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公的機関で半導体検出器を使って核種分析をしています。検査物の詰め方で測定結果が異なるようです。容器に詰める場合の注意点を教えてください。(密度を高くすればいいのでしょうか)
結果の判断は高濃度のほうを選択すべきでしょうか?

A 回答 (3件)

某大学の放射線施設に勤務しております。



検査物の詰め方、確かに結構難しいです。
ご存じのとおり、高密度にすると自己吸収の割合が高くなりますので、データ的には低めに出ます。

ですので、一つアドバイスがあるとすれば、その測定値が何に使われるか、最終的に求められている単位は何か(Bq/kgかμSv/hかといったことです)を参考にしてください。
いわゆる一般空間での空間線量率のためのデータ収集であれば、普段から踏み固められている土壌でしょうから、多少高密度になっても問題ないでしょうし、土壌の汚染状況を測る(汚染マップを作成するような場合)ようなデータであれば、精密測定が必要となるでしょうから、詰め込むと精密測定ができなくなります。

なお、時間に余裕があれば、ご使用の標準線源にもよりますが、精密測定の結果がほしいのであれば、目的物の抽出などをお勧めします。

測定結果の判断については複数回測ってという意味合いでしょうか?
それとも、複数ピークを出すような核種で、多いほうを結果にするべきという意味合いでしょうか?
個人的にはどちらにしましても結果の精査は必要とする部署に任せて、基本的には出たデータを全て相手に渡すようにしています。
精査についてアドバイスを求められれば、そこで判断するといった感じです。

たぶん追記が必要かと思いますので、ひとまずはこの辺で。
参考になりましたら幸いです。
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素人ですので詳しい事は分りませんが、測定結果は先ずBq/kg(検出エネルギー/kg?)等で表し、それらをもとに核種の分析:汚染量の計算等に進んで行くのではと考えています。



殆どが既にご存知の事柄ばかりであまり回答にはなっていないかも知れませんが、次のような点を考慮されたら如何でしょうか。

野菜等でそのままの場合の圧迫度、ミキサーに掛けてジュース状にした場合等、密度で当然検出値は変っていくでしょうが、密度:対象物の量:kgとBq/kgの関係をある資料について何種類か調べて見ます。

この関係はγ線では途中の減衰が少なく比較的に分りやすいでしょうが、α線やβ線が関係する場合、途中の空気層や袋等の容器、資料自体の内部での減衰も関係するでしょうから簡単ではないでしょうね。

何れにしろ一度容器の影響、資料の量の影響がどうなるかを測定し検討した上、出来るだけ標準の測定方法に従って計測する形になるのではと考えています。

その上で多数の測定を行う為や、測定資料の量を少なくする為等で測定方法を変更する場合もあるかと思うのですが、計測時間や上記のような測定条件を考慮の上、測定誤差を考えても規格に外れるケースを見逃さないようにする必要があるのでしょう。

標準の測定資料で計測した場合との比較、
標準に従えない場合は標準との換算係数を求めておく必要があるのではと思います。
(これらは装置の説明書、或いは国の標準機関等での規格などで定められているのではと思われますが)


少しサーチしてみると次のような資料等が見つかりました。

"半導体検出器 放射能 測定 容器 影響"
==>
http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/ea/rad … ==>
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/co …
http://trustrad.sixcore.jp/food_monitoring.html
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すまんけど、何のために取扱説明書があるんですかね。

まずは測定の仕方を見て下さい。なおその測定って数千万円するのであれば、30分間測定で5ベクレル以下担保となりますので測定時間も関係してきます。不明点がメーカサポートへ電話して聞いて下さい。
 

この回答への補足

関心持っていただいてありがとうございます。「取説」にも「緊急時のおける.....」にもそこまでの記述はありませんので質問してみました。講習会にでも出席できればいいのでしょうが....。

補足日時:2012/02/18 06:51
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