プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

事業開始初年度の会社です。
決算時に期末商品棚卸の仕訳を下記のように行いました。

期首商品棚卸高 0(ゼロ)   商品 0(ゼロ)
商品        △△     期末商品棚卸高 △△

実際在庫している商品を資産に計上すると言う意味での仕訳だと認識しておりますが

実際に棚卸高を記入すると『当期純利益金額』が上がり
当然税金額も上がってしまうと思うのですが、
資産に計上した金額が上がると税金も高くなるのでしょうか?
何か仕訳方法が間違っているのではないかと色々調べたのですが分かりません・・・

それとも法人税申告の際の『所得の金額の計算に関する明細書』(別表四)の
『当期利益または当期欠損の額』に記入する金額は
決算報告書の『当期純利益金額』の額ではないのでしょうか?

全くの素人で申し訳御座いません。
何卒御教授をよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>何か仕訳方法が間違っているのではないかと色々調べたのですが分かりません・・・



決算仕訳は正しいです。
〔借方〕商品☆☆☆☆☆/〔貸方〕期末商品棚卸高☆☆☆☆☆

>実際に棚卸高を記入すると『当期純利益金額』が上がり
当然税金額も上がってしまうと思うのですが、

その通りです。

>資産に計上した金額が上がると税金も高くなるのでしょうか?

「資産に計上した金額が上がると…」と考えるのではなく、「期末商品棚卸高を計上すると…」と考えて下さい。

商品売買業における「利益」の計算式は次の通りです。

売上高-(期首商品棚卸高+期中商品仕入高-期末商品棚卸高)=売上総利益
売上総利益-販売費及び一般管理費=営業利益
営業利益+営業外収益-営業外費用=経常利益
経常利益+特別利益-特別損失=税引前当期純利益

以上が正しい計算式です。

最初の計算式でカッコを外すと、期末商品棚卸高は売上総利益を上げる方向に働くことが分かります。

ですから、「期末商品棚卸高を正しく計上」すれば、「期末商品棚卸高の計上を怠る」場合に比べて、売上総利益が多いわけです。

売上総利益が多ければ……………中略……………税引前当期純利益も多くなります。従って課税される税金(法人税、法人住民税ほか)も多くなります。

なお、法人税申告の際の『所得の金額の計算に関する明細書』(別表四)の『当期利益または当期欠損の額』に記入する金額は決算報告書(損益計算書)の『税引前当期純利益』の金額です。

以上で、納得して頂けましたか。
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この回答へのお礼

御回答有難う御座います。

分かりやすく計算式まで記入して頂いて有難う御座いました。
とても勉強になりました。
これからまだまだ分からない事が出てくると思いますが
頑張ってみます。
有難う御座いました。

お礼日時:2012/05/22 21:22

   商  品**** / 期末商品棚卸高****・・・期末の商品棚卸で確認してこうなった。


期首商品棚卸高*****/    商  品*****・・・期首の商品棚卸在庫はこうであった。
普通は上記のような仕訳計上しませんか?

そうして前期末の商品****を期首商品棚卸高に振り替えます。
期首商品棚卸高****/ 商  品****・・・このようになりませんか?

それから上記の段階で当期純利益と税金は,まだ,出てこないと思います。
損益計算(P/L)を作成する時に利益・税金の仕訳して現れるのではないですか?
そうして貸借対照表(B/S)作成のときB/S作成時資本の部の剰余金の下に利益を表示して,その貸借の合計が一致すればB/Sが作成されるのです。・・・・これが決算報告書です。

参考を書いておきます。
A純利益とは。
一会計年度における総収益から,その総費用を差し引いた差額である。これを利益とも云います。
B利益とは。
期間に実現した収益から発生した費用を差し引くことで計算されます。これを純利益とも云います。
上記ABの使い訳をするなら,このように思ってください。
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この回答へのお礼

御回答有難う御座います。

会計ソフトを利用しているので、ある程度仕訳の金額を入力していけば
自然に計算式が反映されてとても便利なのですが
反面、実際どう言う計算がなされているのか理解できないまま
自動で計算されて出てきた金額だけを見る事になってしまうので
根本的な事がなかなか理解出来ないようです・・・。

大変勉強になりました。
有難う御座いました。

お礼日時:2012/05/22 21:16

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