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スペインにアラブの後ウマイヤ朝があって、ゴルドバなどかなり栄えたそうです。当時はアラブの方が先進的でした。

大航海時代もありますが、これらも含めて重いと言えるのでしょうか?それともアラブって含めないのでしょうか?

A 回答 (2件)

スペインが何か常に歴史のある重みのある国って、信じてきっている人が確かに多いですね。



ちょっとスペインの歴史でも調べたら、戦争ばかりで疲れきった国なんですが。何百年もイベリア半島をアラブ人の支配下、それが、1400年代にイサベル女王と、負け戦知らずの亭主の出現で、アラブから取り返した。そして、ついでに、冒険好きのイタリア人に西回りでインドに行くスポンサーになった。
それが新大陸発見につながり、金・銀が大量にスペインに。その資金で作り上げたのが、当時人口8000人の田舎町マドリー。ところが、金銀豊富な植民地にしていた中南米も200年もたつと独立。資金源がたたれ、再び内戦で荒れに荒れ。

重い歴史と言えば、1400年末から1500年終わりのたった100年だけなんですが。
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スペインに限らず、武具の観点では13世紀時点ではアラブの方が先進国でした。



火薬は11世紀の発明と言われていますが、それを利用した火気、具体的には今でいうライフルの原型は13世紀にアラブで発明されました(ライフリングはありませんが)。1247年のセベリア侵攻で使用されたローマン・キャンドル・チューブという火薬で弾丸を飛ばす武器を使用しています。
侵攻が記録されているだけで、その火気についての記録はほとんどありませんが、銃口から火を噴き、大音量で物が高速で飛んでくる、もちろん命中精度などは期待できないものであっても、刀、槍、弓、弩程度しかなかった後進国の欧州地域には、戦争の概念を覆すとんでもない武器でした。その後、今のチェコ、イタリア、ドイツ、ベルギー、オーストリア等の地域で発展改良が為されていますが、それは以降の歴史なので割愛します。

スペインの強大な歴史が始まるのはレコンキスタ以降のことで、レコンキスタの完了が1492年、ほぼ15世紀の終わりから、実際には16世紀中頃から17世紀前半まで、16世紀末の1588年のアルマダ海戦でスペインの無敵艦隊がイングランド海軍に敗れたことを契機に制海権を徐々に失い、黄金時代は終わりを迎えます。

歴史的にはスペインの黄金時代に多くの植民地を獲得するとともの制海権を持っていましたが、その期間は80年ぐらいのものです。

もちろん、スペイン語圏となった国々の多く(ほぼ南米)は現在でもスペイン語を使用していますし、英語圏となったフィリッピン、グアムでもスペイン語を源流とする単語が数多く残ってて、日常でも使われています。そういう観点では、スペインの歴史は無視できない影響を及ぼしたとは言えるでしょう。文化形成にアラブの影響はあったかもしれませんが、それは既にスペインの文化に咀嚼されていますので、一般的にはスペインの影響という概念にはアラブ文化は含まれません。
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