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最近、表題の件について少々困っています。
「は」や「が」といった助詞が抜けた文章の理解が難しいです。

主に会話中にその事態が起こるのですが・・・

例えば、このような文章。
「Aさん Bさん お気に入りだって聞いたことあったよ。」

友人と世間話をしている間に相手から出たフレーズですが、
私的には、以下2パターンの解釈できると思うのです。

(1)AさんがBさんを気に入っている(つまり「Aさん『は』Bさん『を』お気に入りだって聞いた」)
(2)BさんがAさんを気に入っている(つまり「Aさん『を』Aさん『は』お気に入りだって聞いた」)

純粋に考えれば、主語となる語が最初に来て目的語が後にくるかと思うので、
(1)が正解?と思うのですが、よく考えてみると、(2)のパターンも考えられますよね。。。

いちいち聞き返して「どっちがどっち?」と聞けばいいのでしょうが、
話を分断させてしまうし、助詞抜け言葉って現代では多いと思うので、
スムーズに話が理解できるようになりたいです。

例題の場合、結局パターン(1)(2)のどちらで理解すればよいのでしょうか?
それとも、前の話の流れ(※)によって解釈も変わるのでしょうか?
(※今回の場合は、BさんがAさんにされた嫌なことを言っていた)

私の理解力が乏しい上、質問文章が稚拙で分かりにくく申し訳ないのですが、
国語の得意な方、文法の知識がおありの方、ぜひご教授いただければ幸いです。

A 回答 (9件)

ああ、そりゃもう決定的です。



>Bさんが「その時、もうAさんになんか聞きたくないって思った!」と話し手に言う。
その後、話し手がBさんに「え?でも、Aさん Bさん お気に入りだって聞いたよ。」と
言った

BさんはAさんに嫌われているものと思っちゃったんでですねぇ。
だから、いやそうじゃないよ、AさんはBさんをお気に入りだって言ってたよ、と。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2012/10/01 21:21

No.6です。

気になったのでもう一度。

>その場の状況がわからないとなんとも言えない。
>前後が分からない
>前後の文脈から判断
という回答がありますが、(※今回の場合は、BさんがAさんにされた嫌なことを言っていた)という注釈を見落としておられるかと。この注釈から、AさんがBさんに嫌なことをされ、BさんはAさんに嫌われていると思っているものと推測されます。これが今回の「その場の状況」です。

Bさんはこの時、目の前にいてお話ししてるんですよね? そのBさんに向かって「聞いた」と言うのは相当ムリがあると思います。「Bさん(あなた)は以前Aさんをお気に入りって<言った>ことあったよね?」と「言った」が自然です。ただそれでも、Aさんに嫌なことされた、という話とつながりません。BさんがAさんをお気に入りだからといっても、Aさんはそうじゃないかもしれないから。


>日本語の構造上の欠陥だと思います。
という回答もありますが、日本語の構造は、「助詞を入れて使うが、省略しても意味が明白な場合は省略が可能」というものです。ご質問の件は、省略して意味が明白ではなくなるのに省略してしまったために起こったものであり、そんな発言をした人の責任です。日本語の責任ではありません。英語で三単現のsを飛ばしたら英語の責任ですか? 冠詞のtheを省略したら英語の構造上の欠陥ですか?

ちなみに、質問者様の
>主語となる語が最初に来て目的語が後にくるかと思う
というお考えは半分正解で半分不正解かと。論文などは別として、日常会話では最も強調したいことが最初に来ることが多いようです。で、それはたいてい述語の主体・正体である主語ってことが多いのですが、日常会話は倒置法だらけです。「暑いねー、今日も」と言った覚えがおありでしょう。「今日」が言いたいのではなく「暑い」が言いたいのです。目的語を一番言いたければ目的語が文頭に来ることもあります。

まあだいたい最初からその発言に「を」が入っていれば問題なかったんです。よく言っといてください、その方に。「を」だけは入れとこう、って。
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この回答へのお礼

