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日商簿記2級商業簿記の社債について質問します。
只今中央経済社の簿記ワークブック2級で勉強しています。
精算表の作成問題で社債を償却原価法により評価替えしなさいという問題がありました。

社債はX1年1月1日に
額面¥100につき¥97.9
償還期間7年
年利率1.8%
にて発行したものである。決算に際し、償却原価法(定額法)により評価替えしなさい。
※帳簿の社債の残高¥2,578,550

額面総額が書いてないので、残高から額面金額をXとかを使って求めるのは解るんですが、肝心のその額面総額の計算の仕方がさっぱり解りません。

解答に計算式が書いてはいるんですが、正直今までろくに勉強していなかったので理解不能でした。

今まで過去問や他の問題集をやってきましたが、今やってる問題集は1級の範囲が若干入っていてXを使って求めるような問題が多いです。

そこで質問なんですが、、、
(1)上記の額面総額の求め方について教えてください。
公式というかこういう計算でやったらいいよみたいなのがあれば有り難いです。

(2)1級も視野に入れているんですが上記問題のような数式を使って推定するような問題多いですか?
初見で検定レベルの問題でも90点以上は取れるようになったのですがこれでテンションかなり下がりました。
ちょっと不安なのでどれくらいの数学のレベルが求められるんでしょうか? 

皆様ご協力お願いいたします。

A 回答 (2件)

こんにちは。



(1)
 社債は100円につきいくらという表現を用いることが多いので、%で考えると都合よく考えることが出来ます。

 本問の場合、発行時の価額は100円につき97.9円ですから、%表示ではズバリ97.9%で、償却するべき残額が2.1%(100-97.9)。これを7年で償却するので1年当たり0.3%(2.1÷7)、1か月では0.025%(0.3÷12)ということになります。
 次に、発行時から期首までの月数をカウントします。仮に期首がX5年4月1日(本問はたぶんそうですよね)でしたら、4年3か月ですから月数では51か月ということになります。すると期首現在の償却原価は額面価額に対して、
97.9+0.025*51=99.175%
ということになります。
これを簿価2,578,550円で割ればいいのです。
2,578,550÷99.175%=2,600,000円
と。
年間の償却額は既に0.3%と出ているのですから、本年の償却額は、
2,600,000*0.3%=7,800円
となります。


(2)
 よくあるのは、直接法で表示されている有形固定資産を間接法の表示にするパターン。ただ、これは2級でも出たことがあると聞いています。
 推定問題ではないですが、数回前の試験で出てたのは、償却原価法の原則法である利息法によって、期末の簿価を計算させる問題がありました。今まで出された問題とは逆の流れだった(今までは期首簿価から期末簿価を出す問題が通常)ため、ちょっと面喰いましたね。
 これらで必要な数式は中学の方程式程度です。それよりも大事なのは、理屈が分かっていて式を立てられるかどうかです。
 1級の工業簿記・原価計算ではもう少し高等な数学を用いるけーうも出てきます。それにしたって大切なのは論理的に考えることと、それを支えるだけの会計への理解です。
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この回答へのお礼

分かり易く教えていただいてありがとうございます。
また質問する際はどうぞよろしくお願いします。

お礼日時:2014/05/26 14:48

その精算表の決算期間はどうなっていますか。

問題文のどこかに示されていると思いますが・・。

決算期間が分かれば、過去の償却額を計算できるので、そこから社債の額面総額を算定できると思います。

それにしても、2級で償却原価法とはレベルが上がったものですね。
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この回答へのお礼

重要な部分が抜けていてすみませんでした。
また質問するかと思いますのでそのときはどうぞよろしくお願いします。

お礼日時:2014/05/26 14:45

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