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たんぽぽと自然環境の関係、在来種と西洋種との生殖・生活の違いについて教えてください。
たんぽぽについてなんでもいいので教えてください。

A 回答 (4件)

教科書などにも、「在来タンポポがセイヨウタンポポに生存競争で負けている」ような記述があるそうですが、これは、ちがいます。



そもそも、在来種とセイヨウタンポポは、生存に適する条件がちがっており、現在の日本では、セイヨウタンポポの好む条件の場所が多い、ということの反映だといえます。
決して、在来種が群生しているところにセイヨウタンポポが乗り込んでいって、生息地を奪っているわけではなく、宅地開発や都市化によって、「荒地」に適応したセイヨウタンポポが増えている、ということになるかと思います。たぶん、人間の手の入らないところで、(ほっとくと、森林化するのだけれど)繁殖を繰り返すようなことが続いていけば、在来種のほうが増えていくと思います。

在来種は、自家受粉しないので、まわりに仲間のタンポポがいて、ミツバチなど、花粉を運んでくれる生き物がいるところ、さらに、土質は酸性土壌がいい。開花時期も限られているので、いっせいに花が咲きます。

セイヨウタンポポは、1本だけでも種子を作り、開花時期も長くてバラバラ(関西地方で、6月にもなれば、セイヨウタンポポしか開花していない)、山土みたいなアルカリ土壌で育つ、ということで、わずかの空き地やコンクリートの隙間でも生きています。

在来タンポポの「敵」は、セイヨウタンポポではなく、人間だったのですね。
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先日、朝日新聞で「帰化タンポポと思われているもののうちかなりの割合でニホンタンポポとの雑種が広がっている」という記事がありました。


日本のタンポポもただ消えているわけではなくて、生き残りをかけて、共存(?)していたんですね。

参考URL:http://www.zzz.or.jp/nkondo/kyouzai/tanpopo/zass …
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タンポポは世界に2000種日本に約10種があると言われます。


日本でもっとも広く繁殖しているのは残念ながら西洋タンポポです。明治時代に持ち込まれたようですが、その強い生殖能力で瞬く間に九州から北海道まで広がり、在来種は山奥や半島などでかろうじて生き残っているようです。

日本タンポポ駆逐の秘密は次のように考えられています。
*生育のスピード:日本タンポポは生育が遅く、発芽から開花まで数年かかります。夏には休眠している(強い日照と水不足に耐えるためか)一方、西洋タンポポは半年で花をつけ、休眠もしない。種子は小さく軽いため遠くまで飛んで行く。こうしてデリケートな日本タンポポは、インディアンが白人に住み慣れた土地を奪われたように、住み慣れた村道やあぜ道から姿を消してしまいました。(絶滅はしていない)


日本タンポポの種類は植物図鑑やインターネットで分かるので省略します。
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タンポポについて何でも…ということなので、知っていらっしゃるかもしれませんが、ご参考までに(^-^)。



タンポポはキク科の植物で、おっしゃる通り在来種と西洋種があり、現在では西洋種のセイヨウタンポポが全国どこでも見られ、在来種は少なくなりましたねー。

区別するには、在来種はがくがタンポポの花に沿っているのに対し、西洋種はがくが下向きに反り返っているところに注目して見分けます。

一応、知っているタンポポの名前を挙げておきますので、参考になさって下さい。(他にもあると思いますが)

(在来種)
カントウタンポポ、カンサイタンポポ、トウカイタンポポ、エゾタンポポ、シロバナタンポポ(←ちなみに、白くてとても可愛らしい九州に咲いてるタンポポです。)

(西洋種)
セイヨウタンポポ(←確か明治時代に来たはず…)、アカミタンポポ
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