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半沢直樹、楽しく見ていました。
最後まで見て何度か見返していたんですけど
根本の設定がよくわからずしっかり把握できない面があって困っています

知りたい事は、まず役職関係
半沢さんを中心に考えて、直属の部下上司などは見たままなのでわかるのですが

例えば半沢さんと渡真利さんは社会ではどういう関係でどちらが上司?なのかとか
金融庁の黒崎さんはどれほど偉くてどういう立場で銀行や半沢さんとはどういう関係なのかとか
ほぼ大体の登場人物のこういう感じの関係が把握できません。
(↑に書いた人物はあくまで例であり、全体的にわかっていません)

そもそも半沢融資課長、営業次長とはどれほど偉いのかもわかりませんし
頭取が社長で、大和田さんはそのすぐ下?んじゃ取締役はその下?ん?ってレベルです。

細かい実業務内容ではなく、各登場人物の立場やごく簡単な仕事内容を知りたいです。

似たような疑問で、各団体や企業の関係もよくわかりません
後半のメインであるホテルくらいは関係性はわかるのですが
主に出向先になっている場所や、半沢さんが最後に出向する証券会社?は
銀行とどういう関係でどういう立場なのかなどがわかりません

もはやこれはドラマの疑問ではなく、社会(銀行?)の常識の疑問な気もしますが
こういう疑問をわかりやすく解説しているサイトなどはありませんか?

細かい事は不要ですし、あくまでドラマを把握するのが目的なので
現実と違う設定等があればそちらの知識を求めます。

どなたか教えていただけませんか

A 回答 (2件)

サイトとか知りませんが、列挙してある疑問に私なりに答えると、



半沢と渡真利(及川ですよね?)は同期ですから、出世競争はしていますが、上下の関係にはありません。当初、支店の課長だった半沢は、競争的には、具体的な役職名は忘れましたが本部にいた渡真利には若干遅れをとってはいたかと思います。でも、基本的には同格ポストでしょう。だから、大阪時代には、渡真利は本部の情報などを持っていて半沢を助けてやるという描かれ方です。人事異動の中では、支店に出たり、一時的に広報や総務などの部署に行って金融の最前線からは外れる休息のためのポストに就くことはあり、半沢は支店で実績を上げて次は本部に行くぞ、そのときには最前線を言えるポストに就くぞという思いを持っていて、それを実現したという感じです。行った先の営業2部次長(でしたっけ?)は、花形ポストだったので、同格ポスト中では渡真利に若干先んじたようです。といっても、渡真利もまた自分の部署でがんばって、次に異動するポストが少しでもよくなるようにするだけなので、半沢に負けたとかは思ってません。逆に、ここでの渡真利は、活躍しやすいポストにいる半沢を裏から手伝わせてもらっていっしょにおもしろい仕事をさせてもらっているという感じに描かれています。
要は、悪いポストに行かなければいいのです。行き止まりのポストというのがあり、課長なら課長、次長なら次長で同格のポストであっても、この課長に行ったらその上に進むことは望めないというポストがあります。ドラマなどでは「社史編纂室」とか「資料整理課」とか、あとはとんでもなくへんぴな地方の「支店長」というのがよく使われます(笑)。同期と同時に課長に昇進したとしても、片方が本部営業部第2課長で、もう片方が資料整理課長だったら、あるいは小規模支店の支店長だから本部の課長次長と名目的には同格でも「糸魚川支店長」とかだったら(糸魚川の人すみません)、これは完全に勝負があり、資料整理課長とかは次のポストがないので、2年後3年後に片道出向になる可能性もあるという感じになります。
「よいポストと悪いポストに分かれる」というのは日常茶飯事ですがk、「昇進させないで同期の部下におく」という形は、部下にとどめられた方が完全にやる気をなくすので、人事部門でも基本的に取りません。そのため、ダメなやつや大きな失敗をしたやつ(滝藤)は、片道出向に出して、小さい会社ながらも「経理部長」という肩書きを与え、銀行内の人事序列をきれいに保ちながら、出されたやつのメンツを守ってやっているわけです。

