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田舎の実家の両親の所に、両親が言うにはある企業から土地を貸して欲しいという話が来たそうです。
場所は森林になっている土地で、周りも農地とかそんな感じです。
その業者はソーラーパネルの地面設置業者で、年間いくらになるかは、土地の登録を雑地に変更したり、又聞きなので私はよくわかっていないのですが国に申請して通るかどうかとか、売電契約でどうなるかで決まるらしいんです。
その上で、はっきりしないけれど恐らく両親のその土地の年間の収入は60〜70万になるだろうと言う話らしいです。

周辺での設置実績はなく、業者が言うには同じ県内のかなり離れた市等では実績があるらしいのですが確認しようもありません。

親の話が今一分からないので、その企業のホームページを確認した所、外国人の方が代表取締役や取締役で、ホームページは英語を日本語翻訳にかけた様な文章、「EPC契約」と書いてありました。

そのホームページを見た上で、私が思うにその企業はソーラーパネル地面設置の、手配や、契約や、建設業者との間を取り持ってくれる中間業者のようです。
(ホームページのURLを掲載して良いのかどうか躊躇うので伏せています・・・)

そのため、結局のところ私の両親の所へは「ソーラーパネル地面設置のオーナーにならないか」と言う話をしたのではないかと思います。
そういう業者が、「ソーラーパネル地面設置のオーナーにならないか」と言う話ではなく、
ただ「自社でソーラーパネルを設置するから土地を貸して欲しい」と来ることは有り得るのでしょうか?

両親だけでは不安なので、もう一度話を聞くことがあるのなら私も同席する予定です。
詐欺等ではないかどうかも不安です。
その様なことに詳しい方がもしいらっしゃいましたら、ご意見頂けないでしょうか。
宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

[EPC契約]というのは、設計から資材調達、建設工事までの範囲を言います。


つまり、発電事業者はEPC事業者と契約すれば、建設工事が済んだ設備を受け取れることになります。
当然発電事業者(発注者)はEPC事業者(請負者)に対価を支払います。
想像ですが、
ご両親に接触された方は発電事業者で「土地を貸してほしい、報酬は年あたり60〜70万」という事で、
それが了承されれば、別業者と「EPC契約」して建設が終われば発電事業の開始、
となると思います。

「自社でソーラーパネルを設置するから土地を貸して欲しい」というのは自治体相手では良くある話です。
この場合は発電事業者が自治体に持ち掛けますが、ここでいう「自社で」とは「自社の責任で」という意味です。
設計~設置までは誰がやろうと発電事業者の責任範囲で、発電事業自体も発電事業者の責任範囲になります。
自治体は、土地貸与の代償として発電事業が継続する間その利益の一部を受け取るだけです。

このような背景を踏まえて、土地貸与期間、どれだけの報酬がどれだけの期間継続されるのか、収益いかんにかかわらず受け取れるのか、否となった時の保証はどうするのか、自然災害による設備破壊があったらどうするのか、土地の当初造成や返却時の復旧はどちらの負担なのか、中途解約したいときはどうなるのか、当方の責任範囲はどこかにあるのか、…。雑草対策での除草剤散布や砂利敷き詰め、では、返却時の復旧ではもめるかも。
考えられるすべてのリスクを想定してその対応を契約書として残すことを考えての交渉が必要と思います。

素人ながら、ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とてもわかりやすかったです。
その後業者からの説明と、こちらの知人の弁護士やちょっと詳しい方にも色々話を聞くことができました。
>「自社でソーラーパネルを設置するから土地を貸して欲しい」というのは自治体相手では良くある話です。
>この場合は発電事業者が自治体に持ち掛けますが、ここでいう「自社で」とは「自社の責任で」という意味です。

まさに今回その通りでした。
こちらは土地を貸すだけで、土地の賃貸料はその企業の中で「1平米あたりいくら」というのが決まっていました。(相場くらいですが)。
隣接する土地の地主さんにも声をかけているらしくて、その中に元銀行員の方がいたので色々調べて頂いています。
書いて頂いた様な内容も全て業者説明の中で出てきました。
復旧については表面上揉めることはなさそうです。
ただ今回は、場所が山林でしたので関係各所にソーラーパネル設置を申請する為の前書類で、地主が賛同するかどうかというものでした(賛同したからと言って契約しなければならないと言うものではない書類、拘束力は何も無し)。
まだ契約にはなりませんでした。

お礼日時:2015/11/06 23:38

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