アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

サービス業に携わるものです。

クレーム報告書などを担当スタッフに作らせることが間々あるのですが、
報告書内で「お客様が~~と仰せ。」と書くスタッフが居ます。

私としては「仰せ」を体言止めで使用することに違和感を覚えるのですが、これは特に問題ない表現なのでしょうか?

A 回答 (5件)

自分が記録として書いておくのなら、


「お客様の仰せ」は「お客様のお言葉」とかの意味で使えます。
でも報告書の場合は報告する相手に敬意を示すなら。
お客様の仰せです。と丁寧表現にした方がいいと思います。
    • good
    • 0

「仰せに従う」 という場合の 「仰せ」 であれば、「・・・ という、お客様の仰せがありました」 とでも表現するのでしょうか。

何だか今風ではない表現だと感じます。

あるいは 「ありがたき仰せ」 という使い方もあるようで、上記のものが 「命令」 の尊敬語であるのに対して、こちらは 「ことば」 の尊敬語。

いずれにしても、「お客様が~~と」 という流れからは、その次にくる表現としては 「言った」 「言われた」 「申された」 「仰った」 「仰られた」 「仰せになった」 「仰せになられた」 などの表現が続くことが予想されます。

そもそも 「仰せ」 という語を用いること自体が、まるで時代劇のセリフを持ってきたようで大仰な印象を受けます。

「仰せ」 という語を用いるのなら、「お客様がかように仰せになった」 といった文体がふさわしいように感じてしまいます。あるいは、「お客様の仰せによれば云々」 とか。

お客様関連の言葉には丁寧な言葉を用いなければならないという思い込みから、「仰せ」 などという用語を引っ張りだしてきたものとしか思えません。

まぁ、報告書であれば内部だけのことですから、その気持だけでも汲んでやればいいのではないでしょうか。

「仰せ」 を 「ことば」 に置き換えて示されると、何だか妙だなぁという感じが伝わるかもしれません。「お客様が~~とことば」。これが妙だと感じられないとなると、お手上げですけれども・・・
    • good
    • 0

体言止めは悪文とされますが、メモ書きならいいのではないですか?



「○○というクレーム」などと書くよりよほどスマートのように感じました。
「仰せ」は「仰っていました」を体言止めにしたものですから言葉としてはかなり適正だと思います。
「○○との仰せ」が一般的な書き方でしょうか。

馬鹿丁寧すぎて、馬鹿にしているように取れるという事なのでしたら考え過ぎだと思いますが、そういう時代なのでしょうか。
    • good
    • 2

基本的に誤りです。


まず、「お客様の……との仰せ」であれば、いいです。(これ全体でひとつの名詞句になりますから)
「お客様が……」であれば、このばあいの、「が」は、述部(「どうした」にあたる部分)を導きますから、「どうする」に相当する「動詞」が必要です。

さて、動詞としては、この場合、「仰す」(大辞林) または、「仰せられる」(学研国語大辞典)となります。
大辞林は「仰す」を採用していますが、下二段活用をするとしていますので、文語と考えているようです。
学研国語大辞典の立場では、「仰せられる」というひとつの単語として理解しています(こちらは、下一段活用)
※大辞林も、「仰せられる」というのをひとつの単語として(「仰す」とは別に)、採用しています。

ですので、「お客様が……と仰せられる」が、文法的にも正しいでしょう。
あるいは、(体言止めとは少し違いますが)連体形で止めると考えたとしても、この場合は、連体形と終止形が同じなので、やはり、「お客様が……と仰せられる」ということになってしまいます。
    • good
    • 5

体現止めというのは、終止形の語尾を省略して体現(名詞・名詞句)で文を終えることです。


たとえば、「お客様が料理が素晴らしいと絶賛」などであれば自然な表現です。
この場合、「絶賛する」の終止形の語尾を省略していることになります。
「仰せ」は「言う」の尊敬語で「仰す」という動詞の連用形です。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E4%BB%B0%E3%81 …
「仰す」は下2段活用(文語専用)の終止形で、省略表現には適していません。
終止形の語尾を省略して体言にすることができないからです。
そもそも体言止めというのは、強調したり余韻を残すための用法です。
同じ効果を得させようとすれば、
「お客様が~~と仰す」と終止形のまま表現するか、あるいは、
「お客様が~~と仰する」などと連体形で止めて表現する必要があります。
「仰せ」という語を使うとすれば、他の方もおっしゃっておられるように、
「お客様の~~との仰せ」
あるいは、
「お客様からの~~との仰せ」
などのようにすれば問題はないでしょう。
いずれにせよ、「お客様が~~と仰せ」は明らかに誤用です。
「お客様が」という言葉を残して体言止めをしたい場合には、
「お客様が~~とおっしゃる」などといった表現になると思います。
    
    • good
    • 5

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています