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デバイス非依存のLab色空間は人間の視覚を近似するよう設計されている 
ということですが、人間の知覚に近いことで、色管理において、どの場面で、どう利点があるのでしょうか。
また、RGBやCMYKは人間の知覚よりも出力機器の都合が優先されている
とのことですが、出力機器にとってどう都合が良いのでしょうか。

いろんなサイト等調べましたが、いまいち分からないのです。概念的に理解できれば十分ですので、ご回答お願いいたします。

A 回答 (2件)

どう利点があって、どう都合が良いか、では無いんですが・・・



人の知覚できる(であろう※)全て色を表したものがLab色空間で。
モニター・テレビ等の光で色を再現する場合に「使える色空間」がRGB(加法混色)で。
印刷等の色を塗る場合に「使える色空間」がCMYK(減法混色)なんです。

※「であろう」と書いてあるのは数値化すると、人間には実は同じ色としてしか認識できない色も違う色として数値化される言わば「予測値」が入るので「であろう」となるのです。
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CMYKは印刷用に最適化された4つの色に分解されたデータ形式です。


商用の印刷機械が下記4色で印刷されており、データもそれに合わせて4色に分解してから出力しています。
C(シアン)
M(マゼンタ)
Y(イエロー)
K(ブラック)
CMYKならば印刷時に変換しないで出力できます。

RGBはモニタ出力に最適化された3色のデータに分解されたものです。
モニタは下記3色で出力されており、それに合わせてデータを3色に分解して出力しています。
R(レッド)
G(グリーン)
B(ブルー)
RGBならばモニタ出力時に変換しないで出力できます。


RGB/CMYKともに仕事においては出力結果を見て色の手直しを行います。その際に数値で1対1で操作できるデータ構造のほうが、オペレーターが操作しやすいのが主な理由です。


補足をすればインクジェットなどは現在5色、6色といったものが出ていますがインクの発色が理想的なCMYを再現できないことに起因しています。理想的でないならより綺麗な発色で補完しようとの考えで実際の色に近づけようとの考えとは少し違います。
またそのようなことから出力時に5色なり6色に再変換しているため、正確な制御を難しくしています。

商用の印刷機はコスト的な考えから4色を中心に印刷されています。依頼すれば8色でも20色でも対応しますが、特殊な設定になるので色の再現性をあげる目的ではつかわれていません。

Labについての説明は他の方に譲ります。
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