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映画が好きでよく映画を見るんですが、パルプフィクションは見ていませんでした。
非常に評価が高い作品なので気になってはいたんですが…

最近ようやく借りる気になり、自宅で鑑賞しました。
感想は、「クソつまらない…」でした。
※以下、ネタバレ注意


時間軸はバラバラですが一回見ればすべて理解できるほど単純なものでした。
小細工も多々あり、自分がパルプフィクションを見て理解したのは

ヴィンセントはトイレから出るたびに悪いことが起こっている。ケースのキーが666。つまりボスはアンチキリスト?
ブッチの試合のときにはヴィンセントの相棒の黒人がもう出てきていない。ブッチが逃げたとボスにいってるのは別の人っぽい。つまりヴィンセントの相棒の黒人が時間軸上最後に行ったのはトイレ。
これらのことからどうなったかを連想させるとか?

ボスはプライドなんか捨てちまえといいながら最終的にホられた自分のプライドを守るとか?

ケースの中身が最後までわかりませんがそれを気にさせるとか?ケースの中身とかどうでもいいけど。

ヴィンセントの靴下とかニュースとか他にも小細工があるのはわかりますが、ストーリーをまとめると

「明日足を洗う」つってる強盗を「今日足を洗う」といってたギャングがたすけ、「弾があたらなかったのはただの偶然だ」と言い張ってたやつが殺されるけど「神の力だ」っつってた黒人も出てこなくなり、「プライドなんか捨てちまえ」と言ってたボスが裏切りもののボクサーに救われボクサーを生かし、プライドを守るハメになる。

…だから何?ってなります。

1回しか見てないので小細工とか、上記書いたことがすべて合ってるかはわかりません。
間違っているところもあるでしょう。
ですがどうしても2回目を見る気力がわきません。
あまりにもつまらなすぎてむしろ苦痛なんです。

「時間軸をずらしてるんだわあすごい!」なんてならないし、
構成が斬新=映画が面白い
ともなりません。

「関係ない日常会話や会話の内容が面白い!」とも思わないし、
会話が面白い=映画が面白い
とも思いません。それなら映画じゃなくていいです。

キャストが豪華!=映画が面白い
でもないし、

個性がある=映画が面白い
でもありません。

そもそも自分は映画なんて作ったことはありませんし、見る側でしかないので「構成が斬新!」とか言って映画を評価する気もありません。作ったこともないのにそんな上から目線での評価は無理だし、「オレって映画通なんだぜ!」って言ってる感じがしてしまいます。

自分はタランティーノではありませんし本人の気持ちなんて分からないので「タランティーノはねらってこれをやったんだ!すごい!」とかも思いませんし、
そもそもこれを狙ってやった=映画が面白いとはなりません。

斬新さや奇抜さで言ったら2001年宇宙の旅や未来世紀ブラジルのほうがよっぽどトンでると自分は思ってしまうし、これと言って目立った斬新さすら見つけることができません。1回見ればほぼ理解できてしまう単純なものの気がします。

パルプフィクション=くだらない映画を少しでもよくしたタランティーノは理解できるんですが、くだらない映画はちょっと良くなったところでくだらない映画です。
クソはちょっと良くなったところでクソでしかありません。
自分にはこの映画は苦痛でしかありません。見てる2時間半は非常に長く感じ、拷問に等しいです。

ものすごく評価が高く、おもしろいというカキコミを多く見るので、この映画を面白いと言ってる方にお聞きしますが、この映画のどこがどう面白いんですか?
かなり具体的に面白さを教えてほしいのと、この映画ってそもそも英語が出来てかつ向こうの国の文化を理解してなければ100%の理解は不可能だと思うんですけど、おもしろいという方は英語がしゃべれてかつ向こうの文化を知ってるかも教えてほしいです。

A 回答 (8件)

そこまで理解してつまらないんだったら映画が合わないのだと思います。



私はパルプフィクション好きですけど、どこがいい?と聞かれて答えられるのはあなたが既に質問文に挙げている内容くらいです。強いて言うなら俳優と会話ですかね。トラボルタとユマ・サーマンが好きです。会話はわざと変な(チンピラ言葉?)喋り方をするのが、くりかえすジョークみたいで面白いと感じましたね。
時系列バラバラにしてるとこは売りじゃないと思います。おいしいとこをとっておく遊びのひとつだとは思いますが、別に謎解きや複雑なひねりがあるわけじゃないです。オムニバスを集めた群像劇として見れればよかったと思うのですが、映画オタクが作った文字どおりのパルプフィクションなんで壮大な名作とくらべちゃうとキツイですよね・・「レザボア・ドッグス」も私は好きですがバラエティ番組のコントみたいって言う人も多いです。


