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No.7
- 回答日時:
どちらかというと、新書よりも古典に突き進むべきです。
人の厳しい取捨選択に揉まれた本物を求めるなら、時代を経て残っているものが良いです。
基本的に超ロングセラーが古典になります。
その上で古典、及び古典に限らず現代・近代に出版されたもので良いものを挙げるとなると下記のものになります。既に読まれている本があるとは思いますがご容赦下さい。
また、理論を書き連ねている訳ではないのですが、歴史と人間社会の諸現象を洗い出して分析していく事により、人間の本質を捉える事ができる、という観点から、後半部分に歴史書も入れています。
<古典>
・世論 W・リップマン
・国家 プラトン
・君主論 ニッコロ マキアヴェリ
・武士道 新渡戸稲造
<新書:ノンフィクション小説>
・国家の罠 佐藤優
・自壊する帝国 佐藤優
※上記の佐藤優さんは、理論を用いて人や社会を分析しているので、非常に知的刺激を受けます。
<新書:小説>
・ファウスト ゲーテ
教養としては、メフィストフェレスが登場する所まで「いい事書いてあるな」と思いましたが、それ以降はグダグダだったのですが一応。
<私が読み途中だが薦めたいもの>
・法の精神 モンテスキュー
・形而上学 アリストテレス
<私が読み途中だが挫折しているもの>
・戦争論 クラウゼヴィッツ
(ジョミニ 戦争概論の方が良いという意見有り。戦争論は表現が難しいです。)
・道徳形而上学原論 カント
<これから読む予定のもの>
・風土 和辻哲郎
・教育宗教論集 新島襄
・政治的なものの概念: C.シュミット
・社会契約論: J.J. ルソー
<歴史>
・日本外史 頼山陽
・古今和歌集
・万葉集
・古事記
・日本書紀
・太平記
・信長公記
・山岡荘八全般
・塩野七生全般
↓ちなみに2chでこんなんが貼られていますが・・・絶句。
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51333361.html
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書
プラトン『国家』 アリストテレス『形而上学』 ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』
ヘーゲル『精神現象学』 デカルト『省察』 パスカル『パンセ』 ライプニッツ『単子論』
カント『純粋理性批判』 キェルケゴール『死に至る病』 バーク『フランス革命の省察』
ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 ニーチェ『道徳の系譜』 ベーコン『ノヴム・オルガヌム』
フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 メルロ=ポンティ『知覚の現象学』
ハイデッガー『存在と時間』 アーレント『精神の生活』 ヨナス『責任という原理』
サルトル『存在と無』 ベルグソン『時間と自由』 レヴィナス『全体性と無限』
フロイト『快感原則の彼岸』 ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』
フォーダー『精神のモジュール形式』 ヤスパース『精神病理学総論』 エレンベルガー『無意識の発見』
ラカン『精神分析の四基本概念』 フーコー『言葉と物』 ソシュール『一般言語学講義』
ヴェイユ『重力と恩寵』 ディルタイ『精神科学序説』 ブーバー『我と汝・対話』 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
ミンスキー『心の社会』 ライル『心の概念』 バタイユ『エロティシズム』 アガンベン『ホモ・サケル』
ラッセル『西洋哲学史』
ルソー『社会契約論』 スピノザ『エチカ』 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
リップマン『世論』 オルテガ『大衆の反逆』 マンハイム『イデオロギーとユートピア』 フロム『自由からの逃走』
ミルズ『パワーエリート』 リースマン『孤独な群衆』 パーソンズ『社会的行為の構造』 デュルケム『自殺論』
イリイチ『シャドウ・ワーク』 M・ポランニー『暗黙知の次元』 バレーラ、マトゥラーナ『知恵の樹』
ルーマン『社会システム理論』 ブルーム『アメリカン・マインドの終焉』 シオラン『歴史とユートピア』
ハバーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』 ロールズ『正義論』 ブルデュー『ディスタンクシオン』
オング『声の文化と文字の文化』 アドルノ&ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』 フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』
サイード『オリエンタリズム』 ジジェク『イデオロギーの崇高な対象』 アンダーソン『想像の共同体』
シンガー『実践の倫理』 マッキンタイア『美徳なき時代』 ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』 カイヨワ『遊びと人間』
