいとかではなく、こういう見方もあるという事。
作品を見てどう読み取るかでしかないので正解なんて無いですし、作中ですべてが語られていない以上富野監督がどういう思いで作っていたのかという正解はあっても誰もシャアの本心を解読出来ません。
友達とガンダムを語り合うと新しい解釈の方法を知ったり、自分なりの考えを語り合うのは楽しいですけどね。
この手の疑問に対する唯一の真実たる正解は無いと言えます。
長文失礼しました。
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この回答へのお礼

参考になりました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/09 13:39

ガンを摘出したいなら、身体にメスを入れて臓器を切り出さなきゃいけないでしょう?


身体を刃物で切るのが嫌だとか、胃を半分切り落とされるのが嫌だとか言ってると全身に転移して死んでしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/09 13:39

地球を守りたいというのも建前で、本心は地球に人類が住めなくして宇宙に移動させて、無理矢理に人類をニュータイプに覚醒させたいという考えだと思います 。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/09 13:39

衝突により、地球が物理的に破壊されるというわけでは


なくて、人為的に氷河期を発生させるのが目的ですから、
核兵器によらない核の冬(?)であれば、放射能汚染もなく
将来の人類にきれいな地球を残せると自分を納得させたの
かもしれませんね。

でも、核パルス・エンジン部分にどの程度の核物質を
搭載しているか不明ながら、発進時の加速度を見るに
相当な出力のエンジンと想定され、相応の放射能汚染が
発生するようにも思われますので、無理はありますね。

それも含めて、地球の静養期間とするならよしとするか?

そもそも地球にとっては、人間がいくら汚染したところで
痛くも痒くもないというのが実情でしょうし、あくまで
人間主観の発想で『持たない』と言っているわけですから、
人類の覚醒のために、地球に魂を引かれた人々を一掃する
ことが究極の目的というのは揺るがなかったということ
だと思います。

そのための、一番手っ取り早く、コストもかからない方法
だったというだけでしょう。

彼が守りたかったのは結局ニュータイプだけで、そうした
選民思想がアムロの博愛主義とは相容れなかったのかと・・・
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この回答へのお礼

なるほど。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/09 13:38

人間がいること自体が地球をだめにしている、という極端にも思える発想ですが、人間さえいなくなれば地球は何億年かけても再生します。



宇宙的な時間のスパンで見れば、一時地球が死の惑星のようになっても、人間さえいなければまた蘇る。

地球を守るということはどういうことなのか?

地球に例えばガイアとか、神がいたとして、今の状態が気に入らなければ少しイエローストーン公園の下で身もだえしただけで、実は地球が滅びてしまうのではないかと言われています。
実は地球が滅びるのではなく、今の状態をリセットするだけですが。

そんなに人間の都合よく発展ばかりしない、というのが歴史の教訓です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/09 13:37

ナナイ「アクシズを地球にぶつけるだけで、地球は核の冬と同じ規模の被害を受けます。


     それは、どんな独裁者でもやったことがない悪行ですよ」
     それでいいのですか、シャア大佐?」


シャア「今さら説教はないぞ、ナナイ。

私は、宇宙に出た人類の革新を信じている。


     しかし、人類全体をニュータイプにする為には、

     誰かが人類の業を背負わなければならない」

ナナイ「それでいいのですか?

     大佐はあのアムロを見返したい為に、今度の作戦を思いついたのでしょう?」



シャア「私はそんなに小さい男か?」

※まー、ナナイのセリフが本音で、あとは 後付けの理屈だが・・・
ジオン・ズム・ダイクンの「人類は本来、宇宙に進出する資質を持って地球に生まれたのであり、スペースコロニーは、地球の代替品ではなく、人類が、さらに進化する新たな大地である」
という思想に基づき、地球は人類の聖地として、最小限の管理人だけが住み、全人類がスペース・コロニーや月や木星圏に移住すべきだという考えから、わざと地球を破壊し、住みにくくして、宇宙移住を促進しようということでもある。
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この回答へのお礼

参考になりました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/09 13:36

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