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刑事事件の判決で、懲役20年とか30年とか、重い量刑で結審するケースが時々ありますが、実際は普通にしていれば反省の態度が見られるとかで、大部分は刑期途中で仮出所させるようです。 それも被害者や一般社会にも一切極秘らしいですよ。

そこで疑問を感じたのです。

1.厳しい刑務所生活をおくれば、誰だっておとなしくなるのが当り前です。  それを反省の態度があると見なすのであれば、刑期満了まで入所する犯罪者って一人もいなくなると思うのですが、どうでしょうか?  もしそうなら、判事が下した懲役刑なんて、何の意味も無く、法治国家が聞いてあきれる事になるのですが ・・ また、被害者家族の感情はどうなるのでしょうか?

2.仮出所した者が、その直後にまた犯罪を行なった場合、仮出所を許可した者の責任はどうなるのでしょうか?  内心は、とんでもない事をしてしまった、という後悔の念はあるでしょうか? 許可さえしないで、判決どおり入所させておけば、新たな犯罪も発生しないし、被害者も今までどおり平和な生活をおくれていたのに、という事にならないでしょうか?  仮出所を許可した者の責任は計り知れないように思いますが、それに関した記事や特集など見た事がありません。 もしかすれば、業務上過失ナントカ、という罪になりませんか、いかに公務上の判断とはいえ?  政治家の場合だったら、すぐに責任問題に直結しますよね。

3.そもそも仮出所なんて被害者無視の制度はいつ、誰によって、何の理由で、採用されるようになったのでしょうか?

4.このまま放置すれば、法の番人による「法の軽視」 に直結すると思えるのですが、見直そうという動きはないでしょうか? もしあるとすれば、どういった勢力は反対陣営になっていますか?


なお、特定の犯罪者を名指しするのは、適当ではないと思いますので、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

きちんとした回答等ではないので、すみません。



私の父は刑務官でした。
なので、私も質問者さんのようにとんでもない犯罪を犯した人間が、結局たいした年数でもないうちに社会に出てくるのは何故か聞いたことがあります。
本当に被害者感情からしたら一生出さないで欲しいと思うのに、不思議だと思いましたので。

父の答えの要旨はこうでした。
人間、希望がないと生きていけないから。

20年の懲役・無期懲役と言われて、そのままだとやけになってしまうが、真面目に努めれば少しでも早く刑期を終わることが出来る。
だから、真面目に努めさせるためには必要なことなんだ。

私自身、納得はしていませんがそういう意味もあるようです。

また、釈放された元受刑者や仮釈放中の受刑者が犯罪を犯した場合、刑務所には責任がないのかとも聞かれたこともあるそうです。

父の答えは
今の刑務官の数では、収容している受刑者を更正させるのに手一杯なので、出所した人間のケアまでは出来ないことなんだ。
と言ったそうです。

私自身、そんなものなのかと割り切れませんでしたが、現実はそうなのかもしれません。
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この回答へのお礼

刑務官の御家族からお答えいただき、感謝しています。

希望という意味では、逆に、真面目にしていれば刑期どおりに出所できるが、そうでなければ延長するかもしれないぞ、と言えば刑期満了まで真面目に努めるかもしれませんね。 極論である事は承知していますが ・・・ 
それと、仮出所させるのが収容設備や人件費からでたものであるなら、国民に説明して予算を増やすべきでしょうねえ。 反対するなら、大量の犯罪者を仮出所させるぞ、と言えば即刻OKになると思いますよ。 本当に割り切れませんね ・・・ そもそも何で税金を使って犯罪者に矯正してもらわなければいけないのか、本当は理解できないんですよ。 矯正なんてしなくていいから、一生刑務所にいなさい、と言いたくなります。 今の日本では、人権擁護団体がうるさいから、こういうホンネは言ってはいけないんでしょうが ・・・

お礼日時:2004/05/21 17:20

先日はご回答いただきありがとうございました。


質問自体、削除されてしまいましたが・・・。

色々と興味深いサイトをご紹介しておきます。


10年、15年と長期の受刑者の出所後、確かに更生施設はありますが、極悪犯罪のほとんどはカタギによる再犯なのですよね。
これはもう、更生云々の次元ではなく、人格異常がもたらした犯罪という他ありません。
件の深川事件にしたところで、覚せい剤が起爆剤にはなったものの、従前の異常性格の起因大との鑑定でしたから。
しかし、心神喪失により減刑・・・やるせないです。

参考URL:http://www.geocities.jp/cpcraur/pf9007.html
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。 現在、深刻な社会問題になっていますので、興味深い御質問だったのですが、残念です。
再犯が結構、多いんですねえ ・・・ じゃ、一体何のための更正、仮出所だったんでしょうか ・・・ やはり、厳罰主義に戻るしか道はなさそうな感じがしますね。 その方が、結局は再犯を防ぐ効果があるようにも思いますね。

お礼日時:2004/05/24 10:03

「刑期満了まで入所している受刑者がいない」という前提が誤っています。



法務省ホームページから「白書・統計」→「矯正関係」の
「出所受刑者の出所事由別人員の推移」でも見ればわかりますが、
出所する受刑者の半数弱が満期出所です。

参考URL:http://www.moj.go.jp/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 サイト、拝見しました。 元々、全員が仮出所するなんて思っていなかったですが、統計ではナンと半分以上が刑期途中で社会に出てくるんですねえ ・・・ しかも、刑期がわずか数年という者まで含めて、この数字でしょう?  懲役20年とか30年とかの凶悪事件をおこした犯罪者だけに絞ったら、もっと仮出所率がグーンと上がるのじゃないでしょうか。
ところで、私の質問に答えて頂けると有難いのですが ・・・ 宜しくお願いします。

お礼日時:2004/05/21 17:37

日本の裁判は基本的にどんな凶悪な犯人も真人間に戻れるという理念にもとずいています。


しかし、実際は出所した犯罪者の半分以上が、また刑務所に返ってきます。
無期懲役の犯罪者も実際は10数年で出所できます。
天皇が死ねば、恩赦が出てさらに刑期が縮まります。
日本には終身刑が無い為、死刑と無期懲役の差が激しすぎると昔から言われ、問題にもなっています。
出所した犯罪者は大概、また犯罪をおこしますが、このことによって誰かが責任を問われることはありません。
最近ずっと言われていることですが、犯罪者の人権のが被害者の人権より優先される傾向があり、被害者やその家族をずっと苦しめています。
それによって最近は少しずつ被害者の権限も強化されてきている部分もありますが、まだまだ加害者有利の状態ですね。

現在では轢き逃げ犯が捕まる確率は25%だそうです。
数年前までは50%以上だったんですが・・・
つまり人を轢いた時、逃げる方が確率的には正しいってことになります。
正義など無くなってしまうんでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 日本はとても怖い国になってしまったんですね。 法律なんて、あってもないのと同じですか。 結局こういう事で、法の軽視というか、法律なんてどこ吹く風、という今のような風潮ができあがったんですねえ。 暴走族への警察の対応も手ぬるいし、おまけに少年法もザル法のようだし ・・・ ところで、社会的に未熟だという理由で少年法が存在するなら、いっそうの事、適用年齢を逆に25歳とか30歳まで引き上げたらどうでしょうか? 今の日本人は昔と違って、成熟度が遅くなっているとか言われた事がありますので ・・・

お礼日時:2004/05/21 17:29

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