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śūnyaという言葉がありますが、人間の名前として使う場合、このままでいいのでしょうか、それとも格変化させた方がいいのでしょうか。個人的には、śūnyatāとかではなく、śūnyaのままでいいような気がしますが。

A 回答 (4件)

回答番号1で余計なことを書きましたが、OKWaveのaさんに直接たづねましたら、別の人でした。

すみません。

御質問の意図がわかりかねるのですが、日本語や英語などの格変化のない言語のなかで、人名として使用するのであれば、おつしやるとほり、「śūnyaのままでいいよう」に思ひます。形容詞は厳密に名詞と区別されてゐるわけでもありませんから、そのまま名前としても使へます。

いちおう、サンスクリット語での「格変化」を記しておきます。(人名ですので、中性形や双数・複数形は省きます。)

śūnyaの男性形
शून्यस् śūnyas [主格]空が
शून्य śūnya [呼格]空よ
शून्यम् śūnyam [対格]空を
शून्येन śūnyena [具格]空で
शून्याय śūnyāya [与格]空に
शून्यात् śūnyāt [奪格]空から
शून्यस्य śūnyasya [属格]空の
शून्ये śūnye [処格]空において

śūnyaの女性形
शून्या śūnyā [主格]空が
शून्ये śūnye [呼格]空よ
शून्याम् śūnyām [対格]空を
शून्यया śūnyayā [具格]空で
शून्यायै śūnyāyāi [与格]空に
शून्यायास् śūnyāyās [奪格]空から
शून्यायास् śūnyāyās [属格]空の
शून्यायाम् śūnyāyām [処格]空において

śūnyatāも、この女性形と同じ語尾変化です。

何かありましたら、補足していただければ、わかる範囲で回答いたします。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答、ありがとうございました。

さほど深い意図があって質問したわけではないのですが、
13世紀のイタリアやフランスを旅するインド人の名前を考えているときに、
Mahāśūnyaという言葉が頭に浮かんだので、
これを人名として使うことが「全くの間違いとは言えないだろう」と思いつつも、
質問した次第です。

発端はご指摘のとおり般若心経ですが、
実は、パーリ語として使ってはどうかと考えていました。
ただし、13世紀にパーリ語が存在したかどうかは調べがつきませんでした。

従って、ヒンディー語に用例があるとのご指摘をいただき、
少々安心しました。

サンスクリット語を知らない外国人がśūnyaという音を聞いて名詞と思っても
不自然ではないだろうというのが私の発想ですが、
この人名については、サンスクリット語にこだわらないこととします。

丁寧なご回答に、改めて御礼申し上げます。

お礼日時:2015/02/15 23:23

「お礼」拝見いたしました。



>13世紀のイタリアやフランスを旅するインド人の名前

小説か何かお書きになる予定なのですか。

>パーリ語として使ってはどうかと考えていました。

「śūnya」に相当するパーリ語は「suñña」になります。ネットの記載を読むと、ほそぼそと現在まで受けつがれてゐるやうです。
http://www.manduuka.net/pali/basic/index.cgi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC% …

>外国人がśūnyaという音を聞いて名詞と思っても不自然ではないだろう

はい、私もさう思ひます。

今後もいろいろと御教示くださいませ。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

ご指摘のとおり物語を考えています。
ただし、構想だけで終わる可能性もあります。

正確に申し上げると、パーリ語が細々と使われ続けていたことは知っておりましたが、
13世紀のインドで日常的には使われなくなったらしいので、考え直すことにしたという次第です。

また、パーリ語でもśūnyaと使っていたと記憶していたのですが、自分で確認したのではなく、
かなり前にある人から聞いたような気がしていたので、それが間違っていたのだろうと思います。

ご教示により、問題が解決しましたので、以上でこの質問に関するやり取りは終了したいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/02/18 23:20

回答番号1のplapotaです。

書き忘れたのですが、この御質問は『般若心経』についてなのですか。

शून्य śūnya
शून्यता śūnyatā

のどちらの言葉も出てきますから。
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言語名が記載されてゐないのですが、ヒンディー語ですか、それともサンスクリット語ですか。

はたまた、それ以外の言語ですか。お詳しいやうですので、私でお役に立てるかどうかわかりません。デーバナーガリーで書けば、

शून्य śūnya 意味「empty」
शून्यता śūnyatā 意味「emptiness」

ですね。

サンスクリット語でしたら、śūnyaは形容詞です。サンスクリット語として使用なさるのでしたら、男性形、女性形に合せて格変化が必要です。別の言語のなかでの使用でしたら、そのままでもかまはないと思ひます。śūnyatāは名詞です。女性名詞ですね。これも当然格変化しますので、śūnyaと事情は同じです。

ヒンディー語はまつたく学習してゐません。śūnyaは、サンスクリット語と同じく「からつぽの」といふ意味の形容詞として使はれたり、「sky 空」といふ男性名詞になつたり、数字の「0」をあらはしたりするやうです。śūnyatāはサンスクリット語と同様に名詞です。

もしかして、変極星さんは、OKWaveのaさんですか。
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