
No.10ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
ハイレゾ音源に対しては
●WindowsMediaPlayer オーディオエンジンでコンバート
●musicBee 独自にコンバートもしくは直接出力を選択
●foobar2000 直接出力のみ
となり、48KHz,16bitまでの能力しかないDACでは、コンバートして貰わなければ(つまり直接出力は)再生できない。という事になります。
ネット上で、あれこれと実験報告があるようですが、間違いも有るようです。
Windowsの「カーネルミキサー」ですが、WindowsXP特有のものでWindowsVista以降、Windows2000以前に「カーネルミキサー」はありません。WindowsVista以降「オーディオエンジン」になっています。
WindowsXPのカーネルミキサーは、音声データを全て16bit48KHzにリサンプリング(コンバート)してミキシングをするし、他にも演算上の制約がある為、劣化を避けられません。劣化は「オーディオエンジン」の比ではありません。
「オーディオエンジン」では、DACに合わせてリサンプリングレート(出荷時設定では16bit48KHzになっている)を選べるようになってます。
指摘されている取り外しできないリミッター問題はあるのですが、16bit44.1KHzPCM信号などXPより良音質で再生できます。また、イコライザ等のエフェクターやフィルターも挿入可能・調整可能になっています。
CDや音楽データが主体なら16bit44.1KHz(CDの音質)にしておけば、不要なコンバートが回避できます。
また、「オーディオエンジン」のリミッター問題を取り上げているブログを注意深く読めば、『音量99%ならリミッターの影響を受けず、イコールのデータが出力される』という事がわかります。つまり「オーディオエンジン」はWindowsXP(カーネルミキサー)では有り得なかった高音質を手に入れているのです。
Windousの音量を100にしなければ良いだけの簡単操作で、CD並みの高音質で楽しめます。
残念なのは「オーディオエンジン」のユーザーズインターフェースが気が利かない、判り辛いところでしょう。
WASAPIは、「オーディオエンジン」のミキサーを使わずにサウンドデバイス(DAC)にデータを出力しますので、DACに処理できないサンプリングレートは処理不可能です。当然共有モード「オーディオエンジン」に付帯しているフィルター・エフェクターも利用できません。
ASIOは、WASAPI同様ですが、デバイスからハードウェアミキサーが提供されていれば、再生アプリ次第でそちらのミキサー機能を使うこともできます。WindowsXPでも使用可能で、WindowsXPでの高音質再生には欠かせません(他にMMEとかWDMというデバイスもありましたが)。
ASIOやWASAPIを利用するには、再生アプリが対応している事が必須です。
Windows Media Playerでは、「オーディオエンジン」が使用されます。
ハイレゾ音源は、「オーディオエンジン」で共有モードで設定したサンプリングレートにコンバートされます。
musicBeeは、独自にサンプリングレートをコンバートできますが、この機能をOFFにする事も可能です。
foobar2000は、サンプリングレートコンバータを持ちません。ビットレートのみ変える事ができます。
私にとっては、大変貴重な情報をいただき、誠に感謝申し上げます。 サンプリングレートの変換機能に関する、各再生ソフトの立場を、手短に教えていただいた点は、私にとって誠に貴重な情報です。
musicBee についての情報は、大変得にくいので、この点でも、御礼申し上げねばなりません。
foobar2000 についてはサンプリングレートの変換機能を、本来的に有していないという情報も、私にとっては貴重なご指導です。
いろいろな再生ソフトについて、世間では、単に、音がいいとか、悪いとか、というようなうわべだけを言及している例が多いようですが、ここにご指導いただた様な情報は、再生ソフトの本質的な特徴、差異などに言及していただいたわけで、とても貴重かと思います。
何の知識もなしに、気軽にPCオーディオを始めてしまったのですが、当初の想定に反して、実にたくさんのことを勉強する羽目になりましたが、この 教えてgoo の欄で、多くの皆様から望外のご指導をいただきまして、大いに助かりました。 ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
ところで、本題ですが、
48KHz/16bit の USB-DAC をつないで、192KHz/24bit のPCM信号 を musicBee で再生すると、無条件で、アナログ信号に変換して、音を出してくれるようです。
一方、
foobar2000 の場合は、wasapi モードに設定すると、「このDACでは、192KHz/24bit のPCM信号 は、処理できません」 というようなメッセージが出てしまい、再生が停止されます。
しかし、DS モード(これは、direct sound の意味なのでしょうか?) に設定しますと、ハイレゾ信号でも処理をしてくれるようで、音を出してくれます。
★また質問出たので 回答しておきますね
PC側の仕組みと現在おかれてる状況が把握されてないようなので
以下に説明
foobar2000 は今 現在もう私は使いませんが
一般論として
パソコンのサウンド用デバイスドライバーが入手できるか?(ハードに付属してるのがのぞましい)
再生ソフトがなんのデバイスドライバーに対応しているか?
