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同軸ケーブルの劣化状態を判断するためにできることを検討中です。

1.テスターで同軸ケーブルの抵抗を測定する
  ケーブルの心線と、BNCコネクタの金属部分を短絡し、もう一端にテスターのリード線を接続して
  抵抗(特性インピーダンスではない)を測定して何オームなのかを測定し、劣化状態を判断する

2.SGや低周波発信器のような、一定の出力を出す測定器を接続し、もう一端にオシロやスペアナを
  接続して、基準となる信号がどの程度落ち込むかで劣化を判断する

等を考えたのですが、結局どの程度の値が正常時の値なのかわからない場合は正確な判断は不可能だと思います。
LCRメータやネットワークアナライザは持っていませんのでそういった機械を用いることは出来ませんが
簡易的な判断方法等何かないか、いい知恵をお貸しください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

同軸ケーブルやマイクロストリップラインを厳密に計測する場合は、TDR(時間領域反射計測)を行って、インピーダンスの変化点を位置で確認出来ますが、装置自体700万円とかします。


同軸ケーブルは、インピーダンスで1m当たり何PFと容量が決まります(√(L/C))、最近は安いテスターでも容量が計測できるようになりましたので断線位置程度はわかるかも知れません。他にシグナルトレース、ディップメータによる波長測定などでも断線はわかります。
ただし劣化は同軸の曲げなどで、内部のポリエチレン(他のもあります)がつぶれたり、コネクタの位置で接触が悪くなったり反射が出たり色々ありますが、抵抗値や電圧、電流の変化だけの観測ではわからないでしょう。そのため高速のパルス応答や位相を測定するので高価になります。
アマチュアが出来るとすれば、終端抵抗をつないでSWR(定在波)を計測することかと思います。
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同軸ケーブルの劣化の測定は一筋縄ではいきません。


特定の周波数「だけ」損失が高くなることがあるためです。

一番簡単には同軸ケーブルの末端を短絡して、反対側にSWR計とSGなど発信機をつなぎます。
これでSWRを測定すると損失が大きいほどSWRが小さくなります。

ただ、測定がかなり面倒なので、ちょっと剥いて外部導体の劣化状態を目視で調べて、問題あれば捨てます。

プロオーディオ用のケーブルでコネクタ以外で断線することなんかあるかなあ。
コネクタ以外のところで切れていたらケーブルにかなりのストレスがかかったということだから再利用せずに廃棄だと思いますけど。
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放送局やコンサート会場の放送設備で使う話ですが、参考までに・・・。



この手のケーブルをキャノン(XLR)ケーブルといいますが、キャノンケーブルには、ほぼ必ず、「静電容量」が記述されています。

下記HPの一番下=> Capacitance(1kHz)- Approx : 70pF / m

http://hookup.co.jp/products/cable/vam265.html

これで、何がわかるかと言うと、静電容量を計測すれば、絶縁状況や、断線場所を特定できるのです。

例えば、上記値で、静電容量を計測し700pFあった場合、測定地点から10mの距離において、トラブルが発生していることになります。


ですので、同軸も同じように静電容量を知ることが近道だと思います。

放送設備ではポピュラーな手法です。(ハイエンドオーディオでもやっています。)
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