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過給機とあるとは思うんですが、過給機がどんなものかイメージできません。水蒸気を補給する装置ですか

A 回答 (5件)

エンジンの馬力を上げるには燃料を多く燃せばいいのですがそれには多くの酸素も必要になります。



エンジンに同じ排気量に少しでも多くの酸素を送るには多くの空気を強制的に供給しなければなりません。

そのためにスーパーチャージャーが考えられたのです。

空気は冷えるほど密度が高くなりますからインタークーラーで温度を下げて少しでも多くの空気を送る

工夫がされています。

ターボチャージャーも原理は同じですがインタークーラーがエンジンの動力で機械的にポンプを回している

のに対し排気のガスを使ってポンプを回している所が異なります。

そのためターボが過給するのにタイムラグが発生するのに対しインタークーラーはタイムラグが少ない特徴

があります。若干の動力ロスがスーパーチャージャーにはありますが。
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過給機は元々航空機のための技術です。


高高度を飛ぶ飛行機も最初はジェットエンジンでは無く、今自動車で使われているレシプロエンジンでした。

空気の薄い高高度は自然吸気エンジン(NA=ナチュラルアスピレーション)では出力が落ちてしまいますが、そこで過給機を付けることによって出力が落ちるのを防いでいます。

大戦中アメリカのB29が恐れられたのは日本の航空機が到達出来ない高高度から爆撃するから。
B29はターボチャージャーを装着していたので高高度でも出力が落ちなかったのですが、日本の戦闘機はNAエンジンのままだったので高高度では出力が落ちてまともに戦えなかったのです。


ターボチャージャーはエンジンから出たばかりの高温の排気ガスを利用してエンジンに空気を大量に送り込む装置です。
高出力のターボチャージャーは過給圧(ブースト圧)1キロ(2気圧)にもなるので、1000ccの小型のエンジンでも2000cc並みのトルクが出せます。
レースで使うようなエンジンだとエンジンの圧縮比を落としてまで高過給をかけるので過給圧2キロ(3気圧)以上のエンジンもあります。
万能のようなターボですが、ターボチャージャーは排気ガスの力を利用するので低回転時は効きませんし、排気ガスという流体がタービンの回転を上げるまでに時間がかかる(ターボラグ)のでちょっと癖があります。

スーパーチャージャーはエンジンの動力の一部を使ってコンプレッサーを回すのでダイレクトに過給が効いて扱いやすいです。
反面コストが高く、動力の一部を使うため燃費が悪いです。
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良く聞く言葉ですが、かなりの方が間違って認識しています。

スーパーチャージャーとはエンジンにエンジンの排気量以上の空気を吸い込ませる装置です。日本語で言うと過給機という言葉になりますが、例えば、500ccの排気量のエンジンは普通の状態では500cc以上の空気を吸い込むことは出来ませんよね。ここでポンプを別につけて押し込んでやればどうでしょう。ポンプなどで強制的に押し込めば500ccのエンジンに500cc以上の空気を吸い込ませることが出来ますね。エンジンの出す馬力は、一定時間内に燃やした燃料の量にほぼ比例するので、たくさんの空気を吸い込めばたくさんの燃料を燃やせるので大きな馬力が出せることになります。そこで、このようにエンジンの排気量以上の空気を強制的に送り込む装置をスーパーチャージャーと呼びます。スーパーチャージャーにはいくつかの方式があり、#1の方の言われているターボチャージャーもそのひとつです。それ以外にもエンジン回転を利用してルーツブロワーとかリショルム(スクリューとも言います)コンプレッサーなどのポンプを使うものもあります。

ターボチャージャーでは普通は捨ててしまう排気ガスのエネルギー(排気ガスはまだかなりの勢いと熱を持っているのでエネルギーがかなり残っています)を使う方法で、排気ガスの力でタービンという一種の風車を回して、風車の力でターボコンプレッサーという羽根車を回して空気をエンジンに送り込む装置です。この装置は本来捨ててしまうはずのエネルギーを利用しているのでエネルギー効率が良い点が長所ですが、排気ガスの力で回しているのでアクセル踏んでから十分な力が出るまでに少し遅れがあることや、エンジンの回転があまり低いと十分な力が出せないこと、タービンやコンプレッサーが毎分数万回転という高い回転数で回っているためちょっとデリケートな面があるのが欠点です。

もうひとつの方式としては、エンジンの回転する力をそのまま使って、ルーツブロワーやリショルムコンプレッサーというポンプを回す方式があります。こちらは、低い回転数でもすぐに力を出すことが出来ますが、エンジンの回転力の一部を使ってしまうのでエネルギー効率は悪くなります。

一般にスーパーチャージャーというと後者の方を指しますが、これは誤りです。エンジンに排気量以上の空気を吸い込ませるものはすべてスーパーチャージャです。そので色々と種類ががあるのです。ちょっと変り種としてはプレッシャーウエーブ型というのもあります。吸い込んできた空気を排気ガスの圧力で直接押してエンジンに押し込むやり方なのですが、十分な効果を得るには制御が難しく日本ではマツダがカペラのディーゼル車に使った例があるだけです。

おまけ、このような装置は元々、高い高度を飛ぶ飛行機用に開発されたものです。高度が上がると空気が薄くなってしまうため、エンジンに吸い込む空気も減ってしまいます。そこで薄い空気をポンプでたくさん吸い込んでエンジンに吸い込ませてやることで、高度が上がった時のエンジンの出力が落ちてしまうことを補うために多用されました。
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最近めっきり耳にしなくなりました。



今でも残っているターボチャージャーはエンジンからの排気系統に取り付けたタービンによる過給装置です。
一方のスーパーチャージャーは、エンジンの回転軸に連動したタービンによる過給装置です。

ターボの場合は排気を利用する為に、アクセル操作に対しするレスポンス性が落ちますがエネルギーロスが少ないという点がメリット。
一方のスーパーチャージャーの場合には、レスポンス性が良いという特性がありますが、回転軸を利用する事によるエネルギーロスが生じます。

自動車のエンジンに水蒸気を供給しても意味がありません。
過給器とはエンジンシリンダーに自然吸気より多くの空気と燃料を押し込むことで、数値上の排気量よりも大きな燃焼力を生じさせる機構です。

ターボチャージャーとかスーパーチャージャーで検索すればそれこそ図解入りサイトが一杯見つかります。
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ターボのことです。


エンジンへ無理やり圧縮混合気(燃料+空気)を送り込み、爆発的な爆発(?)を期待するものです。
ターボチャージャー。
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