パソコンのOSはなにか?
ASIO direct sound などの意味はぐぐると出てきます。
以上を確認すればいいんですが
いい加減な処理の再生ソフトがあるとだけ言及しておきます。
私はテスト信号を使用して デジタル出力を測定してFFTで確認してから使用します。
なお以下を教えときます
前にもにたような質問してた 一般消費者のかたがいたので
回答してみました
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8256099.html
《内容の抜粋》
ただし以下のことが言えるわけです
昔から録音機材としてはいくらでもPC用はあったんです。
ようするに メーカーとしては技術本質は無視して・・・・・
USB PCオーディオとか言う製品で 多くの消費者に買っていただく 誘導なんです
アナログ部で音の変化を 理由に収益を上げてるわけ
まあ 雑誌オーディオ評論家(かなりいかがわしいのが多い)も仕事(後援など)増えよろこびますしね
オーディオ評論家で技術雑誌に回路説明や音響工学を説明出来る人はほぼ皆無で 作家レベルです。
一部の人はメーカーにいた人で 文章が難しくて おもろくないんで 雑誌には出てこないだけ。
●XP 2000 は問題ないが その後のOSの標準ドライバーは欠陥があるようです
●実験測定してみると 付属のドライバーや 再生ソフトは欠陥があるものが多い
●実験方法は測定機器を持たない アマチュアでも可能になっております。
SPDIF 出力を 別のPCへの取り込み SPDIFに入力して測定してみることです
ソフトも無料で高速リアルタイム スペクトラムアナライザー WaveSpectra てのがあります
つぎに問題のオーディオ D/A 出力を 別のPCへアナログA/D入力へ別のPCへの取り込み測定してみることです。 アナログ部分が不良かどうかも切り分けができるのです。
テスト用の信号は 多機能 高精度 テスト信号発生ソフト WaveGene 無料で作ればいいでしょう。
たとえば-30db 1kHz サイン波 でも作ればいいでしょう
※その他参考に以下を紹介※
だいぶ前に マイクロソフトのOSとデバイスドライバーの関係を発見した個人のページを発見した。
世の中 おもしろ(^_^;) 参考URL
http://dgo.xsrv.jp/alipapa/wmp/
ここのページの賢者によると Windowsの各バージョンでの検証結果 以下になってしまったようである 多くのユーザーがだまされてるのがわかる。
『僕がメインの環境で本格的にWindows7を使い始めたのは2011年の11月頃から。それまではXPを使っていました。
Vistaはソフトウェアの動作テストで起動するくらいで、ほとんどまともに使った事ありません。
ここ数年来、僕の作業部屋にはいわゆる「ステレオ」ですとか「コンポ」ですとか呼ばれていたオーディオ再生装置は有りません。 音楽を鑑賞する時も音の仕事をする時も、ソースをWindows上のアプリで再生し、信頼できそうな外付けのオーディオI/FのDACでアナログ信号にして、信頼できそうなモニタスピーカやヘッドフォンに送って聴いています。 音楽CDの場合も、初めて再生するディスクはWindows Media Playerやリッピングツールで44.1KHz/16bitリニアPCMのままハードディスク内に取り込んでしまい、以後はハードディスク内のものを再生して聴いている事がほとんどです。 僕にとっては、Windowsが「ステレオ」であり「コンポ」であります。 今はそういう人、結構多いんじゃないかと思います。
確かに今の音楽は制作の段階でピークリミッタやマキシマイザでピークをかなりつぶし気味にしてあるものが多いですから、いつもカーネルミキサーを経由した音「だけ」を聴いているぶんには、それほどの違和感を感じないのかもしれません。
でもWindows7にした1年前くらいからつい最近まで、ASIOなどを使った自分の音楽の作業以外では、すべてオリジナルとは異なる劣化した音楽ばかりを聴かされていたのだと思うと、なんだか悲しいやら腹立たしいやら...(X_X) 』
『音楽CD、 DVD、Blu-Rayディスク、あるいはネット上の動画・音楽コンテンツなど、Windows上で音を鳴らすありとあらゆるコンテンツの音声が、この劣化を受けてしまい、コンテンツ制作者の意図しない音声加工が再生時に行われているものと思います。 世界中のほぼすべてのWidows Vista / Windows 7 ユーザーのところで。いったい何億人がこの被害にあってるんでしょうか?(笑)』
