No.4ベストアンサー
- 回答日時:
この「住宅ローン減税を受ける方がお得」説には、落とし穴があります。
年末残高が2,000万円の場合には20万円の減税が受けられますが、20万円を限度とした減税であることを理解してないといけません。
この「限度とする」が曲者です。
年間所得税額が20万円ですと、全額恩恵が受けられますが、果たして年間収入に対しての年税額が20万円あるかどうかを確認すべきです。
年間給与額が500万円で、配偶者控除を受け、社会保険料が60万円、生命保険料控除が5万円とします。
年間所得が346万円です。配偶者控除額が38万円。社会保険料控除60万円。生命保険料控除額5万円。基礎控除額38万円。
計算すると、課税所得が2,050、000円。
税額は、2,050、000円×10%-97,500円=107,500円
年末ローン残高が2,000万円あって20万円の税額控除が受けられる「権利」があっても、還付される所得税額は、107,500円です。
つまり「20万円全額控除を受けられる」という話しそのものが「うそ!ちがうじゃん」と言う話しなのです。
損得を考えると「そんなに簡単に考えたらあかん」ということです。
しかし、数年前から「ローン控除額で還付をうけられなかった額については、住民税で面倒をみようじゃないか」というお話になりました。
上記の例では、92,500円が「税額控除を受け損ねた額」なのですが、この額を住民税から控除しましょ、という話しになってます。
そこまで考えると「年間20万円、所得税と住民税の軽減がされる」のと、一年間に支払うローン利息とを比べればよい話だとなります。
2、000万円のローン利息って1%以下なのでしょうか。
それなら「ローンを組んだほうがええじゃん」というわけです。
ただし、ローンを組む際には保証料金とか、抵当権の設定費用だとかかかります。
手続き費用というやつです。これも無視できません。
年間に負担する所得税と住民税を合計して20万円にならないですと、上記の話しは詳細が違ってきます。
結論は「まずは、所得税住民税の合計額はいくらか」を計算してみて、ローン控除による減税額と比較するべしです。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/09/04 05:42
ご回答をありがとうございます。
具体例をあげていただき非常に参考になりました。
住民税で面倒を見てくれるなど、知りませんでした。
そんな簡単に考えられないようですので、自分でシミュレーションしてみるのが無難そうです。
ただ難しくてめげます。
No.3
- 回答日時:
住宅ローン控除は、借入年末残高の1%が減税されます。
でも、ローンを組めば、保証料を払って、利息を払って・・・・負担が大きくなるから、その一部を減税するわけです。借りなくて済めば、当然、借りないほうが得です。ちなみに、親からの借金は、契約書を作って、定期的に返済すれば贈与税はかかりません。
あとは、お正月やクリスマス、入学、進学など「孫のために」財布のひもを、緩めていただけばいいんじゃないでしょうか。
No.2
- 回答日時:
>親からの借金は贈与税がかかりそうですが…
いいえ。
「金銭消費貸借契約書」を作成し、利子分も計算して借金すればかかりません。
ただし、利子分も入れなければ、その分に対して贈与税かかります。
参考
http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4420.htm
Bが親からの借金の額にもよりますが、当然、前に書いたとおり利子をつけて還さなくてはいけません。
すべて自己資金なら現金で建てればそれが一番いいでしょうが、そうでなければローンを組んだ方がローン控除受けられますので、そのほうがいいでしょう。
なお、親から住宅取得資金をもらった場合、今年は700万円、26年は500万円までなら、贈与税は非課税です。
また、「相続時精算課税制度」を使えば、2500万円までの贈与なら税金かかりません。
参考
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4508.htm
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4504.htm「
No.1
- 回答日時:
ローン控除って払った国税以上は返ってこないんですよね。
きわめて当たり前の話と誰もが思います。
しかし現実は、払った国税が少なすぎるって方がほとんどでは。
所詮取らぬ狸の皮算用、減税とかなんとかいって、
銀行と不動産業界にたいするお金のばらまき。
親から借りたお金を普通預金にしていてももうからない?
いろいろシミュレーションをしても、借りてまでして減税が得では
ないことは、すぐわかると思います。
夢は現実とは異なります。
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