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コンクリートには劣化現象(塩害、アルカリ骨材反応、凍害、化学的劣化、疲労)とありますが、現象を防止する対策を教えてください。もしよろしければ、発生する時のメカニズムや顕在化したときの状況など詳しく書いてあるURLも教えてください

A 回答 (2件)

1)塩害


 塩分によりなかにある鉄筋が錆びる。
 対策としては、塩分濃度が少ない骨材を使用する。
 また海岸に近い地域では、塩分が侵入しにくいように、表面を塗膜するなどの対策を立てる。


2)アルカリ骨材反応
 コンクリートはアルカリ性ですが、骨材のアルカリと反応する骨材があります。反応を起こすと膨張し、コンクリートを損傷します。またひび割れの発生により水分が侵入し、鉄筋のさびを発生させます。骨材の選定が重要です。

3)凍害
 ひび割れ部分やくぼみにに水分が侵入し、水分が凍結することにより、コンクリートを損傷します。コンクリートの表面は平滑でないので、塗幕処理などにより水分の侵入を防ぐ

4)化学的劣化
 特殊な薬品を用いる場所などでは、表面を耐薬品製の保護材で覆う。下水道では自然発生した化学物質により腐食されるので、腐食した部分をはつり補修を行っている。

5)疲労
 繰り返し荷重を受けると疲労することにより、ひび割れの進展、鉄筋の金属疲労が生じる。定期的な点検と補強により長寿命化を計る

6)そのほかに積載荷重などにより長期にわたって少しずつたわみが大きくなるクリープという現象もあります。

以上、思いつくままに、簡単に記述しましたが、全てについて詳述するのは不可能です。

ホームページは知りませんが、書籍なら日本コンクリート工学協会より、コンクリート診断士のテキストが出版されています。質問事項を網羅して、まとめられた本ですので、詳細はそちらを見てください。

参考URL:http://www.jci-net.or.jp/
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参考サイトを紹介してみます。



参考URL:http://www.con-pro.net/
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