大和田は常務ですから、頭取との間には、副頭取や専務はいて、名目上はナンバー2ではなく、ナンバー4とか5くらいです。しかし、取締役内での競争は1ランクずつあがっていくようなものではありません。副頭取とかは、単に年次が先なので格付上副頭取についているというだけのことも多く、次期頭取レースの上では全く印がつかない人も多いです。東京中央の場合は、北大路が実力頭取であり、次期頭取レースに加わっている者の中で、旧産業中央の一番手と目されているが大和田で、とくに出てきませんがたぶん旧東京第一側にも頭取候補と目されているのは2人くらいはいて・・・、という感じです。次の頭取は、意欲衰えない北大路のさらなる続投がおおいに可能性があり、北大路が失策なく退き院政を敷く場合は旧東京第一側の候補の昇格の可能性もあります。大和田はやり手ですが主流ではないので、北大路が大きな失敗をして、後継者指名などすることができない状況で退場する場合に、「いままでの態勢を一新する」という形で大和田が選ばれる可能性がおおいに高くなるというのをねらっていました。専務は下ろされ、北大路の温情で平取締役にはとどめてもらうという恩まで売られてしまったので、今後はしばらく北大路にはむかうことはできなくなり、頭取レースからは大きく後退しました。

出向先ですが、滝藤が行っていた会社は、銀行が融資しています。それだけでも銀行に首根っこを捕まれていますし、銀行は、会社やワンマン社長がやってるインチキなども見逃してやっているんでしょう。その代わりに「うちの銀行から経理部長を受け入れろ」「銀行がやるインチキ(迂回融資でしたっけ?)にも協力しろ」と陰に陽に脅されているのです。
半沢が最後に出向する証券会社がどのレベルの会社かは想像するしかないですが、野村とか大和レベルではもちろんなく(こういうところは銀行の支配は受けていない)、銀行の子会社みたいなところです。近年は、野村や大和もあまりふるわず、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、SMBC証券など銀行系の証券会社の存在感もそれなりにありますが、「銀行で出世する」ということが最大の目標である半沢・渡真利レベルの人間が、まだまだ銀行で実務をバリバリやらなければいけない年齢で、畑違いの証券に行かされるということ自体が、少なくとも一旦は、出世レースから脱落したことを意味します。
半沢が次長で大きな業績を上げて、それが評価されてでの配置転換なら、上述の「休憩ポスト」という形で「子会社証券会社の偉いポストで2年くらい遊んでこい」「2年後はまた営業部の部長あたりで戻すからな」となるはずで、名目的に営業本部長なんていう偉そうな名前のポストを与えられても、銀行本体に戻す保障はない、片道で行け、というのでは、完全に北大路にやっかい払いされました。

ちなみに、黒崎は、官僚ですので、年齢的には半沢たちよりかなり若い、だけど監督官庁のかさをきて威張っているというレベルの理解でいいと思います。官僚の世界には官僚の世界でまた別の出世競争がありますが、ドラマを見ている範囲だけでは、黒崎の金融庁内での立場などについてはあまり触れられていないと思います。
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この回答へのお礼

長々と書いていただくのが申し訳なかったのでサイトを調べたかったのですが
かなり丁寧にいろいろ書いていただき本当に感謝です!
気持ちがすっきりしました。本当にありがとうございます

お礼日時:2013/11/10 05:42

出向先の証券会社はおそらく


あの銀行が出資している会社で子会社見たいなものだと思います。
どこどこの100パーセント子会社とかよくあります。
もしあの証券会社のサイトがあるとしたら
会社概要の株主欄にあの銀行の名前が載ると思います。

黒崎は金融庁でいわゆる役人です。
つまり社会全体にある民間企業のお金の流れを管理しているところです。
食品関係だと保健所とかがそうですね。

余談ですが銀行は民間企業です。
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この回答へのお礼

なるほど、よくわかりました。
補足のような感じにわかりやすく理解できました
ありがとうございます

お礼日時:2013/11/10 05:43

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