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電気分電盤にアースが必要なのは
なぜですか?
家電自体にはアース取り付けなくても
何も問題なく使えますよね
よろしくお願いします。























A 回答 (6件)

電気主任技術者です。



>電気分電盤にアースが必要なのはなぜですか?
●分電盤にアースは必要ありません。

>家電自体にはアース取り付けなくても何も問題なく使えますよね
●家電機器に故障等の事故がない限りは問題なく使えます。
もし、機器に漏電があった場合に感電事故する恐れがありますので、これを防ぐために筐体をアースを施しますが、法的には水気のある場所では義務づけられていますが、そうでない場所ではアースは必須ではありません。
たとえば、洗濯機やエアコン屋外機などはアースを取り付けます。

なお、オーディオ関係でアースすることを勧めるひとがおりますが、遮蔽効果はアースとは関係ありませんので不要です。
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<電気分電盤にアースが必要なのは


<なぜですか?
振動などでネジ緩むのでそこに水とか入ると感電するからですよ

<家電自体にはアース取り付けなくても
<何も問題なく使えますよね
昔のテレビとかですと真空管とか使っていたので
よく感電していましたよ、痛いので靴はいていないと危険ですよ

電気というのは感電する可能性あるのは否定できませんよ。
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接地、という言葉を知りませんか。


日本語でこういうことが「アース」です。

回路設計でいう接地、はどういうことかというと、ある電極と別の電極の電位差が0だということです。

いつも教えているとき使うたとえ話をいたします。

酒樽が2つあるとします。
下に注ぎ口というのがあって、栓を抜くとそこからお酒が流れてくる構造です。

この二つは別の棚に乗っていて、段差があります。
もし二つの酒樽の注ぎ口をホースでつないだらどうなるでしょうか。
段差が高いほうから、低いほうにお酒は流れてきます。段差が極端に違っていたら、上の酒は下の樽に注ぎ続け、下の樽はあふれ出します。

この二つを、同じ床に並べておいたらどうなるでしょうか。
二つの樽の酒は、同じ水位になるまでは動きますが、たいらになったらもう移動しません。

これが「接地」と言う概念です。

電位という概念が電気回路には存在します。

これは、自分の回路(ボード)内ではゼロだと思う点から測ってどのくらい電子があるか、という考えだと思ってください。
仮に1.5ボルトの乾電池が載っていたら、そのマイナス電極からみたらプラスの電極は+1.5Vの電位があると考えるのです。
そして、プラス電極とマイナス電極の間には1.5Vの電位差があると言います。
プラスとマイナスをつないだら電流が流れだし「ショート」ということをおこしますが、その瞬間にプラスマイナス間に1.5Vの電圧がかかっているといいます。

いいでしょうか。このボードの上ではマイナスの電極を0Vという考えをしてかまいません。

もし別の、このボードではない回路があるとします。ここにも、どこかに0Vと考えている箇所があります。

この二つのボードをつなぐとします。
その段階で、0Vはどこでしょうか。
実はわかりません。それぞれが考えているゼロ位置は違うかもしれない。
二つの樽が段差のある棚に載っているのと同じことです。
それをいきなりつなぐと、回路間で予測できない電流が流れてどちらかの回路が飛んでしまうかもしれません。

それを防止するために行えることは、

・片方がゼロだと思っているものと金属棒のようなものをつないでおく。
・その金属棒にもう片方がゼロだと思うものとつなぐ

とやれば、どちらのゼロ点も同じ電位だということになります。
二つの樽を同じ床に並べるということです。

これがアースということです。いま言った金属棒、というのを、地面と考えれば常識と合うでしょう。
家電はアースをとらなくていいなんていうのは嘘です。
すべての電気製品はアースをとる必要があります。
分電盤だけだと思わないでください。

どれかだけの電位が高かったり低かったりすると、その機械は壊れる危険があります。
隣から大量の電流をかぶったり、他の機械にバケツをひっくり返したりする可能性があるのです。
問題なく使えるじゃないか、と思うのは単なる幸運にすぎません。
特に電子レンジだとかクーラーのようなものを接地しないと、爆発まではいかなくても発火して火事のもとになったりしますので注意ください。
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色々あると言えば有るのですが、一番は感電事故防止です、アースが落ちていないと、電気分電盤に何らかの事故やミスで漏電しても、漏電ブレーカーは作動しませんが、人間が触った瞬間感電します。


また家電製品で通常問題無い、水回りで使う洗濯機など、通常漏電している様では欠陥商品です、あくまでも何かのトラブルで漏電した場合、通常より感電死の可能性が高くそのための安全策がアースです、通常問題無ければ大丈夫と言う考え方をしない方が良いと思いますが。
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もし、分電盤のからの電気回路に漏電があった場合にアース回路を通して分電盤の漏電遮断器(ブレーカー)が漏電を感知して漏電火災や感電事故を未然に防止してる意味があるから、アース回路は必須になります。



家電品のアースは、絶縁不良による漏電や機器から発生する電気ノイズをアース回路に逃がす働きがあります。

最近の電気洗濯機は、筐体が合成樹脂(プラスチック)製が多いため、モーターなどの電気部品が絶縁不良になっても筐体には漏電し難い構造ですが、ステンレス洗濯槽に漏電した場合は水に濡れた人体の手で感電すると100Vの電圧であっても水に濡れた人体の電気抵抗値は低いので心臓麻痺を起こすような危険な電流が流れる感電事故になる恐れがあるため、電気洗濯機のアースは必要でしょう。

その他、オーディオアンプなど音響機器のアースは誘導ノイズ(ハム音)などをアースに逃がすことでノイズが消えたり低減する効果もありますし、電子レンジのアースは筐体のシールド(遮蔽)の効果の意味があり電磁波(マイクロ波)が外部に漏れ難くなりますが、アースが無くても問題がないような設計になってるだけで、絶縁不良を起こした家電品で漏電や感電の経験をするとアースの必要性を実感するでしょう。
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「アースの目的は交流の電気を使うことによって発生する電場(電磁波の要素のひとつ)を抑制することにあります。

つまりアースによって、
1.感電防止
2.電位の均等化
3.静電気障害の防止
4.避雷
5.大地の回路利用
6.通信障害の抑制
7.ノイズの防止

などだけではなく、身体への影響も大きな目的のひとつとして考えられています。 」

http://www.all-earth.jp/earth/index02.html
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