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水を沸騰させると(温度を高くすると)下のほうから泡が出てきますよね?
あれの正体は酸素なのでしょうか?
だとしたら水は熱分解にっよて酸素と水素に分かれることになるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

水を加熱すると,はじめは容器の内壁に小さな泡ができて,さらに加熱を続けると,やがて,大きな泡がボコボコトでてきますね。


はじめの小さな泡は水にもともと溶けていた気体です。水に酸素が溶けていないと,池の鯉は呼吸ができなくなりますよね。水にも気体が溶けているのですが,気体の溶けやすさは温度が上がると小さくなるので,溶けきれなくなった気体が出てくるのです(固体の再結晶の場合と逆ですね)。ですから,その泡は,水にもともと溶けていた酸素や二酸化炭素や窒素などです。
その後の大きな泡,これが水蒸気すなわち気体になった水です。水溜りの水がいつの間にかなくなっているように,水は蒸発して気体になり,空気中へ飛んで行きます。この蒸発が,普通は水の表面からしか起きないのですが,加熱することによって中の方からも蒸発が起こるのを沸騰と言うのです。
水分子と水分子をつないでいる力を振り切って,水分子が空気中に飛び出していると考えればいいと思います。
水分子と水分子は,固体のときはしっかり結合していますが,液体になるとその結びつきが少し緩やかになって流動し始めますよね。さらに結びつきが弱まって気体になるのが沸騰です。
分子と分子をつなぐ力(分子間力・水素結合…)は比較的弱いので,分子同士をばらばらにするのはそう難しくありませんが,水分子の中の酸素原子と水素原子をつないでいる力(共有結合)は強い力なので加熱するぐらいでは引き離すことはできないのです。
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この回答へのお礼

こんなに詳しくありがとうございます。
みなさん、ありがとうございます!

お礼日時:2004/01/04 19:14

泡は水蒸気です。

水蒸気というのは水が気体になったもの。目で見ることはできません。
この泡が液体表面に達して水蒸気が空気に触れると冷やされます。冷やされると、目で見える小さな粒のようになります。これは液体の水で、湯気というやつです。
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みなさん解答を出されてるので、この泡が水蒸気という水の気化した気体であることを確かめる実験をお教えいたします。

この泡を集めて冷やせば水になるのです。
以上、小学校の理科の教科書にありましたね。
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水蒸気(水が気化したもの)であり、すぐに水(湯気)となります。


18gの水蒸気は0℃1気圧で22.4Lですので、それよりいくらか体積が増えます。
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水です。

そう簡単には分解しません。
沸騰と蒸発の違い。少し意味は違いますが簡単に言うと、
沸騰とは、液体内部から水蒸気が発生すること。
蒸発とは、液体表面から水蒸気が発生すること。
沸騰しなくても水の表面からは水蒸気が出ています。コップに入れた水(花瓶などでも)が無くなりますよね。蒸発してなくなります。
もし水が分解したとすると、確かに酸素と水素が発生しますが、沸騰して分解するようであれば、小さな火があれば直ぐに引火してそこいら中で引火爆発してしまいます。
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気化した水だと思います。

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