幾度となく、専門的な見地からのご指導をいただき、感謝申し上げます。 なにせ、私こと、インタネットと電子メールだけ、という初級レベルのパソコン操作でしたので、それがPCオーディオを始めたわけで、サンプリングレートだとか、ビットコーディングだとか、PCMだとか、 まったくチンプンカンプン、もっともっと高級な人間がやるべき趣味だったようで、ある意味、後悔し反省しています。
ちなみに、私の場合、OSは WINDOWS-7、サウンドドライバーは 購入した総合アンプに添付されていたオーディオメーカー製の USBオーディオドライバー と称するものを インストール して使っています。 手持ちのCDも、大部分はFLAC形式で、ハードディスクメモリーに入れて、そこからパソコンで引き出す形で、音楽を楽しんでいます。
なお、スペアナの測定ソフト とか、テスト信号の作成ソフト とか、大変興味深い情報を教えていただき、ありがとうござます。 斯様なソフトがあれば、スペクラムアナライザー とか 標準信号発生器とか、大変高価な測定器を揃えなくても測定できるわけでしょうから、目の覚めるような素晴らしいソフトかと思います。 私のような低レベルの人間が、信号スペクトルとか標準信号、といった問題を扱う機会は、おそらくないでしょうが、万一、そんな場面に出くわしましたら、興味深いことですので、試してみるだけでも、やってみましょう。
私のような低いレベルの人間の愚痴かもしれあせんが、難しい高度技術の操作を余儀なくされたり、成熟しきっていない未熟な技術を含んだ製品などが、まるで家電製品のごとく遠慮なく市場に、ジャンジャン出回ってきますので、我が方としては、まったく “目をシロクロしている” という状態です。
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
しかし、試みに、このUSBーDAC内蔵のパワードスピーカーに、192KHz 24bit のハイレゾの音楽信号を入力してみたところ、立派に音が出ました。
これは、いったいどういうことなのか? と疑問に思って質問に至った次第です。
どこかで、誰かが、気を利かせて、192KHz 24bit の原信号を 48KHZ 16bit の信号に変換して、この内蔵USB-DACに信号が入るように細工をしてくれたのかな、と勝手に想像したのですが、この私の想像は正しいのでしょうか?
★回答 No6 です 回答を補足しておきます
サンプルレートコンバーターがどこに入っているかと言う問題になります。
PCをどのような再生ソフトでどのように使用してるかわかりかねるので
一般論になります。
USBーDACがどのような製品か不明なのわかりかねますが
一般にたとえば次のようなケースになります。
(1)パソコンの再生ソフトにソフトとして入っている場合
(2)パソコンのデバイスドラーバーにて処理されている場合
(3)USB-DAC製品に サンプルレートコンバーターがハードで内臓されている場合
この場合内部のDACチップに入っている場合と別チップに単独で入っている場合がある
DACチップ内臓の回路はオーバーサンプリングデジタルフィルタと言う名前で呼ばれてる場合もある。
おそらくこれらのどれかで 行われているはずで
48KHz,16bitになおされているわけです
質の悪いものですと 24KHz以下に24KHz以上の信号の折り返し成分がでてしまいます
24KHz以上の信号は通常 聴こえませんし あまり入っていないので
折り返して24KHz以下に出ても ほとんどきずかないでしょう。
一番ひどいのはデーターを間引いてるだけのものです。
データーを飛ばしてしまうだけであわせてしまいます。
また(1)~(3)が複数直列で使用されてしまう場合もあり 多重になりあまり好ましくはありません。
また16bit でも 24bit の性能のダイナミックレンジ性能を得る
ノイズシェーピング回路(デジタル信号処理アルゴリズム)もありますが
低額品でそこまで 配慮してるとは思えないです。
沢山のことを教えていただき、誠にありがとうございます。
パソコンの再生ソフトとしては、foobar2000 と musicBee の2種類を愛用しております。
最初のうちは、foobar2000 を使っていたのですが、ある時、やはり、この「おしえてgoo」の欄で、ある方から、musicBee を奨められましたので、使ってみましたら、これが大変使いやすく、音質も素晴らしいので、今では、この両再生ソフトを並行的に使ってます。
