経済のことは何ら理解していない者です。
最近、毎日のように円高ドル安のニュースを見ます。

ニュースの記事に1ドル=76円台とあるのですが、
円高とは、円の価値が上がったということですよね?今、この原因は何なのでしょうか。日本に何か円の価値が上がる何かがあったのでしょうか?それともアメリカにドルの価値が下がるような何かがあったということでしょうか?

円やドルの価値が変わる要因とは、主にどんなものがあるのでしょうか?
すみません。今現在ニュースで起きているようなことを例に教えて下さい。頭が良くないので、柔らかく教えて頂けたら幸いです。

A 回答 (10件)

>円やドルの価値が変わる要因



 「円高ドル安」か「円安ドル高」かの基本要因は、

(1)日本とアメリカどっちが貿易黒字・赤字になっているか
  と
(2)円とドルどちらで預金した方が得か(株そのほかの金融資産所有を含む)
  の二つです。

「(1)」については、1970年代以降つねに日本が黒字です。と言うことは、ものの売り買いを清算すると

  アメリカで売った日本製品の売り上げ>>日本で売ったアメリカ製品の売り上げ

となって、それぞれの売り上げを自国に持ち帰ると

  ドル売り円買い>>円売りドル買い

となって、ドルの売りが増えて「ドル安」になります。これが基本です。日米の金利・運用利回りが同じなら常に「円高ドル安」になります。

次に「(2)」ですが、日本の金利が安くてアメリカの金利が高ければ、お金を持っている人がみんなお金をドルに換えて預金するようになるので、円が売られて「円安」になります。逆なら「円高」です。

 円高、円安は基本的に利回りや貿易収支で決まります。日本の経済状況が落ち込んでも、日本の貿易黒字はずっと維持されたので円高基調です。昨今の円高も基本的には日本の貿易黒字が原因です。
ドルの金利(運用利回り)が高いときだけ円安になります。

基本は以上ですが現在は日米ともに金利が低いので円、ドルどちらで所有してもあまり金利がつきません。これだけだと普通に円高になるだけです。


>アメリカにドルの価値が下がるような何か

今回の円高に限っては

(3)通貨不安からの逃避

というちょっと違う理由があります。ドルやユーロともにデフォルト(支払い不能)の心配があるのでドルやユーロの資金が逃げ出して円を買ったというわけです。

・アメリカでは日本以上の不況と、国債の発行額が制限一杯で借り換えが出来ずデフォルトになる直前だった。今後もまた同じことが起きそう。
・ヨーロッパではギリシャ、アイルランド、ポルトガルに続いてスペイン、イタリアなども破綻しそう

 日本以上に各国が低迷しているということです。これで円に資金が殺到し円高になりました。もちろん、投機筋の思惑買いも含めてですが。
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>円高とは、円の価値が上がったということですよね?


 そうとは限りません。比較する通貨との関係を示しており、円高と省略されている場合はおおむね国債決済通貨であるドルとの比較になります。つまりドルに対して円の価値が上がれば円高、円の価値が下がれば円安になります。

 ただドルの通貨価値も変動しています。なので円の価値がそのままでもドルの価値が下がれば円高ドル安になりますが、円の価値が下がったとしてもドルの価値がそれ以上下がれば円高になります。


 円については価値が変わりにくい状況になっています。なぜなら日本政府が機能しておらず日銀と共同して通貨供給量を増やすなど金融政策をする可能性が低いからです。また震災時に日銀は市場に通貨を供給しましたが、現在は市場流通量を震災前の水準まで調整しています。

 もうひとつは円の金利は低いですが、他の通貨が相対的に下落している関係で海外から見た金利(≒実質金利)は高い状態になっています。このため外国人投資家は投資対象としやすく価値が高まりやすい状況になっています。実際、株式市場ではついこの間まで外国人投資家の買い越しが29週も続いていました。

 一方ドルについては価値が下がりやすい状況になっています。なぜなら量的緩和策(QE2)終了後も通貨の市場流通量は減少しておらず、さらに債務上限問題が浮上し信用不安がある為です。

