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同人漫画を描こうと思っているのですが
Adobeのフォトショップを買おうかイラストレーターCS5を買おうか迷っています。
ペン入れはアナログ、トーンと表紙と入稿はデジタルでするつもりです。
どちらが適していると思いますか?
ちなみに今までお絵かきソフトはsaiしか使ったことがありません。
ぜひそれぞれの使いやすさ、パフォーマンスの高さについて実際に使っている方の意見をお願いします。

A 回答 (3件)

DTP屋です。



漫画を描くのならコミックスタジオの方が良いかと。
http://www.comicstudio.net/cs40/

一見するとペン入れまでアナログでやる場合はPhotoshop等のフォトレタッチソフトの方が向いているように思ってしまいますが、複数ページを管理することが出来ない(1ページ1ファイルにどうしてもなってしまう)ので、漫画には向きません(ペラ物のイラストとかなら向くけど)。
SAIと基本は違わないです。ただより高機能になっているのとCMYKカラーモードが使えるだけです。

Illustratorなどのベクタードローソフトの場合は線からベクターデータを作っていかないととても重くなります、つまり「ペン入れ」的なことは全てソフト上でやらないと意味がない(に等しい)のです。また基本的にはページ管理は出来ません(現行のCS5では複数キャンバスを1ファイルで扱えるようになっていますが「ページ」の概念ではないので)。

PhotoshopにしろIllustratorにしろそれらで作ったデータを漫画等の本の体裁にまとめるためにはAdobeの場合は基本的にInDesignでページレイアウトするようになります。
AdobeのスタンスとしてはPhotoshopにしろIllustratorにしろ単体ではなく、ソフトの連携によってデータを作成させるように出来ています。ですからしっかりと漫画を描くならAdobe Creative SuiteのDesign Standard以上が必要となります。
現行だとAdobe Creative Suite 5.5 Design Standardですね。
http://www.adobe.com/jp/products/creativesuite/d …

ただDTP屋や印刷業のプロとして活動しないなら高すぎます(新規購入で189,000円です)からお奨めしません。

ですので最初に挙げたコミックスタジオをお奨めします。

この回答への補足

とても詳しく教えてくださり、ありがとうございました!
利便性、値段を考えてコミスタを購入することにしたのですが、コミスタで表紙のカラーイラストを描くことは可能でしょうか?
ほとんどの印刷所がRGBではなくMYCKで入稿となっているのですが、sai同様、コミスタもMYCKには対応していないと聞きました。入稿時出力見本を付ければどうにかなりますか?

そうすると、やはりフォトショかイラストレーターの購入も今後考えなければいけないように思ってしまうのですが…(私は今年で学生が終了するので今の内にアカデミック版で安く買いたいので。。。

ごちゃごちゃと書いてしまい、申し訳ありませんでした。要約すると質問は以下の二点です。

・コミスタでカラー表紙の作成、入稿は可能か
・不可能な場合、フォトショとイラレどちらがおすすめか




お時間のあるときにでも回答頂けると嬉しいです。

補足日時:2011/05/16 22:30
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No.1の解答者さんの意見に賛成ですが、


一応フォトショとイラレで出来ることをおおまかに説明しようと思います。

原稿の仕上げ作業なら、イラレよりフォトショです。
フォトショップは、取り込んだ画像の加工に真価を発揮するソフトです。
洗練された選択範囲ツール、様々なフィルタ、加工ツール…等々ぎっしり詰まってます。
特にCS5は、不可能はないと言っていいほどの出来です。
トーン作業は、それ自体の為の機能はないので、
おおむねこのような感じで貼ります↓。色々個人で工夫してると思います。
http://park2.wakwak.com/~xxx/comic/c4.html
多機能なだけに、マンガ作りに特化したソフトより不親切で難解だと思います
トーン貼るなら、断然コミックスタジオがおすすめです。
ただフォトショは、使いこなせれば表紙やカラーなどで頼もしい味方になると思います。
豊富でハイクオリティなフリーテクスチャ、ブラシ、フォント等が無数に配布されているのはシェアの高いソフトならでは。

フォトショが高機能なsaiというよりは、フォトショの作画ツールの外部拡張版がsai、という感覚です。
もちろん単独で優秀なソフトですが、フォトショの弱点である線画を補完してくれる有難いソフトです。

イラストレーターは、加工よりもデザイン作成に特化したソフトです。
トーンを貼ったりするのには向いてない…というかできないです。
イラレがその実力を遺憾なく発揮してくれるのは、表紙作りでしょう。
ロゴ作り、オブジェクトの配置等はお手のものです。
プロが商業用デザインを作れるソフトですから。
イラレはベクターデータという形式で線を扱い、
これは解像度の問題とは無縁で、印刷にぴったりです。
http://www.markstation.com/hosoku/bmpvector.htm
ただ、フリーハンドで物を作るソフトではなく、他の描画ソフトとは全く違う作りなので、
直感的に作業をすることはできないと思います。
こういう教本が必ず必要です。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797353961/

どちらも、趣味で同人誌を作るだけなら持ち腐れになると思います。
表紙のデザインにこったり、色々な画像加工をしたいと思うなら、
非常に頼りになるソフトです。
でも、一本だけ買うと言う事ならば、やはりコミックスタジオがおすすめです。
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この回答へのお礼

フォトショとイラレの違いについてようやっと理解できました!
参考書まで紹介して頂いて、ありがとうございました!
今回はコミスタを購入しますが、お話の感じですと表紙作成の際にはイラレがオススメ、とのことでしたので今後購入する際に参考にしたいと思います。

お礼日時:2011/05/16 22:37

#1です。


MYCKと言う言葉は無いので使わないようにしてください。誤解を招きます。
古い印刷所だとYMCKと言う場合もありますが、一般的には「CMYK」を使うのがルールです。

>コミスタでカラー表紙の作成、入稿は可能か

これは無責任な回答ではなく「印刷所次第」としか言いようがないんです。
確かにRGBカラーモードでの作成しか出来ませんので、仕上げも自身でと言うことであればPhotoshopCS(現行はCS5.5)が必須と言う事にはなります。
同人印刷の印刷所であればその辺りは相談に乗ってくれる可能性があるとは思いますので、出力見本を付けて相談するのが正解なんです。

一般的な印刷所ではデータは来たままをただ印刷するだけです。

その場合
「カラーマネージメント」していない状態の環境でCMYKカラー原稿を作ってきても「イメージと違う仕上がりになる可能性が高い」ので安易にはお奨めはできません。
その辺をしっかり考えるともう同人のレベルじゃないんです。
プロ並みにPCからプリンター、モニターディスプレイ、各デバイス用カラーマネジメントツール等など・・・「ハードウェアから揃えないと」となります。
カラーマネージメントについては暇な時に下記を参照してみてください。
「カラーマネジメント インターネット教室」
http://www.too.com/dtp/color/

>不可能な場合、フォトショとイラレどちらがおすすめか

手書きのイラストをCMYKカラー仕上げするならPhotoshopCSで「お奨め」ではなく「決まり」、つまり「Adobe Creative Suiteの他アプリケーションでは出来ない」のです。
ですが、先にも書いたようにイラストを仕上げるだけではなく表紙体裁に整えたりをする場合はAdobe Creative Suiteの他アプリケーションが必要になってきます。

厳密に言えばどっちが「お奨め」って言う事はないんです。

「用途に応じて使い分けるツール」になってきているのがAdobe Creative Suiteの各アプリケーションですので。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。
RGBに対応してくれる印刷所を地道に探すことから始めようと思います。

お礼日時:2011/05/18 19:13

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