言葉も文化も違う日本人が洋画を100%楽しむのは難しいというのは同感です。外国人が任侠映画見てるようなものですよね。私はコッポラの「ゴッドファーザー」とか全然楽しめませんでした。
私は英語は理解できますが、文化はわかりません。パルプフィクションでユマサーマンが頼む高級シェイクの名前も意味がわからなかったのですが一緒に見ていた父親が笑っていたので教えてもらって知りました。
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この回答へのお礼

俳優陣やジョークがおもしろいというのはわかるのですが映画としての評価がやたらと高いのがどうしても気になってしまっていました。シェイクの名前など、私の気付いていない点もまだたくさんあるとmadausaさんの回答を見て感じました。機会があればもう一度この映画を見てみようかと思います。丁寧な回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/06/14 19:06

いやーパルプフィクション本当に面白くなかった!


私もこの映画は特に難しいこともないしなにが面白いの?と疑問を持ちましたw
私も面白くないと思っているのでなにが面白いのか答えられませんが、他サイトの評価が異常に高かったので気持ち悪いと思ったのを覚えてます(笑)
本当に気持ち悪いレビュー多いですよねー。。。



ちなみにレビューで数多く見たのが「神を信じたものが生き残り~」って書いてあるのをよく見ましたが、私も投稿主さんと同じように感じたんです!あのあと出てきてないですよね!?足を洗うなら神のご意思で~とかマーセルスでしたっけ?に話すと思うんですが、鍵の暗証番号が666なのを思い出して足洗うっていうか殺されるんじゃない?って思ったんです!
何故、みなさん生きているっていう解釈をしているのか謎です。。。ちなみに私も一回見て挫折したタチなので見落としがあるだけなのかもしれないですけどwもしかしたら忘れているだけで生きている描写あったかもしれないですけどね^^;



この映画をつまらないと思った人間の回答なので趣旨からはずれているし役には立たないと思いますけど。。^^;
投稿主さんが面白いと思える映画に出会えることを祈っています!ちなみに最近の私のオススメ映画は「告白」ですw
もしまだ見ていなければ是非見てみてください、きっとパルプフィクションのモヤモヤを忘れることができますよ!w



私的には投稿主さんのNo.1に対するお礼がベストアンサーです(笑)パルプフィクションより面白いです!w
私にはそんな度量ありませんのでこのまま投稿させてもらいますね(笑)
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好みが分かれると思います。



ただ、言えるのは「筋」そのものとか緻密な伏線とかを楽しむタイプの映画じゃない。
もっと感覚的に楽しむ映画だと思います。

自分はそこまで特別には面白くはなかったけど、面白くないとも思いませんでした。
こういうタイプの映画であって、そういうタイプにはそういう面白さがあるんだなぁという感じです。
その範囲ではとても楽しく見ました。

この手のオムニバスにあるのは、もっと小さな不条理みたいなものじゃないかとおもいます。
人や事件との出会い、絡み合い。それらが人の人生や信条を変えていく。
誰にも身近に覚えのあることをもっと激しくわかりやすく描いてたり…。

さらに時間軸がどこかで交わることでこの世界をいろんなことが絡み合っておりなされている感を楽しむともいうのかな?

「アモーレス・ペロス」なんかもそうですね。

低俗でちょっとファンキーな文化に乗せて、そういった世界をスタイルとして楽しむ部分もあると思います。
ぶっ飛んだ感じ、それをまたどう演出するか。
映画では、世界を楽しむ面ってあると思います。
ハイソサエティな人たちの生活だったり、スラムの人たちの生活だったり…。
そういう点でパルプフィクションの会話や生活や小道具とかがオシャレだと好む人もいると思います

この手のオムニバスで時間軸の交差っていうのは割と良くあると思います
時間軸がずれてるからすごい!じゃなくてどこでどう交差させるか
交差をどう見せるか
最後にどこで絡み合わせるか、とかが見どころじゃないかな。

どちらにしても感覚で診るタイプの映画だから、好みがあって、嫌いな人には面白くないと思います。

観たあとに「で?」って言うタイプじゃないですか?

時間軸はずれてないんですが「フォー・ルームス」ってやっぱりなんだかファンキーでごちゃごちゃして
バタバタしてる映画(タランティーノがらみ)があるんですが
やっぱり質問者さんには面白くないと感じると思うんですよね。
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昔なのであまり覚えてないけど、面白かったという意見として。



あの当時、アメリカ映画って起承転結や勧善懲悪など
ドラマがかっちり決まっていたと思います。
特に普通の観客が見るようなハリウッド映画は。

ところが、パルプフィクションは
話がどう転ぶか分からないし、話自体もくだらない。
それがミザルーとか古臭い音楽をBGMに使われ
何か生理的なノリの良さがある映画だったと思います。
そういう意味で、音楽・俳優・脚本 個々には優れた物ではありません。
でも映画は斬新、見た事無いって思わせるもんでした。