再度のご回答、ありがとうございます。
細かく分析していただいて感謝いたします。

>この注釈から、AさんがBさんに嫌なことをされ、BさんはAさんに嫌われていると思っているものと推測されます。これが今回の「その場の状況」です。

もう少し細かく補足いたします。
Bさんが以前Aさんに嫌なことをされ、Bさんが「その時、もうAさんになんか聞きたくないって思った!」と話し手に言う。
その後、話し手がBさんに「え?でも、Aさん Bさん お気に入りだって聞いたよ。」と
言ったのです。

こうなると解釈はどうでしょうか?
よければ教えてください。


>まあだいたい最初からその発言に「を」が入っていれば問題なかったんです。よく言っといてください
はい、よく言っておきます。私も今後気をつけようと心に決めました。

お礼日時:2012/10/01 13:56

その場の状況がわからないとなんとも言えない。



私はこの文章を最初に読んだ時に

Aさんも Bさんも Cが好きと解釈してしまった。

あ氏「そんなの 誰が好きなんだよ」
い氏「Aさん Bさん お気に入りだって聞いたことあったよ。」

と、会話の相手として『あ氏』の発言があれば、『い氏』の発言は「Aさんも Bさんも お気に入り」となります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

すみません、今回は話し手がBさんに対して発言した言葉だったので
Cさんはいません。説明が不十分で申し訳ありませんでした。

こうして考えると、一体何パターンの解釈があるのかとびっくりしますね(@@)
助詞は大切ですね。ダメだ、省いては。

お礼日時:2012/10/01 13:42

>いちいち聞き返して「どっちがどっち?」と聞けばいい…それが方法論としては最良です。


>その場の話の流れで …その通りですが、誤解を生ずることもあります。
  今回の場合はBさんがAさんに嫌なことをされて、話の主は「え、それは変だな、
  AさんはBさんをお気に入りだと言ってたよ?」と答えたのでしょう。そう考え
  るのが最も自然な話の流れです。もし小説などでこの場面、この会話が出てきた
  ら、ほとんどの人にそう解釈されるでしょう。
>正解はありません…その通りです。
>助詞の入れ方によって変わってくる …わかっています。だから質問しているのですよね。

以上のことは全部わかったうえで、それでも実際には(1)であることが最も多いだろうと思います。

理由は、質問者様が考えた通りです。
よほど強調したくないかぎり、主語を最初に持ってきます。
そうすると次に来るのは「何を」です。述語が最後なんですから。
だから、「AさんはBさんをお気に入り」でしょう。

これが正解とは言っていません。これが最も一般的だと思う、と言っているのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>いちいち聞き返して「どっちがどっち?」と聞けばいい…それが方法論としては最良です。
おっしゃるとおりです!本当に今回の件で皆様も混乱させる事態に陥ったのは、
私が『確認』という作業を怠ったせいです。
皆さん、すみません。。。

>今回の場合はBさんがAさんに嫌なことをされて、話の主は「え、それは変だな、AさんはBさんをお気に入りだと言ってたよ?」と答えたのでしょう。

こちらですか。(1)のパターンですね。
私もこちらかな・・・と最初は思ったのですが、こうして混乱に陥りました(笑)

>よほど強調したくないかぎり、主語を最初に持ってきます。
>そうすると次に来るのは「何を」です。述語が最後なんですから。

国文法の授業で習った気がしていたので、よかったです。
これが絶対ではありませんが・・・。

総合して一般的に考えると(1)ですかね。

お礼日時:2012/10/01 13:38

 前後が分からないので、読み取り方を限定することはできません。

その場に居合わせた人でも分からないのだから、当然かも知れませんが…。日本語がややこしいので、英訳して説明します。「好き」「お気に入り」などの言葉は、日本人同士の会話であっても、主語や助詞が省略されたり、複数の意味を持っていたりで、通じないことが多いようです。私はこれを「日本語の欠陥」だと思っています。話す人が悪いのではなく、日本語の構造上の欠陥だと思います。

「Aさんは Bさんの お気に入りだって聞いたことあったよ。」
B likes A. が私が瞬間的に読み取った解釈です。しかし、考えると逆に分りづらくなりますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>前後が分からないので、読み取り方を限定することはできません。
す、すみません。(※)の部分で簡単に示したつもりだったのですが・・・
わかりづらかったですね、失礼しました。

>B likes A. が私が瞬間的に読み取った解釈です。
ほう、他の回答者様とは逆の解釈ですね。

ということは、「BさんはAさんが自分(Bさん)に嫌なことをしたので他の人に悪く言ったけど、
BさんにとってAさんはお気に入りだって以前聞いたことあるから、そんなこというのはおかしいよ。」
っていう流れになるということですね?

