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電線接続時の不良で接触抵抗があった場合、電線の許容電流以内の電流が流れている場合、低圧(AC200V以下)の場合は発熱し、絶縁物が炭化し、電線が赤熱するまではかなりの時間が掛かりますが
高圧(AC6600V)の場合はかなり早く断線しアークが発生するのではないかと思われる事がありました。
そのような経験をされた方、文献が有れば教えて下さい。

A 回答 (2件)

文献ではありませんが、


熱の発生量はジュールの法則によりI²×Rで計算出来、一見電圧は関係ありません。
しかし、電圧が高いほど抵抗に電流を流す力が強いので、大きな接触抵抗があった場合高圧の方が大きな熱を発生すると思います。
100V回路に10A流れる抵抗負荷は10Ω、この内1Ωが接触抵抗だったとすると接続部の発熱量は100J
接触抵抗が11Ωになると電流は5Aとなり発熱量は275Jと2.75倍になり
さらに接触抵抗が91Ωになると電流は1Aとなり発熱量は91Jと下がります。
6600V回路で10A流れる抵抗負荷は660Ω、この内1Ωが接触抵抗だったとすると発熱量は同じく100J
接触抵抗が11Ωになると電流は9.85Aとなり発熱量は1067Jと10倍になり
接触抵抗が91Ωになると電流は8.8Aとなり発熱量は7047Jと70倍になります。
(時間は省略しています)
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この回答へのお礼

早速にありがとうございます。
ちなみに負荷はコンデンサですが同じように考えて良いのでしょうね。

お礼日時:2015/12/06 10:18

No1です。


接続部の発熱量は負荷がコイルでもコンデンサでも同じだと思います。
私個人の経験では高圧回路で接触不良が原因と思われるトラブルを見た事は有りません。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
私も初めての経験なのです。現実として、接続部の圧着端子がアークで溶断していましたがヒューズは切れていません。
I²×Rを再認識しました。
お世話になりました。

お礼日時:2015/12/06 12:25

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