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2月15日に放送されたテレビドラマ「科捜研の女」で犯人の遺留品としてドビュッシーの譜面がありました。曲はベルガマスクの月の光のバイオリン用編曲なのですが、出てくる譜面の表紙が「バイオリンとピアノのためのソナタ」(表記は確かドイツ語)とあり、補足的に「ベルガマスク組曲の月の光の編曲」と(これも確かドイツ語で)書かれていました。この堂々と「ソナタ」と書かれたバイオリン譜は、テレビドラマの小道具として作られた考証無視のニセ譜面(音符は本当に月の光の編曲だった)なのか、それとも実際に「ソナタ」と銘打たれた月の光の編曲譜があるのか、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ。

A 回答 (2件)

ドビュッシーの「月の光」は現代でもとりわけ大衆に親しまれている曲で、そういう人気クラシック曲は基本的に当時から現代まで様々な形で編曲されているでしょうし、編曲時にタイトルがまるっきり変えられるということはクラシックでは珍しくない(よく知られたのだとバッハの「G線上のアリア」とか)ので、どこまでの編曲がニセ・・?というのはありますね。



勿論、ドビュッシー本人による「月の光」編曲版は(現時点では)無いと言い切れると思います。おそらく少なくとも中期以降に限っては、本人はこの曲をそうは気に入ってなかったと思いますので・・・。
ドビュッシーの「ヴァイオリン(とピアノのための)ソナタ」といえば、同作曲家が最晩年に作った同名作品が、よく知られたものになると思います。

逆に言うと、現在までに編曲された「月の光」はおそらく数多過ぎて見通せない・・・ドビュッシーの作品は著作権切れてますし、編曲したり出版されたりする度にいちいち公言する必要もないでしょうからね。
その番組でわざわざその版が取り上げられたのも、製作者がたまたま聞いたCDに入っていたとかじゃないでしょうか。それこそ編曲版は数多いでしょうから、k-akikoさんがおっしゃるように番組でわざわざ作る必要も無いでしょうし、特に知られた編曲版とは限らないと思いますよ。

何も確かな話はありませんが、ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。晩年のバイオリンソナタは全くの別音楽なのはわかってました。ただ、後世の誰かがドビュッシーの有名作品をテキトーに編曲して4楽章のソナタだとか言って仕立てた可能性もゼロではないと思ったまでです。第1楽章は交響曲ロ短調(無名だな)、第2楽章はベルガマスクのメヌエット、第3楽章で月の光、第4楽章で舞曲(ピアノ独奏曲)とかね。ピアノの世界ではゴドフスキがバッハの無伴奏パルティータ第1番のピアノ編曲を出版した際に「ソナタ」というタイトルで出したことなどがありますね。本人か出版社かどちらの意思かはわかりませんが・・・。いずれにしろネット検索でも出てこなかったので詳しい方たちに実在の確認がしてみたかっただけです。

お礼日時:2012/03/04 14:47

 100パーセント小道具です。

あなたのようなクラシックに詳しいかたも知らない譜面をドラマ制作会社のバカどもが知っているはずがありません。常識で考えて下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。録画を再度見ましたが、編曲の表記も出版社名もすべてちゃんとドイツ語で正確に書かれていました。(「月の光」はフランス語でしたが・・。)小道具で作ったにしてはかなり回りくどく、丁寧に作ってあったので、もしやと思ったまでです。しかし、ストーリー上も「ソナタ」である必要もなかったわけで、本当に月の光の編曲譜を使っていたのですから、わざわざ「ソナタ」なんて銘打つ必要はなかったのに無駄な金を使いましたねぇ。

お礼日時:2012/02/19 21:23

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