いろいろ考えられますね、難しい。。。

お礼日時:2012/10/01 13:29

口調、抑揚により区別するしかないですね。


口話をそのまま文字の文章にすることはできません。書かれているだけでは、抑揚が読み取れないのですから。やはり、文章にするからには、助詞は必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

文章だったら、句読点がつくので理解しやすいですよね。
会話にも同じく、助詞をちゃんと使わないとこうした誤解が発生するわけですしね。

口調、抑揚の判断もこれまた難しいですよね、人によって違うので。
やはり誤解を防ぐために、確認するという作業がベストかもしれませんね。

お礼日時:2012/10/01 13:23

誤解を誤解によって解消しようとする曖昧表現ですから、判然としない言葉ほど、宜しいわけです。


誤解に対して、更なる誤解を誘発しようという高等戦術として、こういうのは有効なのでしょうね。
で、こういう場合、誤解の誘発に乗っておくのが得策であることが多いものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>更なる誤解を誘発しようという高等戦術として、こういうのは有効なのでしょうね。
随分、ややこしいのですね。。。
分かりやすいのが好きな私には、高等な会話だったようです。

>こういう場合、誤解の誘発に乗っておくのが得策であることが多いものです。
つ、つまりどういうことでしょうか・・・!?
分からないままにしておくのが得策ということでしょうか???

理解力がなくてすみません。。。

お礼日時:2012/10/01 13:20

 こんにちは。

確かに日本語の文章は「助詞一つで」文意が変わってしまう特殊な性質を持っていますね。英語やドイツ語などの欧米語にはこの「助詞」という品詞はありません。逆に「格変化」と「語順」でその機能を補っているといえます。もちろん、この「語順」だけでは、それが主語であるか目的語であるかを判断することも難しく、修飾語と被修飾語の関係なども頭に入れねばなりません。その動詞が自動詞であるのか他動詞であるのかなども判断する指標となります。
 さて今回の御題ですが、これが「会話中の文章である場合」と「文字に記された文章」でも理解も異なってきます。

【会話文の場合】
 この文章に対し、「どこで区切って話をしているか」により
(1)「Aさん Bさんお気に入りだって聞いたことあったよ」
(2)「AさんBさん お気に入りだって聞いたことあったよ」この二つのケースを考えることもできます。
 (1)の文章では「話し手である私」が「Bさん」に対して、「Aさんがあなたのことを気に入っている」といっている。これに対し(2)では「話し手である私」が「Aさん・Bさん以外の人(=この文章上には表されていない他の人物)」に対し、「あなたのこと」がお気に入りだって聞いたことあったよと話している場面を想定することも可能です。
 これは文章中の言葉の何れの部分で「間を取る」かによって生ずる現象です。こうした理解の不一致を防ぐには「文字として記された文章」では圧倒的にその可能性を低減することにつながります。

【書かれた文の場合】
 文章を書く時には「句読点」を使用します。これは「そこで文章が一度、途切れるよ」との意味を示す働きをします。これは【会話文】での「間」の役割を果たしているともいえます。例文をそのまま文字に落としたならば「AさんBさんお気に入りだって聞いたことあったよ」となります。これに句点を加えたなら「Aさん、Bさんお気に入りだって聞いたことあったよ」もあれば「AさんBさん、お気に入りだって聞いたことあったよ」も成り立ち得ます。ここまでは同じですが、「書かれたもの」ですから証拠として確認することも可能です。

