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クラッセのSACD2ですが、最近SACD層でなくCD層を再生してしまう事があります。
常にキチンとSACD再生するCDもあるのですが、苦手なCDではSACD層を再生せずCD層を再生してしまいます。
裏面の電源スイッチを落とした翌日は、苦手なCDであってもキチンとSACD層を再生しますが、他の苦手なCDに変えると、またCD層を再生してしまいます。
海外製品にはありがちなので修理しても、また同じようなことになるという話も聞きます。
これは故障ではなく誤作動と考えるべきでしょうか。

A 回答 (1件)

「電源を落として充分な時間を置いてから電源を入れる Cold Start 時はきちんと SACD 層を再生するものの、やがて Disc 入れ替え時に SACD 層を読めなくなって CD 層を読み出すようになる。

」ということですね?

Disc Pick Up Lens が汚れてきているのだろうと思います。・・・さもなければ Pick Up Lens Actuator の故障(^_^;)。

でも、大抵は Disc Pick Up Lens の汚れだと思いますよ。

OMEGA SACD2 CLASSE の Disc Pick Up Lens は CD/SACD 共用ですので CD Lens Cleaner で Cleaning してみてください。

http://www.drk7.jp/MT/archives/001815.html

どの CD Lens Cleaner を用いるかは自己責任で(^_^;)・・・。


>海外製品にはありがちなので修理しても、また同じようなことになるという話も聞きます。

海外のみならず国内 Maker でも全ての製品を自社生産できるわけではないことから他社より OEM 供給されたものを Lineup することはよくあることで、海外製か国産かに関わらず、構成部品特有の癖はその部品を用いる他社の製品にも共通のものです。

CLASSE 社の OMEGA SACD 2 は SONY SCD555ES の Drive Mechanism を用いて MARANTZ が OEM 生産したもののようですね。

Drive Mechanism は SONY 製でも、DAC 部は Cyrrus Logics Crystal Semiconductor 社の CS4397 を中心とした MARANTZ 特有の IC Chip 構成になっています。

http://www.classeaudio.com/omega/detail-sacd-2.htm

http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/scd- …

日本での価格は¥1,240,000 万円でしたが、US では $8,000 でした。

35 万円の SONY SCD777ES で開発された Mechanism に CLASSE 社が惚れ込み、翌年に 18 万円で発表された同じ Mechanism を持つ SCD555ES の Machanism を採用して、世界大手の Amplifier Maker である MARANTZ 社の協力を得て製造したものを $8,000・・・それを輸入代理店でもある MARANTZ 社が¥1,240,000 の定価を付ける・・・よくある Pattern ですね。・・・でも Product Design はあくまでも CLASSE 社独自のものです。


SACD 層を読むか CD 層を読むかは 1 つの Disc Pick Up Lens を共有する波長 650nm (SACD 用) と波長 780nm (CD 用) の Laser Diode からの信号を判断し、どちらの Laser Diode を選択するかが決まります。

Disc Pick Up Lens 表面の汚れが Cold Start 後の低温乾燥時には 650nm の波長もよく通すものの、時間が経って高温多湿になってくると CD か SACD かを判断する最初の Track (Disc 最内周) での読み込みに失敗するようになるのかも知れませんね。

そうなのであれば Pick Up Lens の Cleaning で解消するだろうと思います。


一方 SONY SCD555ES の Disc Pick Up Mechanism は 2 Laser 1 Lens の Compact なものですので、Disc の振動に合わせて Lens を超高速で上下左右に動かすことにより常に Disc 信号層に Pint を合わせている Actuator (Servo Mechanism) も小型化されています。

この Actuator が Cold Start 時には SACD 層にまで Pint を合わせていたものの、しばらくして暖まってくると Actuator を動かす Solenoid が規定の電磁力を出せなくなって CD か SACD かを判断する最初の Track で SACD 層にまで Pint を合わせられなくなってきているのかも知れません。

そうなのであれば Actuator の故障ですので Drive Mechanism 全体の交換ということになるだろうと思います。(Actuator だけの交換なんて手間のかかる修理法は返って高額になりますので・・・)

故障修理ということであれば輸入代理元の MARANTZ に相談することになると思います。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

有難うございます。
乾式のレンズクリーナーで試しましたが、うまくクリーニングしない(終了の音声が途切れ途切れ)ようでしたが、以前よりはSACDを認識するようになりました。
どうしても、苦手なCDは相変わらずCD層を再生してしまいます。
SACDの良い新譜もそれ程ありませんし、CDとの音の差もほとんど感じませんので、このまま使っていこうかと思っています。
アドバイス有難うございました。
しかしSACDの出始めのころに比べて、最近はSACDの話題もめっきり減ってしまいましたね。
海外製品ではCD専用のプレイヤーが発売されたりとか本当に業界の変わり身の早さには困ったものです。
HALTWOさんのように色々な知識があれば、メーカーの口車やオーディオ評論家に惑わされずに済むのですが・・・。
これからもHALTWOさんの的確なアドバイスを宜しくお願いします。

お礼日時:2013/08/07 22:19

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