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一口に芸者と言っても色々だと思うのですが、それを 外国人に上手く説明できず困っています。京都の芸者さんは 所謂 温泉芸者とは 違うことを説明したいのですが、そもそも 京都の芸者さんは どういう課程を経て 芸者さんになるのか
が わかりません。京都の芸者さんなる課程や 条件など 教えてください。

A 回答 (2件)

http://www.e-koito.com/index.html
こちらの、「生きている廓を見つめて」が詳しいです。

現役の方がたしか書いていらっしゃったはず。
どこかの雑誌で紹介されていました。

京都の芸妓さんのお話ではなかったような気がしますが、
「芝桜」という小説や「花」というマンガにも詳しく載っています。
花の方は、浅草のお話だったと思います。
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この回答へのお礼

早速 回答を頂き有り難うございました。
なかなか 日本独特の世界を外国の人に説明するのは
大変ですが 頑張ってみます。本当に有り難うございました。

お礼日時:2001/06/15 11:08

下のURLのお座敷案内の竹の間(舞妓、芸妓ってなんだろう)のページに舞妓の準備段階から芸妓になるまでの課程が載っています。



また、渡辺淳一著「私の京都」(1989)から抜粋します。--全国に450の花街が残っているとはいえ、その実態はピンからキリまで様々で、芸者もピンからキリまでいる。芸者と聞くとすぐ温泉芸者を思い出す人がいるようだが、これはキリの方である。宴席に出て酌をし、歌の1,2曲を歌って、あとは客の求めに応じて躰を許すこともある。実態はソープ嬢と変わらない。
芸者とは名の通り、芸を持っていることが第一条件である。それも主に座敷で披露できる踊り(舞)、三味線、鼓、太鼓、謡いなどである。間違って困るのは温泉地にいる芸者さんがすべて温泉芸者というわけではない。古い温泉地にはかつて栄えた花街があって芸のできる本当の芸者さんもいる。それが温泉芸者などと言う呼び方で広まったのは客が芸よりも躰を求めるようになったからである。芸者の質の低下は客の質の低下と無縁ではない。
このような風潮の中でなお頑として芸を優先させ、昔ながらの風格を保っている花街が幾つかある。そのピンの一つが京の祇園である。ここには現在110人の芸妓と25人の舞妓がいることになっている。こうした一流の花街は祇園以外にも京都の先斗町、上七軒、東京の新橋、柳橋、神楽坂、赤坂、大阪の北の新地、名古屋や金沢などがある。これらのなかで祇園が現在の日本の花街の中で格式、規模、知名度などが一番だと思う。これだけ大きな規模で昔ながらの形態を残しているところはあまりない。そのことは舞妓の存在一つについても言うことができる。もともと舞妓は芸妓に対する言葉で舞を舞って客席に花を添える若い女という意味である。芸事や礼儀作法を学ぶには若い頃の方が良いと言うことから、花街では昔から少女が客席に出ていたが、これらを「お酌」とか「半玉」と呼んでいた。舞妓も同じだがこの呼び方は祇園だけである。各花街の芸事には昔からそれぞれ流派が入っているが祇園の踊りは井上流一派と決まっている。この井上流はいわゆるお座敷舞いで他の流派と比べて動きが穏やかで「踊り」と言わず、「舞い」と言う。舞妓、半玉、お酌と呼び方はいろいろだが、ともに十代半ばから二十歳前までの若い子で芸者として一本立ちする前の見習いである。だが、最近この種の若い子は減って神楽坂で一人、新橋、赤坂では皆無である。この状況の中で祇園だけは例外で25名の舞妓がいる。---

私が聞いたことがあるのは、京都市の条例で舞妓さんだけは15才くらいでも酒の席に同席することが許されているそうです。

参考URL:http://www.din.or.jp/~an-natu/index.html
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この回答へのお礼

早々 ご丁寧な回答を頂き有り難うございました。
ご紹介頂いたホームページとても参考になりました。
それにしても これを きちんと 英語で説明するのは
難しそうです。でも なんとか 頑張って 京都の
芸者さんについて 外国人に理解してもらえるようにしたいと
思います。

お礼日時:2001/06/15 11:03

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