 もし相手の意図を確かめる必要があるならば、相手に確かめることが肝要で、そうした行為をもって「話を分断させてしまう」との危惧をお持ちでしたら杞憂ともいえます。むしろ意思の疎通を図らないままで会話が進んでしまうと、相手にも多大な誤解を生じさせる可能性の方が多いともいえます。

 もしこの例文の意図をこのままの状態で読みとるとしたならば、僕は(1)の解釈を採らざるを得ません。
 日本語の文法には、英文法にある「目的語」との概念がなく、それに充当する可能性として「連用修飾語」か「連体修飾語」とのカテゴリーがあり、それぞれに用言に着くか体言に着くかを文章の構造によって判断し、その時の手掛かりとなるものが「助詞」です。
 もし百歩譲って「目的語」として認識するならば、「~を」の助詞を着けることになるはずです。そうすれば「Bさん(を)Aさん お気に入りだって聞いたことあったよ」となることから文意は(1)の解釈と同じになります。

 「純粋に考えれば、主語となる語が最初に来て目的語が後にくるかと思うので」、これは日本語を英語の文法で考えているから発生する誤解でもあって、「日本語の文法で考える」ならば、このような疑問は生じないことになります。もちろん「倒置」などの技法は文章表現にはありますが、その時にも「助詞」は付されています。英語の文法でも「主格」と「目的格」の形は違いますよね?。人称代名詞ならばそれは歴然としていて判別に支障を生じることも先ずありません。ですから文頭にあるものが必ずしも主語であるとは言えなくなる。こうした部分を見る限り、質問者様の英語の理解もあやしくなってきます。最初にお話ししましたように、英語やドイツ語などの欧米語には「格変化と語順」のルールがあって、それが文章理解の手助けとなっています。日本語ではこれを「助詞」に代行させる形です。
 もしこの「助詞」を安直に省いてしまいますと、日本語の文章そのものが成り立たなくなるといっても過言ではありません。現代の「ラ抜き言葉」にも余り関心はできませんが、それでも可能を示す助動詞の活用形として「れる・られる」は古典の中から紡ぎ出されてきた部分であり、一概には否定できませんが、幾ら何でも「格助詞の省略」は許容されないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

生まれてから何の気なしに話していた日本語。実は少しでニュアンスが変化してしまう
難しい言葉なのだと今になって実感しました。

今回の場合は会話だったので、回答者様がおっしゃるように書かれた文章中の句読点の変わりとなる
助詞や間が判断の基準になるはずが、それが省略もあり、うまく読み取れず・・・という事態です。
助詞や間って思っていた以上に大事なものですね。


>もし相手の意図を確かめる必要があるならば、相手に確かめることが肝要
そうですね。それが一番ですね。
こうやって皆様を混乱させる事態もこれで防げた訳ですし・・・笑

>「純粋に考えれば、主語となる語が最初に来て目的語が後にくるかと思うので」、これは日本語を英語の文法で考えているから発生する誤解
そ、そうなのですね・・・。国文法の授業で習った気がしました。失礼しました。

しかし、考えると混乱するやっかいな問題ですね。。。
助詞を省略しないで正しく使おう運動を始めたいと思います。

お礼日時:2012/10/01 13:13

 いえ、質問者様のように「はっきりとは分からない」と考えるのが、最も正しいと思います。



 日本語だけでなく、英語でもどちらとも取れるようなことは少なくありません。

 そういうとき、たいていは前後の文脈から判断します。判断できなければ聞き返すのが良いです。

 知っている相手と普通の話をしているときは、影響がなさそうなら、多少の誤解は構わないかもしれません。

 しかし、悪徳業者の電話勧誘や広告などだと、そういうことを意識的に悪用しています。表現がいろいろに解釈可能かどうかを注意するのは、とても大切ですし、意味が二つ以上あり得るなら、必ず確認すべきです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やはり前後の文脈で判断、わからなければ聞き返すしかないのですね。
言葉って難しいですね。。。

>悪徳業者の電話勧誘や広告などだと、そういうことを意識的に悪用しています。
そうなのですか!知らなかったので勉強になりました・・・。

確認、大事にしていこうと思います。

お礼日時:2012/10/01 12:58

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