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以下の図は(a)から(e)の小信号等価回路を描く問題とその解答です。何故解答のようになるのか全く分かりません。
ソースやドレインが電源や抵抗と繋がれておらず相互コンダクタンスや出力抵抗のみ考えれば良い場合についてはある程度分かっているつもりなのですが電源や抵抗と繋がれるととたんに分からなクなってしまいました。出典は数理工学社『mosによる電子回路基礎』(池田誠・著)の34ページからです。詳しい方がいらっしゃったら教えてください。よろしくお願いします。

「mosトランジスタの小信号等価回路の問題」の質問画像

A 回答 (1件)

>ソースやドレインが電源や抵抗と繋がれておらず相互コンダクタンスや出力抵抗のみ考えれば良い場合についてはある程度分かっているつもりなのですが電源や抵抗と繋がれるととたんに分からなクなってしまいました。



回答>>
 まず、小信号等価回路には大前提があります。それは交流等価回路である、ということです。
交流等価回路というのは電圧電流の変化分のみを扱い直流は扱わないと言うことです。
 電源をつないだ場合、電源は直流的にはある値の直流電圧、この場合はVddの値を持ちます。しかし、小信号等価回路では交流等価回路ですから、変化分しか考えないので、直量の電源は電源電圧としてみれば、ある一定の値の電圧を保持していますが変化しません。交流的にはゼロボルトと言うことになります。回路で変化しない場所は、そう、GNDとみなすわけです。
 結局、小信号等価回路では変化しない直流電圧はGNDとみなします。ですから、例えば(a)の回路の等価回路では電源は見当たりません、ドレインに接続されている抵抗RDは等価回路ではドレイン、すなわち出力VoutとGNDの間に接続されてるのが分かると思います。そうです、直流電源VddはGNDとして等価回路では扱われるのでGNDにつながれたわけです。

以上が「電源や抵抗と繋がれるととたんに分からなクなってしまいました」の原因ではないかと思います。これでも不明な点がありましたら補足であげてください。
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この回答へのお礼

お映画遅くなって申し訳ありません。詳しい説明ありがとうございました。後の章のソース接地回路やゲート接地回路について読むことで自己解決できました。

お礼日時:2014/07/07 14:51

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