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日本では少なくとも普通の状態が毎日しっかりと入浴ですよね
欧米では清潔な人は清潔なのに、
バスタブのつきの所でシャワーを時々というのが日常ですよね

だとしたらどうして普通で居られるのでしょうか
寒い日があったり、一日大都市で外で揉まれたり通常でも肉体的にハードな生活で
そうでなくても、余暇にスポーツをしたら
シャワーでは物足りなくありませんか?
昔からの習慣でそれが普通なら慣れてしまって
日本人は入浴に慣れて贅沢になってしまったのでしょうか
それとも、最近では欧米でも日本と似た感覚で毎日入浴しているのでしょうか

また他アジア諸国ではどうなのでしょうか

A 回答 (5件)

まず、世界的にみて文化・習慣として風呂ないし体を洗う、ということ自体があまり一般化されているとはいえません。



世界の大多数の地域では、そもそも体を洗わないのが普通なのです。つまり風呂以前の問題です。

そもそも水をお湯にして体を洗う、というのはとてつもなく労力を必要とします。モンゴルなどの遊牧民なら常に移動していますので、所持できる家財道具はすくなくなりバスタブなんて持っていきませんし、アフリカでは今でも水汲みに往復4時間かかるため子供を学校に行かせることができない国も多くあります(そのような地域では日本の援助で学校と井戸をセットにして作ったりします)

日本だけは温泉が湧き出ることもあり、水が豊富で、お湯を沸かすための柴も比較的簡単に入手できたため、お風呂の文化が根付くことになります。中国や韓国には日本と同様のお風呂文化はありませんが、沐浴の習慣はあるようです。
西洋についても、18世紀ぐらいまでは体を洗う習慣がなかったようです。香水が発達しているのは体を洗わないために体臭がきつく、それを打ち消す必要があったからだ、といわれています。

ですので、欧米人が出かける前にシャワーをするのは、体臭をなるべく消すため、なのです。これは近代になって衛生の観念が発達したため、体を洗う習慣が根付いていったからでしょう。しかし日本人の「温まる」ための入浴とはまったく違うのです。
この衛生観念の発達により、いまでは多くの国で体を洗う習慣が根付き始めているといえます。南国の暖かい地域なら、水シャワーで十分ですから、お風呂はあまり存在しません。


そして日本のお風呂文化は「温まる」ことが重要なキーワードです。日本は亜熱帯に位置し、夏は非常に暑く冬は寒いのが特徴です。
ところが日本の家屋は夏をすごしやすくするようには出来ているのですが、冬を暖かくすごすには非常に不向きである、といわれています。
昔から韓国にはオンドルという床暖房があり、中国には暖炉があるのですが、どちらも密閉した住空間と一帯ですので、日本は夏の解放的な住宅を選び冬は耐えることにしたようです。
そして日本の暖房器具の特徴は直接暖房であることです。火鉢やこたつなど、直接的に体を暖めることを優先し、部屋を暖めるという工夫がありません。
このため(温泉も影響して)体を温めるためにお湯に浸かる、という習慣が出来たのではないでしょうか。


この間、タイに行ってきたのですが、ホテルにはバスタブがあるものの湯沸しヒーターが電気式でお風呂を入れようとすると「十分に温まる温度」になかなかならないのです。
どうも世界的に見て日本の「温まるためのお風呂」という入浴方法は相当特殊な部類に入るようです。

世界中でも文化的な水準が一定以上になれば「体を洗う」ようにはなります。しかし「温まるため」に風呂に入るのは、日本のお風呂、フィンランドのサウナ、ぐらいしかないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど!単純に一口に文化の違いとは言っても、実際経験すると大違いですね。

多国籍のところにいきなり出向いて驚いた経緯もありご質問しましたが、同じアジアでも随分と違うのですね。こんなにも明確なことが、案外あまり取り上げられないのが不思議です。残念ながら、東大震災以降外国人ツーリストは減りましたが、外国からの観光客にエンターテーメント性の高いメジャーな娯楽温泉が統計などで1位になることも分かるような気がします。逆に日本人が外国に出向いた際は、ハードな野外での移動と慣れない天候でどうしてもリラックスできる場所が必要です。

日本が自然に恵まれているとはいっても、温まるためのお風呂に習慣づいてしまうと、なかなか他が不便に感じしてしまいます。

正装がマナーで、その重要性も出てくるので、コツが必要かなと感じています。

お礼日時:2011/11/16 16:59

こんばんは。



質問者様が言う日本の入浴と、外国のシャワーは目的が違うように思います。
外国でのシャワーは、身支度の一つ、身だしなみですよね。
出かける前にシャワーを浴びてキレイにしているわけです。
彼らからすると前夜に入浴したきりで出かける前にはシャワーを浴びない日本人は、
『日本人って不潔』と思われているそうです。

あと、気候も関係してきそうです。
オーストラリアに駐在している知人から聞いた話です。
日本は冬以外はそこそこ湿度の高い国ですから、汗もかくし、
夜には肌がベタっと感じることもありますから、毎晩入浴したくなります。
でも、乾燥している地域だと、それほど汗もかかないため、
日本にいる時ほど夜の入浴の必要性を感じなくなったそうです。
(実際には汚れていないはずもないのですが)
そうなると出かける前にシャワーを浴びる方がしっくりくることもあるそうです。

最初にも書きましたが、目的が違うのです。
入浴習慣が違うと言った方がいいでしょうか。
日本人の入浴は一日の汚れを落とすこととリラックス効果にあると思います。
(実際には入浴にはそこそこ体力が必要ですが)
外国でもリラックスするならバスタブやジャグジーを利用していますよ。
ただ、使用頻度が毎日ではないだけだと思います。

あとは日本が水資源に恵まれているということも関係しているかもしれませんね。

アジア諸国の入浴事情はこれもまた色々ですよ。
東南アジアだとお湯ではなくて水を浴びる国だってあります。
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この回答へのお礼

正装や文化の違いについて知りたかったので、よく分かりました。
有り難うございます。

お礼日時:2011/11/16 23:44

日本の常識は世界の非常識、みたいな話ですね。


まるで日本の入浴は清潔ですばらしいもの、みたいな捉え方をされていると思いますが、実は欧米から見ると案外不潔で恥知らずなものと見られているのだと思います。

日本って家族や大浴場なら複数人で平気で湯船のお湯を使いまわしますね。これが欧米人の多くにはUnbelievable、どうしてそんな気持ち悪くて汚いことするのか?となるそうです。
また大浴場で他人にすっぽんぽんの裸を見せることも日本人は平気ですね。これも欧米人からするとUnbelievableだそうです。

米国にも肩まで浸かれる温泉ありますけれど、一回一回使い捨てだし、個室だったりします。
あとはジャグジーと決め込んで体を温めるだけに使う。もちろん共同の場合は水着着用です。体を洗うのはあくまで別。

ということなので、日本の感覚が普通と思わない方がいいと思いますね。
物足りないとかそういう問題じゃないんでしょうな。
まとめてしまうと、欧米からは日本のお風呂は体を洗う場所とみなされていないのです。
もちろん一回一回湯船のお湯を捨ててしまえばいいのですが、そうすると勿体ない、別にシャワーで十分じゃないの?、ということになるんでしょうね。
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価値観と習慣のちがいでしょうね。

以下は経験による事例です。


たとえばドイツのスポーツセンターには、お風呂はなくてもサウナはあります。
(私は視力が弱いので、得することはありませんが.... 行けばわかります。)
北欧(知っているのはノルウェーとフィンランド)は一般家庭にもサウナが
けっこうあるようです。

マレーシアやシンガポールのマンション生活だったりすると、お風呂じゃなくて
プールにドボンですね。暑いから。
(一般家庭で、お湯はタンク式ウォーターヒータなので、湯船につかるほど
 ためるには時間がかかります。)

ポーランド(たまたま、クラクフのCrown Piastというホテルに滞在中)では、
5つ★のホテルであっても部屋にはシャワーしかありませんが、上階に
ジャグジーバスがあって、入りたければ自由に入れるようです。
聞いたらスポーツクラブでは結構当たり前だとか。
それならわざわざ家へ帰ってから改めてお風呂にははいらないなぁっと
思いました。

あと、欧米だとお湯を毎度捨てるので、家庭ではもったいないという人
(ポーランド人。あまりお金を持っていない国民だから?)もいましたので
それも付け加えておきます。
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この回答へのお礼

本当に必要な時だけという感じですね。
日本に居住しているだけでは、恩恵を感じずですが、体が温まる場所は寒くハードな日々だと必要になりますよね。
なかなか大人になると話題に上らないので、
大陸的なお話をお伺い出来て良かったです。

有り難うございました。

お礼日時:2011/11/16 23:56

その個人個人の幼いころからの環境でしょうね。



というのも、日本人は「温泉好き」「湯船につかるのが一般的」と言われますが、それは、昔から代々そのような環境で育てられたからですよね。

自分は、たまに親友などと温泉に行きますが、親友から「おまえってカラスの行水だよね。」って言われるほど、湯船に浸かっているのが苦手で、さっさと上がってしまうタイプです。

当然、ビジネスホテルで泊まる際も、トイレと風呂が一体化したのが一般的ですが、自分はそれで充分です。
何故なら自分は幼いころから、風呂場は「体を洗うためだけの場所」という感覚が強く、それほど湯船に浸かっておらず、シャワーで用が足りていたからです。

ですので、欧米人も「バスルームは体を洗うためだけの場所」という感覚が強く「風呂釜に浸かる場所」という日本人が持つ感覚みたいなものは薄いのでしょうね。
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この回答へのお礼

よく分かりました。建築設計の話しにも繋がると思いますが、潔く用事を済ます感覚が日本と欧米では異なりますが、
環境にもよりますね。なかなか、大人になってから、話題に上がりませんが日本の文化にも理解がある人も居て欲しいものです。

欧米大都市だと、寒くハードですが、日本での都心でのユニットバスの感覚なら無難につじつま合わせができそうです。
頭の中で違いの暗示づけが出来そうです。乾布摩擦、五右衛門風呂なら別ですが。

檜のバスタブを日本に注文する外国人も居るようですから、逆にいいとこどりで理解される方もいるのでしょう。
体育会系のご回答有り難うございました!

お礼日時:2011/11/17 00:13

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