プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんばんわ。大学でインフラ関係の研究室にいる大学生です。

インフラの海外展開について日系企業のアプローチの問題点を洗い出して
今後の海外戦略について提言をまとめたいと考えています。
色んな人にヒアリングをしながら進めたいのですが、どのあたりが問題点なのか
アタリがついておらず、ヒアリングのアポも取れない状況です。

そこで、ご存じの方、日系企業がインフラを海外に売り込むにあたって
どのあたりに課題があるのか、ざっくりご教示いただけないでしょうか。
製造業だと、商品は良いが売り方が下手等といいますが、インフラは規模も大きいし
相手の政府まで根回しが必要な案件もあり、性質が違いますよね。
普段、触れることのない分野なので、取っ掛かりがつかめない状況です汗

お手数ですが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

大変な研究ですが、やはり現場の声を聞くか、不可能ですがあなた自らが仕事をし、経験することでしょう。

あくまでも研究やその調査は、統計でしかなく、私も経験しましたが、役にたつことは企業ではありません。テレビに出ている、あめ玉1個も売った事がない、デスクワークばかりして、本読み過ぎ、仕事で汗かいたことのない、受け売りしている経済評論家には、現場はとうていわかりませんし、企業も相手にしてませんから、まあ企業に聞いても答えてくれませんから、また予想屋のようにでたらめを、苦労したかのように報告論説するのが、その筋の学者や研究者がする事です。また企業は、協力ましません!OBに社内実力者がいても、企業秘密を外部に漏らすなど誰がするものか!それも判らないのが、学者や大学教員です。世間知らずNo.1ですから!それにうまく利用されてますね!企業に汗はく通って一件一件頼みましたか?それをしてないのが、あなたの先生達ですから!
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私が知っている限り「日本企業は規格(ルール)作りの時点で負けている」というのが現状のようです。



新幹線輸出を例にとります。
新幹線のようなプロジェクトを推進する場合、その国にインフラを構築する能力が無ければ国際入札になるわけです。

国際入札になった場合、TGVの仕様と新幹線の仕様が違うから金額に大きな差がある、では入札になりません。
そのため、国際入札に図る際には国際規格ISOなどに準拠した規格で入札することになります。

ここ数年、新幹線の売込みでJRなどが苦労したのがこの「国際規格」です。TGVなどは、最初から国際規格を狙って構築し、インフラとして実績を得た時点で国際規格に登録しています。しかし、日本の新幹線は国際規格を何十年も取っていなかったのです。

なぜ、取らなかったかというと輸出よりも国内整備で手一杯だったからです。

しかし、北陸新幹線が開通し、北海道新幹線の目処がついた今では、国内に新幹線を通す案件はほとんど残っていません。そのため、生き残りをかけて売り込みをしたのですが、国際規格に乗っていないものは入札に参加できないのです。

台湾の新幹線は、もともとTGV向けの保安規格や電気規格・軌道仕様などに新幹線の車体を乗っけて運用する変則的なもので、JRなどにすれば「おいしくない」案件ですし、最初の運転手はヨーロッパ人で指導はJRが行なうという鉄道文化の衝突も起きたようです。

これに懲りて、JRなどは体制を整え、仕様作製と国際規格へ登録することを優先し、その結果が最近のタイやインドなどへの働きかけにつながっている、わけです。

これと同様、単に機器を納入するだけならよいのですが、建設以外のインフラは国際規格になっていないものが多数あり、電気関係も変電施設から電柱、家庭用のメーターまでのパッケージで売り込むことが難しいようです。

このあたりで調べたらいかがでしょうか。

また、もうひとつの問題は「賄賂」であるようです。日本の場合、世界的に見て賄賂に厳しいため、案件を取り逃がしたり入札情報を教えてもらえなかったすることがあるようです。

一時期大使館に高級ワインがたくさんあることが話題になり、だいぶ非難を浴びたのですが、その程度の許容ができない日本では、賄賂が普通の途上国では老練な欧米諸国や中国に太刀打ちできないでしょう。
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関連本を読んでから質問してます?


発展途上国だと円借款とセットが重要だとか、中途は支払条件の履行でもめるとか。

学生なら基礎的な本くらい読んでから質問したほうがいいと思いますけど。
(本紹介しようかと思ったけど、研究室ならそれなりに聞く人いるでしょ?)
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