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米ドル建ての債権を買おうと思っているのですが、取引のある証券会社の社員は、ストリップス債をやたらと強く勧めます。なぜなんでしょうか。ストリップス債が売れると、特に何かウマミがあるからでしょうか。あんまりしつこく勧めてくるので、なにか下心があるのでは、と疑心暗鬼になってしまいます。詳しい方、ご意見いただけませんでしょうか。

A 回答 (1件)

利付き債より税制上有利だからです。


利付きのクーポンは源泉課税が20%発生します。
割引債の場合、満期前に売却すれば非課税です。
同じ期間であれば利回りは本来同じになる筈ですが、利付き債の方が税務上不利になります。
この関係から日本の証券会社は割引債を大量に仕入れています。
米国国債は日本に本券が来ません。米国国内で保管されており保管証書として日本に持ち込まれます。必ず本国に保管して保管証書が海外で流通する仕組みです。日本国債を米国で取引する際は日本で保管。そういうシステムです。
となると、日本人が好む銘柄を仕入れるようになります(勿論希望すればニューヨークで随時仕入れて保管手続きを経て販売されますが、直接ニューヨークに発注する場合、米国に証券口座を開く手間と、米国法による宣誓手続きが必要になります。証券会社が間に入る事で手間を省けますが、その分相対取引の手数料に相当する鞘が上乗せされた価格です)。
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