
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
どうでしょう・・・でも実用性という観点からは、紛らわしいの一言に尽きると思います。
全編に渡ってAマイナーで進んでいるのにCメジャーで終止した途端「Aマイナーの曲です」という説明は、音楽的には非合理だと思うので・・・。クラシックでも、全編Gマイナーの曲が最後だけGメジャーで終わってもさすがに"in G minor"となっていますね。(クラシックにも最後だけ平行調で終わる曲はかなりあるはずなのですが、ちょっと思いつきませんでした。)
まぁタイトルの「○○調」というのは、絶対音楽の宿命で、他の曲と区別するための1つの手段でしょうから、話半分で考えていいと思いますが。
特に調性のかっちりしたロマン派以前の西洋音楽と違い、ドビュッシーを始めとした近代音楽以降には、何かしらの調感は感じられるものの、1つの調に収まらない(別の調がさりげなく表れたり、どんどん転調していったり)、もしくは長調・短調にすら収まらない(各種旋法や全音音階や十二音技法や中東・東洋の音階など)ものは当たり前に出てきます。現代の大衆音楽なんかもそうです。そういった曲でも、基本は1つの全音階で進んでいたり、オーソドックスな長調・短調に終止したりする曲も多いですので、調性を学んでいるリスナーのしばしば混乱の元になるようです。(「一見○○調みたいに聞こえるけど、これはどうなってるの?」みたいな。)
http://www.youtube.com/watch?v=7xVyfdpEriI
「一曲に、とにかく何かしらの調が割り当てられる」とは考えない方が的を射ていると思います。
No.1
- 回答日時:
簡単に言うと、二短調が、「oh, oh....」のところから二長調に変わってますね。
マイナーからメジャーへの転調です。全く同じ並びの音階(スケール)にも長音階と短音階(その他に各教会旋法)が存在していますよね。その場合、この2つがお互いを平行調と言います。例えば、「イ短調はハ長調(その逆でも)の平行調です」と言えます。
1つの調で作られた曲・・例えばイ音で終止するイ短調の曲であっても、その曲の中では常にイ短調になったりハ長調になったりと、平行調で移ろい易いのです。これをいちいち転調とは呼びません。
例えば「弦楽四重奏曲イ短調」等と言い切っていても、それが「イ短調」と呼ばれるか「ハ長調」と呼ばれるかは殆ど曲の最後の終止音によると考えていいです。平行調のみならず、曲の中で実際に転調したりしても、それでもタイトルは「イ短調」。これは、その曲の本質を示しているというよりも、古いクラシック音楽の慣習と考えた方がいいです。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/02/15 19:49
ありがとうございます。
マイナー・メジャーの平行調については以前こちらのサイトで質問させて頂きましたが完璧には理解出来ませんでした。
例えば、最終音について、Cメジャーキーのトニックコード(III、VIも含む)で終わればCメジャーキーであり、Amキーのトニックコードで終わればAmキーと言えますか?
(もちろんスケールはC、Amと同様です。)
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