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友達に「○○はロック好きなのに歌いかたがロックっぽくないね」と言われました。
ロックっぽい歌い方とはどういう感じなのでしょうか?

A 回答 (1件)

歌がうまいのに、ダサいという場合の原因は、アクセントの位置がおかしいというケースが大半です。


高校のときにコーラス部に在籍していたとか、音大の声楽科を出たという人に多いです。
歌はうまいのだけど、どこか違う、ノリが違う、ノッてない・・・という歌い方です。
音楽は、「始めにリズムありき」と言いまして、リズムがすべてです。
四拍子のクラシックの基本リズムは、中学校の音楽の授業で教えるとおり、1・2・3・4 強・弱・中強・弱 というように、第一拍と第三拍にアクセントが付きます。
一方、ポップス系統は、1・2・3・4 弱・強・弱・強となり、クラシックと真反対になります。
さらに、ロックは「エイトビート」と言って、1小節に八分音符が8ケあり、
|1234 5678|=|弱弱強弱 弱弱強弱|=|ツツチャツ ツツチャツ|(チャがアクセント)
というように刻みます。
音大で学んだ人は、これを知らない、あるいはうまく乗れない、という人がおられ、クラシックの基本リズムでロックミュージックを演奏する「弦楽によるビートルズの夕べ」などというコンサートを開きます。すると、基本アクセントはクラシックなのに、メロディーはロックで・・・というまことに珍妙なサウンドが現出いたします。
このように、ロックならロック、タンゴならタンゴ、ボサノバならボサノバというように、音楽は、アクセントの位置と強さ加減で「らしさ」が出てきます。
質問者さんが、カッコ良く歌うためには、まず古典的な「エイトビートロック」のリズムに乗って歌う練習を積めばよいと思います。
具体的には、イスに座って、|1・2・3・4|ウン・タン・ウン・タン|と数えて、親指の付け根を支点として、かかとで床を打ち、2と4の場所(「タン」の場所)は強く打ちながら歌います。
かかとで床を打ということは、実はひざでアクセントを出しているということです。
かかとで床を打つと、いくらでも強く打つことが出来ます。一方クラシックの人のリズムの取り方は、かかとを床に着けたまま、そこを支点として、親指の付け根あたりでペタペタという動作になります。
これでは、力強いロックのノリにはなりません。やはりひざで力強くリズムを打たないとロックになりません。ロックは8ビートと限ったわけではありませんが、基本として「ン・タン・ン・タン」というノリで歌う習慣をつければカッコよく歌えるようになると思います。

また、次の段階としては、「小節線の右側から歌い始めない」ということを心がけます。
譜面には、歌の始め(歌いだし)が小節線の右側になっていても、より前から歌う、または小節線の右側に休符を入れて歌うようにします。これは歌の出だしではなくても、節々の出だしで、前または後ろに八分音符1ケずらします。
シンコペーション、あるいは、アンティシペーションという歌い方をすれば、断然かっこよくなります。これは譜面には書かれていない「フェイク」というテクニックになりますが、クラシックの人は、基本が「譜面に忠実に」ということですから、リズム的なノリはダサいし、メロディーの歌い回しはダサいし、という現象になります。
http://www.asahi-net.or.jp/~hb9t-ktd/music/Japan …

フェイク
http://blog.livedoor.jp/utauma_kenko/archives/ca …

http://www.inner-v.com/fake.html
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