言ってみたら、まずい材料を集めてぶち込んだら
おいしい料理ができてしまったような。

私は英語もしゃべれませんし、100%理解しているつもりもありません。
でも細部や伏線を理解しなくても楽しめました(と、記憶しています)。
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文化というか日本人にこそ受ける映画だと思いますけどね。

なぜならこの映画を米流落語だと思ってるんで。
この映画の大事なプロットはキャラです。それぞれの強烈な個性を映画という舞台装置にぶち込んだらああなったというだけの事です。
ストーリーこそが映画の醍醐味だと思ってる人には受けないでしょう。
逆に疑問ですがストーリーなんて昔からリメイク、パロディー、オマージュがほとんどであってとっくにマンネリ化してると思うんですが肝心なのはプロットや描写、元ネタを知ってて楽しめるかって所じゃないですかね。まあそこは人それぞれなんで置きますが。
少なくとも映画としては斬新だったかもしれませんがむしろどこにでもある人間観察欲求を満たすエンターテイメントです。
どこかいそうな変わった人間たちの凡庸な日常にちょっとした事件を与えて区切りとしてのオチをつけてまとめたのが落語やこの映画です。一見中身のない言動がそのキャラに厚みを与え事件を通して人間の機微や業といったものを考えさせてくれます。
>キャストが豪華!=映画が面白い
そんな事思う人誰もいないと思いますよ。でもこの映画に関していえば無駄な豪華さがいいんです。
ラーメンにキャビアが乗って出てきたらくだらないしどうでもいい事なんですが思わず友人に話したくなるでしょ。
日常だけど非日常、非日常だけど日常的でもある禅問答のような話ですがこれが我々の社会なんです。
何回も見てますがしょっぱの蘊蓄からフットマッサージの議論、それを引っ張っておきながらの突然のカットはいつ見ても笑いますね。
無駄なものはくだらないと切って捨てるか他愛のないことでもフォーカス出来るか要は感性の問題なんですど。
この映画で日常的非日常を楽しみましょうよ
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登場人物の会話や音楽、雰囲気が楽しめないとこの作品を好きになるのは不可能でしょう。


評価が別れる作品だというのはあります。
カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞時も一人の女性が「間違っている!」と叫んでいましたし(笑)
僕は大好きです。
無駄な会話や雰囲気を楽しめたからです。
これが重要になってきます。
楽しめた者勝ちってことです。
この作品が嫌いなら他のタランティーノ作品も駄目でしょうね…
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私は英語もあんまりだし、アメリカに住んだ事はないですが、


面白いと思います。この映画は好きですね。
内容を忘れた頃になぜかまた見たくなります。

会話とか登場人物のキャラクターが濃くて、バカでクセや個性があって面白いし、
どうという事もないくだらない展開なのに
何か惹きつけられます。
「レザボア・ドッグス」も同じ監督の同系統の映画だと思いますが、これも私は結構好きです。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は人に薦められて見ましたが、
うーん別に・・・陰気だなあ、って感じでした。

やはり好みの問題じゃないでしょうか?
質問者様にとっては「パルプ・フィクション」はクソだったんですよ。
人それぞれと思います。
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No.6さんの「落語」説には目からウロコです。

いやー20年間の「パルプフィクション」評の中でも画期的な一文でしょう!。となると「幕末太陽伝」という映画は「パルプフィクション」を言い表していますね。3本の落語ネタを題材に脚本が構成されているんですよ。石原裕次郎のキャスティングなんて正に「無駄な豪華さ」。
クリストファー・ウォーケンの「金の時計」は落語の長セリフ「じゅげむ」に相当しますね。「そんなのよく覚えたな」的なあほらしさ。

タランティーノは昔から「黒澤明より深作欣二」と巨匠映画よりクソ映画がイイと言っています。それは気取ったなだ万の料理より、浅草の居酒屋の煮こごりがいい、というセンスに近いでしょう。そもそも「パルプフィクション」というタイトルに最初から「この映画はパルプ(=クソ)ですよ」という意味が含まれている。なのに「期待して見たらクソだった」というのは無効でしょう。「名作なんてくそくらえ」ってのが基本コンセプトなんですから。

「パルプフィクション」を映画通を気取った技巧見せびらかし映画と批判するなら「2001年宇宙の旅」だって芸術家を気取った大げさなこけおどし映画と批判できるでしょう。あれだって噛み砕けば「宇宙人に教育されました」でおしまい。「未来世紀ブラジル」だって「人違い」以上の何があるのでしょうか?。

質問者さんは知性満点で「あてずっぽう」な質問でないことは明白。なのに分かり合えないもどかしさ。実に歯がゆいですね。
タランティーノはキャビアやフォアグラを否定して「わざと」ありあわせの材料で創作料理を作ったのですがだめですかね?。
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