ところで、本題ですが、
48KHz/16bit の USB-DAC をつないで、192KHz/24bit のPCM信号 を musicBee で再生すると、無条件で、アナログ信号に変換して、音を出してくれるようです。
一方、
foobar2000 の場合は、wasapi モードに設定すると、「このDACでは、192KHz/24bit のPCM信号 は、処理できません」 というようなメッセージが出てしまい、再生が停止されます。
しかし、DS モード(これは、direct sound の意味なのでしょうか?) に設定しますと、ハイレゾ信号でも処理をしてくれるようで、音を出してくれます。
いずれにしろ、ご教示いただいたように、再生ソフトの中に、サンプリングレート・コンバーターの機能を有しているように思えました。
多くのご指導をいただき、ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
>> DACといっても色々なものがあるそうですが //
誤解のないように補足しておくと、オーディオにおける「DAC」というのは、「デジタル音声信号をアナログ化する装置」なので、この点に関しては全く違いがありません。いわゆるUSB-DACというのは、その「オーディオ機器としてのDAC」のケースの中に「パソコン周辺機器としてのUSBオーディオデバイス」をニコイチしたものです。
従って、ときどきUSB-DACの商品説明などに、光デジタル入力や同軸デジタル入力と並んで「USB入力」などと書かれていますが、これは本当は間違いです。光デジタル入力や同軸デジタル入力はまさにオーディオ機器としての機能ですが、USB部分はマウスやキーボードと同じパソコン周辺機器なので、同列に扱うことはできません。
>> パソコンとは、なんと思いやりのある、包容力あふれる機械であることか //
現代のコンピュータでは当たり前ですが、マルチタスクの恩恵であり、弊害でもあります。
コンピュータの機械部分(ハードウェア)は1個だけですが、ネットをしながら音楽を聴いたり、写真を見ながら文章を書いたりと、複数の異なったソフトを同時に使うことができます。これは、「1個のハードウェアを複数のソフトウェアが(何らかの方法で)同時に利用できる仕組み」が実現されているからです。
音声に関して言うと、様々なソフトが、勝手なタイミングで、バラバラの形式の音声信号を発する可能性があり、それを1つのオーディオデバイスで処理しなければなりません。たとえばオーディオデバイスが16bit/48kHzで動作しているときに、音楽再生ソフトは16bit/44.1kHzの音を出し、メールソフトの新着通知は8bit/22.05kHzの音を出すかもしれない訳です。そこで、全ての音声信号をいったんOS(たとえばWindowsやMac OS)が預り、混ぜ合わせて1個にし、オーディオデバイスに適した形に変換して送り出してやれば、全てが丸く収まります。ユーザが意識しなくて良いように、「包容力」を持たせてある訳です。
もっとも、いつ、どこから、どんな信号が来るか分からないので、この仕組みは、たとえ現実に出ている音が1個だけで、それがオーディオデバイスの動作状態に適合していても、常に機能し続けざるを得ません。変換は、できるだけ短時間に済ませる必要があるので、品質よりも速度が優先されています。「包容力」のトレードオフとして、常に音質が劣化する可能性を抱え込んでいる訳です。
この通り、PCオーディオというのは(オーディオではなく)パソコンの話で、USB-DACも(オーディオ機器というより)パソコン周辺機器なので、そういう意味では「普通のDAC」とUSB-DACは別種類のもの、とも言えるかも知れません。
詳細にわたったご説明に感謝いたします。 ハイレゾの音楽を、何とか楽しんでいるのですが、この世界、まずは、言葉がよくわからないので苦労しています。 ご説明いただいた内容について、ハイ! わかりました、 といいたいところですが、ご説明を受けると更なる疑問が湧いてきて,全くエンドレスのような状態です。 ご指導いただく皆様方の博学ぶりには、まさに敬服の至りです。 ともかく、幾度となく煩わしい思いをさせてしまい、誠に恐縮です。 ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
PCMの音楽信号について、例えば、192KHz、24bit のハイレゾ音楽信号を 48KHz,16bit までの能力しかないDAC を通して再生した場合、どいう音になるのでしょうか?
