プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は演劇を学ぶ学校に通っており、役者になりたいという夢があります。
今年で二年目になるのですが、今、息詰まっていて本当辛いです。
同じ夢を持って勉強している方、力を貸してください。

私の悩みは、10個台詞があるとしたら、その内の半分が棒読みになってしまうことです。
自分の声を録音したところ、そのことに気がつきました。
以降、表情の変化や感情表現を大きくし、役が何を感じているのか意識しながら芝居しているのですが、全く上手くいきません。
特に驚きや怒りが駄目で、「お前はただデカい声を出しているだけだ。感情が伴っていない」と講師によく指摘されます。

私は普段の喋り方も(どちらかと言うと)淡々としており、歌も上手くありません。
自分ではそれが関係しているのかなと思います。
現に私の芝居は音の変化があまりありません。

この状況を打破しようと練習に励んでいるのですが、上手くいかず焦りを感じています。
情けなくて泣きたい気持ちでいっぱいです。
どなたかアドバイスをお願い致します。

A 回答 (5件)

こんばんは。


私が友達に話すならば、という軽い気持ちで読んでいいただければと思います。

役者にも個性があります。
感情を表に出すのがうまい人、感情を内に秘めた芝居がうまい人。
質問者さんは、後者のタイプですよね。

芝居の表現もさまざまなはずです。
寡黙な人が、陽気なイタリア人になれと言われても、いきなりうまくはいかないもの。
まず、表現したい芝居が自分の感情のそれとあっているのか考えてみませんか。
無理に芝居でラテン系の人になろうとしてはいませんか。(オーバーな表現ですが)

質問者さんには質問者さんにあった、感情表現の仕方があるはずです。
役者がさまざま役をこなせることは大切です。でも、芝居の勉強を始めてまず最初にしたことは「自己解放」なはず。
まずは自分の感情に見合った感情を出せばいいのだと思います。
身振り手振りはその後でもいいのではないでしょうか。(場合によっては、演出がつく可能性がありますし)

独特な台詞回しでよく物真似をされる田中邦衛さんを、誰も大根とはいいませんよね。
彼のセリフには心があります。
やはり、身振り手振りよりまず心だと思います。

それと、セリフを話しながら同時に冷静に自分を観察している、もう一人の自分が強くなってしまうことはありませんか。
私が先生に教えていただいたことを一つ。
西洋のセリフは、日本のそれと違って「あぁ」とか「おぉ」とかありますよね。
普段言わない言葉ですし、みんなが恥ずかしいと戸惑っていた時の話です。

「セリフに集中すれば、それは決して恥ずかしくは感じない」

だそうです。
また「芝居に集中している時は周りが気にならないものだ」とも言われました。
頭で考えるのではなく、まずは心。
自分の気持ちがどこにあるのか、それをしっかりと見極め開放してあげること。
これが一番大切な気がします。
芝居の派手さに惑わされずに、内側から湧き出るものを大切にしてください。
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この回答へのお礼

私の通っている所では「前者のような人になれないと駄目。前者は後者の演技もできるけど、後者に前者の演技はできない」と何回も聞かされていました。
私は特に無邪気な演技が苦手で、ダメ出しされる度に「これが私の中の無邪気なんだけど違うのかな?まだ無邪気さが足りないのかな?」と悩み、感情が伴わないままオーバーに演じていたことがありました。
まさに回答者様のおっしゃる通りです。
『自分の感情に見合った感情という言葉』――何だかホッとしました。

素晴らしい回答をありがとうございました!

お礼日時:2011/12/10 00:21

私も今演劇の勉強をしています。


私も将来役者になりたい1人ですのですこしでもアドバイスになればと思います。

やはり、感情ではないですか?
怒りかたでも、ただ怒鳴る人、冷静に怒る人、イライラしている人などと言う風に怒り方でも違います。
なので、いろんな怒り方や驚き方を試してみてはどうですか?

あとは、沢山の舞台を観に行く事です。
この人の演技上手だなと頭の引き出しの中にいれておくのです。
すると、沢山の表情の変化や感情表現をまねしてできると思います。

感情表現と言っても声に出すだけではなく身体全体で表現してみてはどうですか?
身体が動くと表情や感情も表れてくると思います。

演劇を教えてくれる先輩は「役にも沢山の個性があるから、沢山の人と沢山話しをしなさい。」と教えてくれました。
そうすることで、役の表現や感情をつかむことができるのではないですか?
私のなかで、演劇はものまねと同じと考えています。

逆に私は声がこもるので何を言っているのか分からないことで何度も怒られました。
泣きたいときは思いっきり泣いたほうがいいですよ。
我慢は毒ですから。すっきりして、楽しく芝居をしましょうよ。

アドバイスになったか分からないですが、悩むことはいいことですよ。私も芝居で悩んだときはアドバイスをおねがいします。
これからも、頑張ってください。応援しています。
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この回答へのお礼

同士様からの回答は珍しいので嬉しいです。
今回の回答を参考に前に進んでいこうと思います。

お互い頑張りましょう!

お礼日時:2011/12/10 00:29

こんばんは、はじめまして。



私の場合は、感情表現や感情の起伏・抑揚の程度がこんがらがって行き詰まり、自分のやっている芝居が劇全体から見て適切なのかわからなくなった場合、
「一度、全部素読みにして、原点に立ち戻ってみる」
という方法を試みることがあります。
演劇における「素読み」=出演者が稽古の際に、感情も間も考えずに台本を声に出して読むこと。(棒読みとは違いますよ)
http://engekilife.com/feature/glossary/#c
何も感情はまじえずに、滑舌とイントネーションは正確に、読点もきちんと意識して、素読みで読んだ場合は、こう。
では、それに感情をのせてみると、こう。
どれくらい違っているか比較してみて、「ここが焦って早口過ぎる、もっと丁寧にできる」とか、「自分ではかなり感情的になっているつもりだったけど、素読みに比べるとそれほど大きく感情が前に出ていないな」などと気づくきっかけになります。
ご参考まで。
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この回答へのお礼

「感情が前に出ていないことに気づける」というのが良いですね!
今度、素読みをやってみようと思います!

いいお話をありがとうございました!

お礼日時:2011/12/09 23:47

こんばんは



その台詞の背景にあるものを意識して話していますか?
本を読むだけではダメですけど読んで読んで読みこなさないと見えないものも沢山あります
普段の生活で本は好きですか?
想像力があるほうですか?

膨らませることも大事なことです
あとは言葉の区切る場所とか間が生きていないのではないでしょうか?
芝居に対してあせってしまうことはないですか?
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この回答へのお礼

本は好きでよく読んでいて、想像力もある方だと思います。
芝居に対して焦っている節があるかもしれません。

回答をありがとうございました!

お礼日時:2011/12/09 23:41

素人意見ですけど、貴方の悩みのヒントになればと思って書きます。



役が何を感じてるかを意識されているとの事ですが、何故その役の人物がその様に感じてしまっているのかと言ったレベルまで人物像を掘り下げて意識してますか?
そして、その役の人物と同じように貴方自身も感じることが出来ていますか?
多分、感情の表面的な面を第三者的に想像しているだけだから、演技も表面的にしか出来ていないのではないかと思いますよ。
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この回答へのお礼

確かに私は人物像の掘り下げが少し苦手です。
自分に足りないものはこれかもしれません。

回答をありがとうございました!

お礼日時:2011/12/09 23:38

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