準・究極の選択

拝啓
ご多忙の折、恐れ入ります。
普段特に偏った作家はいませんが、野南アサさんは比較的好きで読んでいます。
推理小説系はあまり好きではないのですが、野南アサさんの作品は、ストーリー展開とか
巧みな心理描写など特別なものがあり、どちらかといえば、推理小説ともミステリーともまた違う
様な気がします。
あと、白石一文さんは、政治的色彩の濃い作品は敬遠しているのですが、それ以外のものは
人間的に奥が深くて非常に興味深いと思います。
全般にベストセラー本は、直ぐには飛びつかない方です。流行にはあまり順応しない方ですね。
最近、八日目の蝉を初めて読みました。ただの一介の読者が言うのも失礼ですが
一つには、完成された作品という気がしました。テーマというか、ストーリーというか奥行きというか
そういう意味で・・・・・・・・映画は観ていません。
小説など全般にそうなのですが、作品の行間の部分というものが、ある意味具現化してしまうので
本来の読むということの面白さが薄れてしまうような気がしてなりません。
そんな訳で
生活臭があり、ストーリー展開も予想外であり、人間のそれぞれの在り方を考えさせられるような
それでいてあまりドロドロしていなくて、時として人知れず涙を拭えるような
そんな作品、ありませんでしょうか。
                                                 敬具

A 回答 (4件)

乃南アサの「幸福な朝食」は衝撃的でした。

ホラー色の混じった、貴志祐介か桐野夏生の線上なのかと見えましたが、やがて登場した音道貴子や高木聖大シリーズでホッとするとともに、大いに愉しむことができました。
乃南より、もう少しおとなし目では、どの作品も安心して読める「左手に告げるなかれ」の渡辺容子、やや科学的記述が興味を惹く「枯れ蔵」以来の永井するみ、緻密な記述と感性的な描写の融合した「レディ・ジョーカー」の高村薫などはいかがでしょうか。

また、白石一文は文章が精緻でありかつ滑らかなので、落ち着きを以て読み通していける安心の作家ですが、しかし確かに政治色の強いものは辟易ものではあります。そもそも「私という運命について」までで、それ以降の作品には手が触れていない軟弱者なのですが…。白石文郎の方はつい避けています。もっとも白石一郎の方なら大方読み通したのですけど。
もっと緊迫感を求めたら、若い頃の丸山健二か、もしくは梁石日、藤沢周あたりかとも悩みましたが、やっぱり白石一文で連想できる作家はちょっと思いつきませんでした。彼の持ち味はそれほどに独得なのかも知れません。
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この回答へのお礼

有難うございます。色々と把握されている様子感心いたします。
ご教示品まだ読んでおりませんので、早速探してみる事にいたします。

お礼日時:2011/06/28 21:14

以下がオススメです ジャンルはいずれも「自己啓発」になります。


D・カーネギー著で山口博訳「人を動かす」(創元社)
・・・お友達がたくさんできます
ロバート・シュラー著で稲盛和夫監訳「いかにして自分の夢を実現するか」(三笠書房)
・・・夢が実現し、元気になれます
D・J・シュワルツ著桑名一央訳「大きく考えることの魔術」(実務教育出版)
・・・自分の無限の可能性に目覚めます。何より自信がつきますよ。
西田文郎著「No.1理論」(三笠書房)
・・・何でもできるようになりますよ。
マクスウェル・マルツ著で田中孝顕訳「潜在意識が答えを知っている!」
・・・まさしく元気の基。一生の座右の書になりますよ
佐藤伝著「図解 朝日記で夢をかなえるノート」(PHP研究所)
・・・夢がかなわざるを得ない日記のつけ方などが紹介されてます
ジェームス・スキナー著「成功の9ステップ」(幻冬舎)
・・・元気・健康になれます
スティーブン・R・コヴィー著ジェームススキナー・川西茂訳「七つの習慣」(キングベアー出版)
・・・自分の価値観を明るいものにかえられます
アンソニー・ロビンズ著本田健訳「一瞬で自分を変える方法」(三笠書房)
・・・元気出ます
ナポレオン・ヒル著で田中孝顕訳「思考は現実化する」(きこ書房)
・・・まさしく願望が現実化します
今村暁著「1分間の日記で夢は必ずかなう!」(フォレスト出版)
・・・まさに人生の夢がかないます
望月俊孝著「100%夢をかなえる人の習慣」(中経出版)
・・・この本に書かれてある通り宝地図を作れば楽しく、夢がかないますよ
アラン・コーエン著 牧野・M・美枝訳「人生の答えはいつも私の中にある」(KKベストセラーズ)
・・・まさに目からウロコです。元気が出ます
カレン・キングストン著で田村明子訳「ガラクタ捨てれば自分が見える」
・・・この本に書かれてあるとおりガラクタ捨ててすっきりし、毎日嬉しいです
安藤一男著「無意識の魔力」(三笠書房)
・・・無意識の無限の可能性に目覚めます
野口嘉則著「3つの真実」(ビジネス社)
・・・人生明るくなります
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この回答へのお礼

たくさんのご教示有難うございます。自己啓発系はあまり読んだことがないのですが、参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/06/28 21:22

吉田修一『パークライフ』。



車谷長吉『赤目四十八滝心中未遂』。

小川洋子『博士の愛した数式』。

モーム『人間の絆』。

モーパッサン『脂肪の塊』。

スタインベック『ハツカネズミと人間』。

ゴールディング『蠅の王』。

吉村昭『ニコライ遭難』。

丸山健二『夏の流れ』。

松本清張『顔』。
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この回答へのお礼

たくさんのご教示有難うございます。吉田修一さんや丸山健二さんなどは読んだことありませんので読んでみたいと思います。

お礼日時:2011/06/28 21:18

太宰を読みな 人間失格なんか生活臭があって人間の本質 愚かさ なんか半世紀たった今も尚色褪せない描写で描かれていますよ。

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この回答へのお礼

確かにそうですね。近代文学は全般的に大学時代までに読みました。有難うございます。
時として振り返ってみるのも良いかもしれませんね。

お礼日時:2011/06/28 21:03

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