★回答
根本的に混同してると思われます
(1)サンプリングレート fs192KHz 量子化bit数 24bit のフォーマットを
他のサンプリングレート fs ?Hz 量子化bit数 ?bit で再生すると言うことは
サンプリングレートコンバータ と言うデジタルフィルターで変換して
その後デジタルアナログコンバーターを利用して
アナログ信号にして増幅するという意味です。
アナログ デジタル変換部分は 製品固有でしてアナログ性能差は
大きいですがそれを抜きで考えれば
質は ほぼサンプリングレートコンバータの設計の出来で決まるということです。
サンプリングレートコンバータのスペックは製品を作った半導体メーカーにより公開されている。
また汎用DSPで作成した場合はよほどの いんちき設計者でないなら
設計者がスペックを把握しており 仕様も決めている。
(2)再生帯域は サンプリングレート fs の半分程度
音のダイナミックレンジ(音の大きい~小さいを表現できる範囲)は 量子化bit数
で決まりますので
とうぜんその範囲になります。
たとえば 計算例は23bitなら 6.02db×23bit+1.76db=140.22db
と計算すればよい
(3)ハイレゾフォーマットに対し元製品作成者として 正直に言及すれば以下となる
日本のAVセットメーカーが SACD や fs=192KHzのサンプリング 量子化24bit のPCM 記録を要求すると 各種デバイスメーカーや半導体商社が LSIモデルチェンジの仕事が増えるのでその経済効果を利用し便乗商法となって儲かるのでよろこぶ。
オーディオ雑誌 評論家も便乗する。
まっとうに考えれば 量子化 24bit サンプリング周波数 96KHz ぐらいが良識のある技術者のやることである。
もちろんそのほうが デジタルミキサーによるデジタル信号処理もしやすいし、ノイズもまきちらさず、コストにもやさしい方法なのは言うまでもない。
音ももちろん問題ないのは言うまでもない。
高度に専門的な内容のご説明に、感謝申し上げます。 ありがとございました。
大変失礼、かつ、申し訳ありませんが、高い専門性のご説明で、十分にはフォローしきれないようです。
ところで、当方の事情は、こうです。 現在、私は192KHz 24bit のUSB-DACを使って、ハイレゾの音楽を聴いているのですが、先日、友人から、USB-DAC内蔵のパワードスピーカーなるものを借りてきて、私のパソコンにつないで、ハイレゾの音楽を鳴らしてみようと考えました。
借用したパワードスピーカーの説明書によりますと、その仕様欄に、内蔵DACは、「音声フォーマット: 48KHZ 16bit 」 と記載されていました。 つまり、48KHZ 16bit までの音声フォーマットの信号までしかフォローしませんよ! と私は理解したのです。
しかし、試みに、このUSBーDAC内蔵のパワードスピーカーに、192KHz 24bit のハイレゾの音楽信号を入力してみたところ、立派に音が出ました。
これは、いったいどういうことなのか? と疑問に思って質問に至った次第です。
どこかで、誰かが、気を利かせて、192KHz 24bit の原信号を 48KHZ 16bit の信号に変換して、この内蔵USB-DACに信号が入るように細工をしてくれたのかな、と勝手に想像したのですが、この私の想像は正しいのでしょうか?