フレイザー『金枝篇』 モース『社会学と人類学』 レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』 ギアツ『文化の解釈学』
キャンベル『千の顔をもつ英雄』 ブローデル『地中海』 ウォーラーステイン『近代世界システム』
クラウゼヴィッツ『戦争論』 アダム・スミス『国富論』 ゾンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』
ベンタム『道徳と立法の原理序説』 ミル『自由論』 マルクス『資本論』 アルチュセール『資本論を読む』
シュンペーター『経済発展の理論』 フリードマン『資本主義と自由』 ハイエク『法・立法・自由』
ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』 ヴェブレン『有閑階級の理論』 ポランニー『大転換』
ボードリヤール『消費社会の神話と構造』 セン『貧困と飢饉』 ベル『資本主義の文化的矛盾』
ドラッカー『「経済人」の終わり』 サイモン『経営行動』
上記の内、ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 ニーチェ『道徳の系譜』ミンスキー『心の社会』 ライル『心の概念』リップマン『世論』 オルテガ『大衆の反逆』 マンハイム『イデオロギーとユートピア』ミルズ『パワーエリート』 リースマン『孤独な群衆』 パーソンズ『社会的行為の構造』 デュルケム『自殺論』 M・ポランニー『暗黙知の次元』 バレーラ、マトゥラーナ『知恵の樹』 ルーマン『社会システム理論』 ブルーム『アメリカン・マインドの終焉』 シオラン『歴史とユートピア』 ハバーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』 ロールズ『正義論』オング『声の文化と文字の文化』 アドルノ&ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』 フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』 アンダーソン『想像の共同体』 シンガー『実践の倫理』 マッキンタイア『美徳なき時代』モース『社会学と人類学』 レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』 ギアツ『文化の解釈学』 キャンベル『千の顔をもつ英雄』ウォーラーステイン『近代世界システム』 アダム・スミス『国富論』 ゾンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』 ベンタム『道徳と立法の原理序説』 ミル『自由論』
シュンペーター『経済発展の理論』 フリードマン『資本主義と自由』 ハイエク『法・立法・自由』 ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』 ヴェブレン『有閑階級の理論』 ボードリヤール『消費社会の神話と構造』 セン『貧困と飢饉』 ベル『資本主義の文化的矛盾』 ドラッカー『「経済人」の終わり』 サイモン『経営行動』 には興味沸くのですが、全部は読めなさそうですね・・・。
No.6
- 回答日時:
『統計でウソをつく法』 ダレル・ハフ著、高木秀玄訳、ブルーバックス
国内での初版は1968年とかなり古い書ですが、様々な事例を用いて、調査、統計などを使って人を誘導する方法を解説したものです。
巷に溢れる様々な調査や統計について、一歩下がって考えてみる、というときに、役立つと思います。
類書として、近年出た書として
『社会調査のウソ』 谷岡一郎著、文春新書
『データの罠』 田村秀、光文社新書
なども挙げておこうと思います。
No.4
- 回答日時:
古典はほとんど読まれている、ということですが、あえて挙げてみますね。
零の発見
岩波新書の初期シリーズからある名著です。
ろうそくの科学
岩波文庫で私は読みましたが、科学者ファラデーの引退記念講演を弟子達がまとめたもの。科学の考え方、物の見方を、子どもでも分かるレベルにまで解き明かしたモノです。
あと、古本でしかないかもしれませんが、
科学技術人名事典
SF作家で有名なアイザック・アジモフのもうひとつのライフワークである、科学者たちのエピソードを集めた作品です。人を軸にした科学の大系が分かって面白いです。
メディア・ラボ
今の主流の、Windowsの前身DOSも、マッキントッシュの前身リサも、その創業者がパロアルト研究所のメディア・ラボを訪れて、アルト(理想型ダイナブックの実験機)を見て、作られたモノです。
パソコンの生みの親、アラン・ケイが、なぜパソコンであるアルトを作ったか。何が出来ると考えたかが分かる本です。黎明期を含めて40年間のパソコンの歩みはビジネスとしてではなく、理想として捉えたとき、まだ、この本で夢みた形を超えていません。
オプションにはなりますが、最初のパソコンIBM PCは、あの無骨な形でもなおタッチペンを備えていました。マウスには5つのボタンがありました。
手に入るなら、ちょっとすごい本なので、読まれてみるといいかと。
この回答へのお礼
お礼日時:2011/05/07 20:58
詳しい解説まで書いてくれてありがとうございました。
零の発見は硬い本みたいですね。
興味がわきました。
一度本屋さんで注文して読んでみます。
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