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完全左脚ブロックでは、QRS幅が幅広になるのに
不完全左脚ブロックでは、QRS幅が狭くなるのはなぜだかわかりますか?

教科書やインターネットでも調べてみたのですが、
その理由がなく困っています。
ご存知の方、ご解答をよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

プルキンエ線維などの刺激伝導系を刺激が伝わるスピードは、心室を刺激が伝わるスピードに比べて圧倒的に早いです。

完全左脚ブロックでは、正常な右脚への刺激伝導系を伝わって右室が興奮し、それが心室を伝導して左室が興奮します。よって時間がかかるのでQRS幅が広がります。
しかし、不完全左脚ブロックは左室に一本は刺激伝導系が残っているので、右室→左室へ伝わる時間がなく、ほぼ同時に興奮しますのでQRS幅は狭いままです。
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この回答へのお礼

伝道経路による違いだったのですね。
わかりやすいご説明ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/26 19:59

考え方の順番が違うのだと思います。


脚ブロックは心室内の電導障害を表します。
QRSの幅の広い特徴を有すると完全ブロック
QRSが0.12sより大きくないがS波の幅が広いとか他の要因が見られる場合を
不完全ブロックと呼ぶのです。
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この回答へのお礼

迅速な解答ありがとうございます。

大変申し訳ございませんが、さらに質問させてください。
これは心臓の中で起こっていることは同じで
幅が変わってゆくのは心室内の伝道障害の程度を表しているということなのでしょうか?

お礼日時:2011/01/26 18:18

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