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n=1の時に自然数nを含む等式(A)が成り立ち(…(1))、
n=kの時に(A)が成り立つと仮定するとn=k+1の時も(A)が成り立つ(…(2))。

ということを示すのが数学的帰納法なんですよね。

ここで質問があります。

なぜ(2)を示すだけでは(A)が成り立つと結論できないのですか?
kが任意の自然数ならわざわざ(1)を示す必要は無いと思うのですが…。
念のためってことでしょうか?

A 回答 (2件)

風が吹けば桶屋が儲かるけれど、今風が吹いてないから桶屋は今儲かってない


…という話です。
例えば、(A) 任意の自然数 n について、n!=0 を示してみましょう。(n! は n の階乗)
n=k のときに (A) が成り立つとすると、k!=0 だから (k+1)!=(k+1)(k!)=0 です。
めでたく、n=k+1 のときも (A) が成り立つことが示せました。
…あれ?変ですね。何で、こんなことが起こったのでしょう?
1!=1 ですから、n=1 のとき n!=0 は成り立たないのでした。
最初の一枚を倒さないと、ドミノは倒れないんですよ。
だから、n=1 の場合は必要なんです。
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この回答へのお礼

(1)が成り立たないことってあるのかなーという疑惑が私の疑問に繋がったのだと思います。
具体的な例ですね、合点がいきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/30 03:38

3段論法にならないからです。



ドラゴンボールの悟空がスーパーサイヤ人3になれることを証明するちょっと乱暴な例を考えます。

(2)が示しているのは帰納段階と呼ばれるもので、自然数nに関して相対的な関係を示しています。
したがって、(2)だけ示しても、「スーパーサイヤ人n はスーパーサイヤ人n+1になれるよ」って言っているだけです。
悟空がそもそも普通の地球人だとスーパーサイヤ人3にはなれません。

悟空がスーパーサイヤ人3になれることを言うには、そもそも「悟空がスーパーサイヤ人(1)である」ことも言わないといけないからです。

「悟空はスーパーサイヤ人(1)である」
「スーパーサイヤ人nはスーパーサイヤ人n+1になれる」
ゆえに
「悟空はスーパーサイヤ人3になれる」
のです。

かなり乱暴な説明ですが、直感的にはそんな感じです。
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この回答へのお礼

つまり(2)は仕組みを証明しただけで、それが実際に機能するかは(1)によるということですね。
身近でわかりやすいです、ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/30 03:33

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