 まず量的緩和策(QE2)がつい先日終了したのですがドルの流通量が減少していないようです。この状況で上記のように円の流通量が調整され減少傾向であれば、量が少ないほうが価値が上がりやすくなります。

 債務上限問題とは、米国では国債発行金額を議会の合意で上限を決めていますが今年5月に国債発行金額はこの上限に達してしまいました。それでも歳入(税収)不足なのでさらに国債発行をする必要があり上限の引き上げを大統領が議会に提案しています。

 債務上限問題が合意するか不透明ですが、いずれにしてもドル安になりやすいと思います。債務上限が引き上げられれば、ひとまず落ち着きますが米国債が追加発行できるのでいずれ価値は下落しやすくなります。債務上限が引き上げできず債務不履行を起こすことがあれば信用が傷つきますので価値はやはり下落します。


 蛇足ですがQE2により新興国に資金が流入しており、これが新興国通貨高を引き起こしました。同時に食料やエネルギー価格も投機により価格が上昇したため、新興国ではインフレが深刻になっています。このため起きたと言われているのがチュニジアやエジプト、リビアなどの革命運動です。

 新興国は米国のQE2を非難しましたが、通貨安政策が原因だと取り合ってもらえず現在は利上げや通貨高などでインフレを抑制しようとしています。

 長々書いてしまいましたがいかがでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。
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そういう質問が生まれるのはもっともなことです。

東日本大震災の復興も進まず、福島原発事故の収束もまだまだかかる。電力不足で企業は強制的に節電を強いられる。放射能汚染は心配だ。にもかかわらず菅内閣は迷走し、海江田経済産業相は国会で泣きべそ状態。これでどうして円高になるのか。これは実に訳の分からない現象といってもよい。

しかし、これだけの悪材料にもかかわらず、現在、円が世界で一番安定して価値がある通貨であると世界から評価されているのです。ドルはアメリカの財政破綻危機によって信用を失っている。アメリカが発行した国債がもしかして償還されないのではないかという不安が現実味を帯びているのです。ユーロもギリシアの破綻、イタリアも?スペインも?不安は広がるばかりです。
円、ドル、ユーロ以外に国際的通貨は存在しません。相対的に円が安全だと評価されているのです。
だから資産家はドルやユーロで貯金をしていても心配なので、一部を円に換えようとします。つまりドルを売って円を買う。ユーロを売って円を買う。買った円を銀行に円預金する。または日本の債券を買う。または日本企業の株式を買う。資産家は欧米だけでなく、中東の石油王やらアフリカの宝石王やら、どこぞの独裁者やら世界に大勢います。マイクロソフトのビル・ゲイツも円を買っているかもしれない。誰がどれくらい円を買っているかは定かではありませんが、そういう動きが地球規模で起きていることだけは間違いない話です。外為市場の参加者の動機は様々でとても一口にはいえない。日本の資産家は、放射能汚染を恐れて、逆に円を売ってドルを買ってアメリカに逃避行していたりします。そういう人は円安圧力になります。しかし円を買う人の方が多いのなら、結果としては円高が進むのです。
外為市場には様々な参加者がいる。当然、資産家だけではない。
売買の差額で利益を出そうとする証券会社、金融機関、生保・損保、年金、事業法人などの機関投資家、
個人投資家、海外旅行者、留学生、出稼ぎ労働者(例えばイチロー)、フジテレビに韓流ドラマばかり放送させたい韓国人、原発が事故って急遽天然ガスの買出しにでかける東電の社員、アメリカに自動車を輸出するトヨタ、アメリカから牛肉を輸入する吉野家、世界を走り回る総合商社、ドイツでドイツをぶちまかすなでしこジャパン。
こういった様々な有象無象の集団が左右両側に分かれて毎日、一日中綱引きをしているようなものです。右側で一生懸命引っ張っていた人が今度は左側に移動して、引っ張ることもある。
こうやって為替レートは時々刻々右にいったり左にいったり激しく変動しています。
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ーミスタイプ訂正ー



ドル安の根本原因はドルの大量発行にあります。’米国’とEUは住宅と金融のバブル崩壊とそれによって引き起こされた金融危機によって、その対策としてお金を刷りまくっています。なので例えば米国の債務上限問題がいったん解決したとしても、ドル、ユーロの通貨安は今後もしばらく続くことになります。

また現在、円はドルやユーロに対しては値上がりして円高になっていますが、途上国通貨に対しては軒並み円安になっています。
日本の通貨円は先進国通貨に対して円高が進むと同時に途上国通貨に対し円安も進み続けていることも意識しておくことは重要です。
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アメリカの債務上限問題で米ドルが下がっています。



アメリカでは、法律で、借金の上限を、14兆3000億ドルまでと決めていますが、その上限に達してしまっています。法律を改正して、この上限を上げなければ、お金が借りられない状態です。

アメリカの財政も、日本と同じで、A社への借金を、B社から借金して返す、という、いわゆる自転車操業状態ですので、新たな借金をしなければ、A社への支払いが滞り、行き詰まります。8月2日を過ぎると、もうどうやりくりしても、支払いできなくなるそうです。

こうなると、アメリカの国債買っている人たちに、利子さえも払えなくなります。利子のつかないアメリカの国債なんて信用されなくなりますよね。銀行にお金を預けて利子がつかなかったら、誰も、そんな銀行にお金を預けない、というのと同じです。準じて、ドルの信用も下がり、ドルが売られてしまうわけです。お金が逃げていくわけですね。

現在、8月2日という期限が迫っているのに、アメリカの与野党で、増税論議でもめていて、債務の上限を上げる法律の採決の行方が定まっていません。やばいよ、やばいよ、と、とドルが下がり続けています。
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ドル安の根本原因はドルの大量発行にあります。

英国とEUはバブル崩壊とそれによって引き起こされた金融危機によって、その対策としてお金を刷りまくっています。なので例えば米国の債務上限問題がいったん解決したとしても、ドル、ユーロの通貨安は今後もしばらく続くことになります。

また現在、円はドルやユーロに対しては値上がりして円高になっていますが、途上国通貨に対しては軒並み円安になっています。
先進国通貨に対して円高が進むと同時に途上国通貨に対し円安も進み続けていることも意識しておくことは重要です。
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原因は野田財務相が注視して何もしないからです。

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はじめまして、よろしくお願い致します。



>それともアメリカにドルの価値が下がるような何かがあったということでしょうか?

かんたんにご説明します。単純に米国の国債の価値が下がったことです。
又、ユーロもギリシャをはじめ破綻寸前で他の国もいくつか同じようことになってます。

すなわち、世界の投資家はドルもだめ、ユーロもだめそれでは、円を買うしかないと
いう感じです。

円を買う人が多いと円が高くなります。
(ドルを売る人が多いと安くなります)

理屈はそうなります。今の状況は、為替操作してもだめなので・・・

この76円/ドルは、4年は続くと思われます。

近く、米国の国債は評価が下がると思われます。
しかし、デフォルト(ちゃらにする)になると世界混乱が起きるのでならないでしょう。

外国の方は、結構短気です。国が破綻するようなら暴動を起こし最後に世界戦争?をして
くる国もないとはいえません。(正に想定外なこと?が起きる可能性もあります)

ご参考まで。
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アメリカで、国の借金の期限が既に来ています。

しかし払う金が不足しています。
もっと資金を調達する法律を作るつもりが、ゴチャゴチャと反論があって、できていません。

このまま期限がくると上記のように新たな約束もできないまま、返すべき金を返せない。

そんな世界のドルが信用の無い金になってきているのです。
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米国では、国の借金残高の上限を上げる上げないで政治的に揉めています。


上限が上げられない場合、国債の利払い停止、国の機関の閉鎖など混乱が予想されます。
当然経済上も影響がある。

ヨーロッパ(ユーロ)は、域内のギリシャやイタリア、スペイン、ポルトガルで国の財政や金融機関の信用が落ちています。

結果として、駄目な国ばっかりだが、その中でも比較的駄目具合が軽い日本円が買われている状況。

言わば消去法で日本が残ったという事。

実際には日本も怪しいので、金や穀物、資源など通貨では無くモノへの投資が進んでいる。
だから、モノの値段は上昇中。
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