この人頭いいなと思ったエピソード

現在778%の関税がお米にはかかってるみたいですが撤廃すれば10キロ約400円弱の値段になる計算です
本当にそんな値段でお米売られるんでしょうか?

A 回答 (7件)

米の関税は、従価税ではなく従量税で、基本税率が「1kgあたり402円」、WTO加盟国に対して適用される税率が「1kgあたり341円」です。


http://www.customs.go.jp/tariff/2011_8/data/i201 …

「この従量税率を従価税率に換算すると、778%に相当する」ということであって、778%という率で決まっているわけではないのです。(換算のベースになっているのは、国際価格の標準とされているタイ産米の価格です。)

だから、関税が撤廃された場合、現在の制度で課税輸入した場合と比べると、WTO加盟国からの輸入の場合で1kgあたり341円、それ以外の国からの輸入の場合で1kgあたり402円安くなるという計算になります。

ただし、これだけ関税が高いと、関税だけで国産米よりも高くなってしまうので、課税輸入の実績は0であり、現在、国内流通している輸入米は、全て関税非課税(ただし、売渡価格にはマークアップという内外価格差調整分が上乗せされています)の国家輸入米ですので、現在の国内価格よりも上記金額分安くなるわけではありません。

現在、国家輸入米を、国がどれくらいの価格で買い上げているかというと、アメリカ産の中粒種米で「1トン当たり消費税込6万3千円程度」ですので、1kgあたりにすると約63円です。
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/boueki/nyusatu/ …

関税が撤廃されれば、民間卸売業者も、ほぼ同等の価格で輸入できるようになると思われます。

なお、国産米も、卸売業者への販売価格は1kgあたり200円程度であり、この価格と末端小売価格との差分は国内流通コストとしてかかるということですから、消費者が1kg63円で購入できるわけではありません。
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10キロ約400円弱どこからこんな数字引っ張り出し来たのでしょうか。

確かにこの値段のものもありますが、家畜用エサです。また、カリフォルニア米といってもピンからキリまであります。こちらでは9キロ包装がメインですので、スーパで販売されている3種類の値段は
CALROSE 25ドル 炊きたての時は、食べられますが、一旦冷えてしまうと焼き飯しても、まずい。日本では絶対買う人がいないと思います。
KOKUHOU(国宝) 35-40ドル かろうじて耐えられる品質。学生食堂だったらOKだけど、一般レストランだったら、客ににげられるのは確実
NISHIKI (錦) 55-65ドル これは文句なしにうまいです。でも、高すぎる。
また、国宝や錦を日本に売り込めるほど生産量もなく、また、水田を大幅にふやしたくとも水がありません。今でも灌漑用水には厳しい規制があり、生産を増やせば生産コストが上がってしまいます。9キロで4000円、製造コストでも2900円です。
ほとんどの日本人が籾殻がくっついていたり、割れ米ばかりで精米もされていない家畜用米を選ぶようになれば、日本米農家は破壊的実害が出ますが、あり得ないことです。でも、日本米もあそこまで品質を落としたら勝負できるかも。
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TPP参加することは、米国の広大な農地での超大量生産向きの食品は安く流通するが、それ以外の大量生産に不向きな食品はバカ高くなるか、生産出来ず買えないものになる。



現在の日本の農業生産場では量産向きの食品と量産不向きな食品を一手に引き受けるような市場システムになっている。そのため量産向きの食品は比較的高い一方、量産に不向きな食品でも比較的安価に購入ができる。多様な食品の生産と流通があるから、日本の多様な食文化が成り立っている。
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最も分かりやすいTPP推進派の大デマは下記のようなものです。


「日本の消費者は高価な食糧を買わされているのです。TPPによって消費者の暮らしが楽になります。」という大デマ。
食料価格は下がるがそれ以上に給料が下がる政策であるのがTPP。おまけに安い米はカルフォルニア米になり、日本の米は高価な値段でしか買えなくなる。
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そんなに安くはなりません。


昨年のフジサンケイグループの世論調査の一つにこんなのがありました。

●TPPに参加し関税が撤廃された場合、例えば5kg 2380円だった カリフォルニア米が271円で購入できるようになります。あなたはどう思いますか。
安い米を買いたい 10.2%
少し高くても国産の米がいい 84.8%
(その他・わからない) 5.0%
【引用ここまで】

このメチャクチャな計算でも10kg542円です。
8.78倍じゃないですか!これは本当にこういう価格にはならないと思います。
これって、関税の778%+輸入価格100%(2380円÷8.78=271円)という単純逆計算になっています。
でも、この価格差は大ウソです。
米の運送保管にかかる費用は同じですし、流通経費をかけた小売価格はそんなに変わらないはずです。

本当の卸売り価格(生産者米価ではありません)で比較すると、
同じく5kg 日本1225円、アメリカ350円、中国250円となっています。(ちなみにベトナムは135円くらい)
これが小売で日本の米が5kg2500円くらいなので、単純に倍になるとして、アメリカ700円、中国500円です。
10kgだったらアメリカ1400円、中国1000円となります。
実際の小売価格がこんな単純に決まるものではありません。
運送保管やパッケージにかかる費用は国産米も輸入米もおなじでしょうから、こんなに差はないと思います。


ところで、食料価格ってエンゲル係数でもわかるように逆進性があります。
高い食料価格というのは貧乏人の非農業従事者から農家への所得移転という結果になっています。
これをヨーロッパ型の農業補助金にすると、金持ちや米を食わない法人がより多く農家を支えることになります。
現行の778%という関税で貧乏人から金を取り上げて農家に配るのと、関税をなくして補助金にするのとどっちが正しい政策か考えて欲しいものです。
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お米に限らず日本の消費者は高価な食糧を買わされているのです。

TPPで消費者は暮らしが楽になります。
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>本当にそんな値段でお米売られるんでしょうか?


 ・カリフォルニア米を例にすると
   ○カリフォルニア米は、ジャポニカ種は、短粒種(コシヒカリとか)、中粒種(カルローズとか)の2種類があります(生産量は短粒種は17万トン位、中粒種は200万トン位:共にカリフォルニア州のみの生産量)
   (ちなみに、2009年(米国8月)~2010年(同7月)の(1年間の)日本の輸入量は38万トン位・・米国の米の輸出量第2位です、1位はメキシコの77万トン)
   ○現地価格ですが・・下記は米国内のネット通販:MitsuwaのHPより
http://shop.mitsuwa.com/goods/detail.php?pid=1177
    田牧米、みやび、玉錦、が22.99$、15LBは6.8kgの事なので、10kgに換算して、33.8$
    33.8$を為替換算(76円計算)で2569円・・これには当然小売店のマージンも含まれています
   ○小売店のマージンをこのままにして(日本の小売店のマージン、商社のマージンもこれ以内に抑えるとして:ムチャですが)
    日本に持ってくると、輸送費と保険料と保管費等が上乗せになります
    単純に考えて3000円~3300円位が良い所では

>本当にそんな値段でお米売られるんでしょうか?
 ・ありえない
 ・中粒種のカルローズでも良くて半額の1500円位・・・味は日本米に太刀打ちできないけど、価格でそれなりの需要は期待できますが

  
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