WBC

日本代表メンバーについて、イチロー、西岡、青木、小笠原、がいた前回大会と比べて小粒感があるのですが、
そんなことありませんか？

最近、野球を全く見てないので、選手の能力がわかりません。

過去２大会と比べて、どうですか？

No.2 ベストアンサー 回答者： uniquepro 回答日時： 2013/02/24 22:44

小粒というより、チーム自体の選定作業があまりに遅すぎたのは徐々に影響として出ていますね。

今回のチームのスケールが小さいと感じるのは、そのためだと思います。

ＭＬＢ勢が出ない、これは戦力として大した影響はないでしょう。前回大会にしてもイチローの決勝打、松坂のＭＶＰといかにもＭＬＢ勢の活躍だけが目立つようですが実際の投球データから見れば松坂より岩隈の成績が上ですし、イチローに限ればあの一打がなければ正直「何しに来たの？」といわれるほどの不調（事実大会後初の故障者リスト入、それもストレス性の内臓疾患）。顔としてメジャーリーガーが何人かいた、という程度でしかなかった印象です。

ではなぜ今回小粒感があるか。そもそも今回日本は参加するか否かを決めたのが大会参加国の中で最遅のタイミングでした。知っての通りＷＢＣの儲けの分け前をヨコセ～と選手会がゴネた話です。あの時期までゴネ続けたのですから、球界関係者だけでなくＷＢＣ主催者も他の出場国も、日本が出てくる率は半々以下、というくらいに見られていたはずです。それがギリギリのタイミングで出場了承。海の向こうの日本人メジャーリーガーにとっては、始まる前から混乱と対立が見える日本に何の価値も見出せなくなったと思うのは当然です。

それで収まれば済んだものの、今度はチーム編成。当初予定されていた１２球団の現役監督の代表監督就任、これを尽く蹴られ、最後に特別顧問の王さんがわざわざ頭下げて山本浩二氏に就任を要請。ますます体制づくりは遅れます。山本浩二氏に難があるわけではない。他に本来該当するべき監督候補がすべて己大事に逃げ切った結果です。ＷＢＣ終了後、どのような成績になっても山本氏に非を浴びせる資格がある日本人は、おそらく１人もいないでしょう。

さらに期間が制限された状況での選手選定。今度は監督コーチ陣が大ポカかましましたね。選手の陣容を見れば分かる通り、少なくともホームランバッターだと胸を張って言える選手が１人も入っていません。ならば小技の出来る選手がいるかといわれれば、バント１つ出来るかどうか不安な、不器用な選手が勢揃い。昨年のセパ盗塁王を落選させた、それは仕方がない。大島はケガ、聖沢は確実性に欠ける。辛うじて本間が残ったのは、これしか残せなかったというのが実情でしょう。要するに、候補３３人の時点ですでに戦力として抜けが多すぎたということです。つくづくおかわり君がケガしてなければ、と残念ですね。今更数週間の指導で中田翔をホームランバッターに仕立てるのは無理があります。シーズン２０本の選手に２週間で５～６本打ってくれと願うのは酷です。

とはいえ、質問者が出した前回出場選手で今回連れてきて使えそうなのは青木１人ですけどね。出来れば今度のチームには、徹底的なスペシャリストを１人入れるべきだったと。足も守備もいらない、確実な打撃もいらない。ミートすれば確実にホームランに持っていける圧倒的な長打力を持つ選手を他国への脅し半分で入れる（例えば大ベテラン中日・山崎武司が巨人・長野久義の半分程度の選球眼があれば十分使える）、というくらいの選手選考をして欲しかったのですが…。何しろ日本ほど”投手がバカ正直に勝負球で直球を投げてこない”国はありませんから。

正直なところ、今度の侍ジャパンは過去２大会の優勝という”結果を残した戦力”の幻影に囚われて、今年のＷＢＣで必要な戦略を見誤ったかもしれませんね。今回大会、過去２大会ほど”スモールベースボール”は通用しないと見ています。案外大味な打ち合いが見られるかもしれませんよ。
※昨日・今日と豪州との親善試合でもお互いの安打数の割には点入っていますよね？こういう試合展開が予選から続くと予想します。

No.1 回答者： azuki-7 回答日時： 2013/02/24 20:53

いや　まったくそのとおりです

イチローだけでも居ればぜんぜん違いますね　相手も本気になりますし
遊びでやる大会で優勝しても素直に喜べません

イチローが来なかったのは山本監督の人徳のなさですが…