
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
一般的な小説、ビジネス書等であれば、だいたいの規格は決まっていると思います。
B6とかA5、菊判など。
ソフトカバーにするかハードカバーにするかで大きさが違って見えますが、中の紙はほぼ規格通りになっていると思います(出版社によって多少の大きさの違いはありますが)。
それ以外のものは絵本や写真集など芸術性が高いものだったり、あるいは判型を変えることで人目を引くという目的があったりして、大きさが違ってきているのではないかと思います。
というよりも、文庫本が規格化されている方に着目すべきではないかと思います。
文庫本は、単行本をそのまま廉価にしたものです。
廉価版なのでなるべくコストをかけないように作っていると思われます。
そう考えると理由は歴然。様々な判型にするよりは、定型にしておいた方が安くつきます。
だから文庫本は皆サイズがほぼ同じなのでしょう(これまた出版社によって多少大きさが違いますが)。
単行本は、それなりにお金をかけてしっかり作ろうという意識を持って作られた書籍です。ですから、戦略的に判型を変えたり、ハードカバーにしたり、カラーページをつけたりと様々な工夫がこらされるのだと思います。
あとは、売れる作家さんは利益が見込めますから、しっかりしたハードカバー(コストがかかる)にされたり、売れそうにないと思われる書籍はハードカバーにせず、コストのかからないソフトカバーにしたり……と、そういう面もあるでしょう。
ご教授ありがとうございます。
文庫のサイズがナゼあのサイズになったのか、ハードカバーはナゼほぼあのサイズなのか・・・。
個人的には手が大きいので文庫のあのサイズにブックカバーをしても片手で扱えますが、主に女性や手の小さい方には片手では若干扱いにくいサイズではないかと思います。
片手で扱う必要がないと言われれば、そうですが・・・。
No.5
- 回答日時:
この前の日曜日、亡父の荷物を整理していたら、
出てきましたよ、新書判サイズの新学社文庫ってヤツが。
我が輩は猫とか野菊の墓等々大量に。
ほぉ、これがあのとタイミングの良さに感動いたしておりましたが、
よく見たら、確かにこれでは本屋さんの文庫の棚には入らない、
それではと、新書と並べてしまっては、文庫の文法の背表紙では見劣りがする、
淘汰されてしまったのかもなぁと思いました。
それに比べてハードカバーは装丁デザインと言う工程が在ります、
(ギャラは激安だと知人が言っておりましたが)
そのおかげで、サイズやら見た目やらで自己主張する、
まぁ、並べて見目麗しいと言うと長いシリーズ物でもないと辛いかもしれないですよね。
重ねてありがとうございます。
やはり淘汰ですか・・・。淋しいですねぇ。
書籍全般、特に小説は装丁も内容の一部だと思いますので、その違いを楽しむ感覚も一応持ち合わせてもいますし、重要さも判っているつもりです。
それで衝動買いも往往にして有る私は、やられっぱなしというところですが・・・。
本もサイズを含めて違いを楽しむくらいの余裕は自分に必要ですね。
No.4
- 回答日時:
No.1さんにちょいと補足。
>中の紙はほぼ規格通りになっている……
製紙工場で作られた紙のサイズが菊判とか四六伴とか、
そのサイズの中でページを無駄無く裁断する事が出来るサイズには、
それほどバリエーションが在るわけではないってっ事だと思います。
(たしか8ページで1セットだったかな)
んで、考えたんでっすけどそれでも微妙なサイズの違いは起こりえますよね。
(古いハヤカワなんか微妙に大きいし)
でも実際は、文庫本のサイズに付いては今の物ならほぼ同じなのは、
本屋さんの棚の高さの都合も有るんじゃないですか。
ご教授ありがとうございます。
そうですよね。
やはり効率を求めた結果が現在の状態ということですよね。
「本屋さんの棚の高さの都合」確かに(笑)・・・むしろ、限られた自宅の書棚の都合も・・・文庫は良いんです。
差があるといっても大差がないので。
そして、書棚に並べても気になるほどではないので・・・。
でも、ハードカバーは、・・・うぅ~~~となります。
その違いを楽しめないこともあるんです。
代表はブックカバーですね。ハードカバーサイズのものは難しい、というか無いに等しい。
本来、持ち歩くモノではないと言われれば、そうなのですが・・・。
No.3
- 回答日時:
単行本にはない大きさの規格が文庫にだけあるのではなくて、
B4判、A4判、B5判、A5判、B6判、A6判、菊判、四六判、などなど、
色々とある本の大きさ(判型)のうちで、
そのうちのA6判(いわゆる文庫サイズですね)のものを今は一般に「文庫」と呼んでいる、
そういうことだと思うのですが。
一方、単行本には文庫と違って大きさの規格がないということではなくて、
文庫サイズや新書サイズのものは別として大きさに関わらず、
文芸作品・絵本・写真集・美術書などのジャンルもまた超えて、
ひとくくりに「単行本」という呼び方をされている、ということではないでしょうか。
つまり「文庫」「単行本」が先にあって、その区分に沿って判型が定められているのではなく、
判型が先に合って、そのうちのA6判だけが今では一般に「文庫」と呼ばれていて、
A6型と新書型以外の判型のものは一括して「単行本」と呼ばれている、ということだと思うのです。
ご教授ありがとうございます。
アレ(文庫)、A6サイズなんですね。
知りませんでした(笑)というより気付いていませんでした。
確かに、A6というサイズであればある程度の差が出来たとしても規格としては画一しやすいですよね。
でも、それならナゼB6やB7では無く、A6だったのでしょう?
不思議です・・・。
No.2
- 回答日時:
文庫本について、下の方の補足をします。
かつてはいろんなサイズの「文庫本」があったと聞いています。豆本サイズ――角川のミニ文庫のような――から、新書版のやや大きめのもの――白水社の文庫クセジュ――まで。でも結局手に取りやすさなど理由で、このサイズに落ち着いたのだ。淘汰されていったのだ、ということでしょうね。わたしが本屋をしていた時には新書版の「文庫」は結構有りました。その昔のブンガク少年には懐かしい新書版の新学社文庫には「文庫」とは文の庫(ふみのくら)の意味で、だれでも文乃庫が持てるように安価なものを作ったのだとあります。
つまり、サイズは関係なかったのでしょう。
ご教授ありがとうございます。
新書サイズの文庫ですか・・・。
今はごく一部ですよね。
廉価ということで効率が重視された結果、ということですね。
豆本サイズの文庫のシリーズ・・・楽しそうです。
どういう表現が適切か判りませんが、そういう選択の余地があるのは文化的な余裕のように感じます。
画一化されることも必要だと思いますが、「ゆとり」とでも言うのでしょうか?そういった部分の欠如を感じます。
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