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簿記の勉強についてです。
勘定科目の「保証債務」と「債務保証」の
意味の違いを教えてください。 。

A 回答 (1件)

両者は、保証債務>債務保証という関係にあります。


保証債務には下記の2種類が含まれるからです。

(1)手形の裏書き、割引きをした場合に生じるもの
(2)債務保証を行った場合に生じるもの

当然ながら、両者はその性質が異なります。
(1)は、貸借対照表に表示すべき「負債」です。
それに対し、
(2)は、偶発債務を明らかにするための備忘記録にすぎません。
基本的には注記の対象になります。

ただし、例外的に相手先の企業の財政状態が悪化し、
借入金の返済が不能になった場合、当社が支払う義務を負う可能性があります。
その場合、引当金を計上する必要が生じるのですが、もし(1)と同じ勘定を使用すれば、
投資者の誤解を招く可能性があります。
それゆえ、債務の性質の異なる(1)と区別するために、あえて『債務保証』という勘定を使用すると考えられます。

勘定科目は企業によって異なりますし、明確な答えはありません。
受験上は上記のように考えていれば、まず問題ないと思います。

以上です。ご参考になれば幸いです。
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