dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

市販の撥水スプレーを見ると、シリコン系やフッ素系などがありますが、それらは性質や能力がどう違うのでしょうか?(値段は大体同じようですが?)
また最近は洗濯機に入れて衣類をすすぐことで撥水加工できる製品もあるようですが、これはどのような物質を使っているんでしょうか。
用途や加工する材料によって使い分けたりするんですか?

A 回答 (1件)

一般的に、フッ素系の方がシリコン系より撥水機能が高いということになっています。

ただ、フッ素系は基材に定着させるのがシリコン系より難しいことが多いのと、原料がシリコン系よりも高価であることから、フッ素系については値段はやや高めで付加価値のついた場合に用いられることが多いようです。
撥水剤は、撥水機能そのものの他、その機能がいかに長期間保持されるかも重要になることが多いのですが、その場合は定着させたい基材との相性を適切に選んでやり、まめにメンテナンスしてやるといいようです。基材との相性というのは、フッ素系、シリコン系、というおおざっぱな分け方だけでなく、シリコンがどのように分子修飾されているか、あるいはモノマーかオリゴマーかポリマーか、などということも関係してきますので、取扱説明書などをよくお読みになって適切なものをご選択下さい。

メンテナンスについてはフッ素系は、わりにこまめにメンテナンスしないとシリコン系より落ちやすようです。
また、フッ素系の方が撥水機能が高いのですが、その分表面の自由エネルギーが高いため汚れなども吸着しやすくなります。汚れが吸着すると撥水機能自体は下がります。

> 最近は洗濯機に入れて衣類をすすぐことで撥水加工できる製品
これは、もしかしたら洗濯機に入れて衣類をすすぐことで撥水加工を維持しやすい、というものではないでしょうか?
洗濯機に入れただけで撥水加工できる、というのは原理的に考えてちょっと矛盾していますので。
普通、洗濯を重ねると撥水剤は段々落ちていってしまいますが、その製品は大丈夫ですよ、という意味ではないでしょうか?

お役に立てばいいのですが・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
一般的にフッ素の方が性能が高いが、値段が高く、また撥水性も落ちやすい、ということですね。

また同じシリコン系でも製品によって値段がだいぶ違いますが、モノマー、ポリマーなどの違いもあるのかもしれませんね。

>洗濯機に入れただけで撥水加工できる、というのは>原理的に考えてちょっと矛盾していますので。
私もそう思ったのですが、実際に市販されています。
たとえば、以下の製品がそうです
ニクワックス  TXダイレクトWASH-IN
しかもこの製品は水を溶剤にしていて、乾くと撥水機能を発揮するようです。

お礼日時:2004/06/10 09:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!