No.5
- 回答日時:
>早速のご指導、ありがとうござます。
「192KHz、24bit のハイレゾ音楽信号は処理できない」 ということは、たとえ、そのような信号をDACへ入力しても、音楽信号としての出力は不可能、ということでしょうか?そうです。
DACでは対応するサンプリング周波数以外(ビット深度もですけど)の周波数はまったく扱えません。
サンプリング周波数に対して同じ周波数でロック(同期)しないと音の情報として認識することができません。
デジタル信号はアナログと違い暗号のような感じですから正しく認識されなければ何の意味も無いノイズになります。
たとえるなら鉛筆に紙テープを斜めに巻きつけて文字を書きそれをラップに巻いても
太さが違うので鉛筆の時に書いた文字が再現できずに読めないのと同じような感じです。
No.4
- 回答日時:
No.2さんの回答のとおり、48kHz 16bitのDACには、192kHz 24bitの信号は全く理解できないノイズでしかありませんので処理できません。
プレイヤー(PCなど)のほうで48kHz 16bitに落として送ってやれば、その音になります。DAC chipのほとんどは、8倍オーバーサンプリング(アップサンプリング)を内部的に行いますので、そのようなDAC chipの製品では、大抵192kHz 24bitはサポートされています。ですから48kHz 16bitまでしか扱えないDACは少ないはずです。
逆にサポートされていないDACは、ノンオーバーサンプリングDACなどといって、言ってみればmp3音源に質を落として聞いているようなもので、それで音が変わったと喜ぶ程度なら良いですが、実はこちらのほうが音が良いんだなどと間違っても思い込まないでください。
No.3
- 回答日時:
その「ハイレゾ音源」がどういうもので、どのように再生し、どのような「DAC」に、どう繋ぐか、によって話が変わってきます。
一般的なオーディオ機器の場合、16bit/48kHzまでしか対応していないDACに、24bit/192kHzの信号を入力すると、「音が出なくなる」のが正常な処理と思われます。DACから見ると想定外の信号なので、上手く処理できる保証がない以上、ノイズや爆音が出ると困るのでミュートしてしまうのが最も害がありません。
なお、24bit/192kHz対応のサンプリングレートコンバータを搭載していれば、正常に16bit/48kHzにダウンコンバートして再生できますが、そういうDACなら「24bit/192kHz入力対応」と表記するでしょう(し、今どきそんなややこしい構成のDACがあるとは、ちょっと考えられません)。
他方で、いわゆるPCオーディオにおけるUSB-DACの場合は、事情が異なります。
USB-DACというのはパソコン周辺機器(USBデバイス)なので、「パソコンとの間で何bit/何kHzの信号をやり取りするか」を申し合わせる、という処理が行われます。オーディオ機器のような「信号垂れ流し」ではありません。たとえば、16bit/48kHz対応のUSB-DACをパソコンに(もちろんUSBで)接続すると、「私は16bit/48kHzの信号しか受け取れないので、よろしく」と申し出て、パソコン側で認証されて初めて使えるようになります。
このとき、通常の処理(OSが標準的に想定している処理)であれば、パソコン(上のOS)が自動的に、全ての信号を16bit/48kHzに変換して送り出してくれます。24bit/192kHzはもちろん、8bit/22.05kHzでも同じです。
もっとも、この「変換」というのは、変換する必要がない信号(つまり、もともと16bit/48kHzの信号)であっても行われます。これが音質劣化の一要因になるため、高音質再生を謳うソフトの中には、この処理をバイパスするものがあります。この場合、再生ソフトの側で(OSよりも高品質に24bit/192kHzから16bit/48kHzへ)変換を行ってくれるのであれば、問題はありません。
しかし、そのような変換をしない(DACが16bit/48kHzで動作しているときは16bit/48kHzの曲データしか再生させない。16bit/44.1kHzのデータを再生するにはDACを再設定する必要がある)ソフトも存在します。その場合は、ソフト側でエラーが出て、結果的に音が出ない、ということになります。
大変勉強になりました。
まず、DACといっても色々なものがあるそうですが、知りませんでした。 私の質問は、USB-DACについてのものです。
次に、パソコン側で検知したUSB-DACの能力に合わせて、そこで受け入れ可能なように、パソコン側で、PCMの信号系列をアジャストして送り出してやる、ということですが、この点は、全く知りませんでした。 ある意味、パソコンとは、なんと思いやりのある、包容力あふれる機械であることか、と変に感心しております。
貴重なご指導をいただき、誠にありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
アナログは分解能や性能が低くても何とか処理できますが、「デジタル」に関しては規格が異なれば全く処理不能です。
192KHzと48KHzでは処理クロックが違いますので、まったく互換性はありません。別仕様です。
一般に、192KHzの処理ができる機種は48KHzの処理もできるように設計されていますが、48KHz用の機種では192KHzを処理する設計にはなっていないのが普通です。
従って、ご質問に対しては、「48KHz,16bit までの能力しかないDAC を通して再生した場合、192KHz、24bit のハイレゾ音楽信号は処理できない」ということです。
早速のご指導、ありがとうござます。 「192KHz、24bit のハイレゾ音楽信号は処理できない」 ということは、たとえ、そのような信号をDACへ入力しても、音楽信号としての出力は不可能、ということでしょうか?
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